あかパンジー(驚き)

「コピーライティングを使って作成した文章が本当に正しいのか分からない! テストってどうやるんだろう?」

 

自分で広告を作ったり、実際に運用しているとこんなことを考えてしまいますよね。

 

ネットに出回っている手法を試してみては「本当に正しいんだろうか」と疑問を持つ日々。

僕も似たような経験をしたのでよくわかります。

 

しかし、コピーライティングは

「本当に正しいのかどうかはテストするまでは分からない」

という場合が多いです。

 

  • 広告を見てどう感じるかはお客さん次第なので、一度市場にリリースしてテストしないと分からない
  • 自分が扱う商品やビジネスのジャンル」によって反応率が大きく変わるので、特に目標になる数字がはっきりしていない

 

など、自分で考えるだけでは限界がある(不確定要素が多い)からですね。

 

というわけで、今回はコピーライティングのテストのやり方から、即効性のあるテクニックを一度にまとめてご紹介したいと思います。

きっと広告が正しいかどうか悩む時間が減るので、効率よくビジネスを加速させることができるようになるはずです。

 

ロボパンビジネス情報部では普段からネットビジネスとリアルビジネス関係なく、様々な広告を使用しています。今回も過去の経験を参考にして、効果のあったノウハウをまとめてみました。

ロボパンビジネス情報部のこれまでの実績

コピーライティングはテストで反応率を調べるのが正解

コピーライティングはテストから改善が基本

結論からお伝えすると、

自分が書いたコピーライティングが優秀かどうかはABテストを行うことで簡単に分かります。

 

ABテストとは「2パータン以上の広告を用意して、それぞれの広告を見込み客にランダム(テキトー)に配り反応率を確かめる方法」です。

簡単な話「どの広告が正しいか分からないから、何種類か作ってみて全部ばら撒けば大丈夫だよね!」という、ある意味シンプルかつ最強の理論ですね。

 

 

「広告を2つ以上用意するなんて、お金がたくさんかかっちゃいそうだから無理!」

と思う人もいるかもしれませんが、その場合は100配る予定だったものを50:50に分ければ大丈夫です。

※お金に余裕がある場合は広告費を多めにかけたほうが早く結果がでます。

 

ABテストのイラスト

 

 

そう考えると「同じ料金を払い続けるなら、やらない方が勿体ない!」と思えてきますね。

今現在、定期的にチラシを配布している人なら、2パターン目のチラシを用意して配るべきですし、WEB広告ならABテストツールを使うことで簡単に効果を測定することができます。

 

この記事でも解説したことがあるように、現代では5000円~30000円ほどの資金があれば、WEB広告(PPC広告)を使うことで簡単にテストを行うことができます。しかも、WEB広告のサービス自体にABテストの機能がついていたりするので、誰でも簡単に挑戦することができます。

※グーグルアドワーズやYahoo!プロモーション広告などが有名です。

 

コピーライティングの成約率(CVR)の目安は?

テストの結果は最低でも1%

では、次にコピーライティングの成約率の目安について解説していきます。

この成約率を高めるのが、コピーライティングの最終的な目的になることが多いです。

 

これも結論からになりますが「平均で1~3%」くらいになります。

しかし、この数字は業種によってかなりバラつきがあるんですよね。

 

こちらのサイト「marketing sherpa」によると、

 

コンサルやメディア関係10%

教育・医療関係8%

その他8%

ソフト・クラウド7%

ハード・周辺機器5%

製造・生産4%

旅行・サービス業4%

小売・通販3%

非営利団体2%

このような数字になるそうです。

 

業種によってバラツキがあるので、「この数字を目指す」というよりも「常に上を目指し続ける」のが正解なんですよね。

どの業界でも成約率が高いに越したことはないはずです。テストしつつ、常に高みを目指していきましょう。

 

ただ、これだけはハッキリと言えるのですが

「成約率が1%以下になったらかなりヤバイ」です。

 

「正しい正解」はあやふやですが「改善しなければいけない数字」はハッキリしているので、

その数字を参考にしてABテストを繰り返しつつ改善していくようにしましょう。

 

コピーライティングのテストにオススメのツールや裏技の紹介

 

オンラインのテスト時にオススメのツールと、オフラインでテストする際の注意点や裏技のご紹介です。

 

Googleオプティマイズ

 

Googleが提供しているサービスで、無料で使用できるのでお勧めです。WEBサイトの一部のみを変更して効果を測定するABテストはもちろん、違うページを比べる「リダイレクトテスト」、

ちょっとややこしいですが「複数の部分をそれぞれランダムで変更して、どの組み合わせが最良なのか」を測る多変量テストなどが無料で扱うことができます。Googleアカウントがあればお気軽に始めることができるので、WEBサイトを運営している人は是非一度試してみてください。

 

詳しくはこちらの公式リンクをご覧ください。

 

Google アナリティクスでテストをする

 

WEBサイトを運営している人なら誰もが使っているであろう「Googleアナリティクス」でもABテストを行うことができます。ただ、Googleオプティマイズに比べて機能が少な目なので、高性能なものを求めている方はそちらを導入してみてください。

その他にも「元のページ」とは別のページを用意してテストしなければならないので、手間がかかるのもデメリットです。

 

他にも有料のツールなら世界シェアNo1のOptimizelyがオススメです。

 

オフライン広告でテストする際の注意点

 

オフライン広告でテストする場合、

「どの広告から問い合わせが来たのか」

が分からないと効果を測定できません。

 

例えば、AとBのチラシを2つばら撒いたとします。

 

チラシの内容が2種類に分かれていたとしても、最終的には「電話で問い合わせ」しかなかった場合、こちらも相手がどの広告から来たのかさっぱりわかりません。

 

なので、

 

  • チラシごとに電話番号を変える
  • チラシに番号を掲載してお客さんに読み上げてもらう
  • チラシ専用のクーポン券をつける
  • チラシごとにキャンペーンの種類を変えていく

 

という対策方法があります。このほかにも色んな手法がありますが、「お客さんがどの広告から来たのかが分かる」という結果が得られれば手段はなんでも構いません。

 

詳しくはコチラのページでも解説しています。

【CPO】顧客獲得単価とは?簡単な計算方法について

 

また、これも裏技みたいな話になりますが、ダイレクトメールに使う封筒を透明にすることで「いちいち封筒のデザインを変えなくても、印刷物さえ変更すれば全体の印象がガラリと変わる」ので経費を抑えたい人は参考にしてみてください。

透明な封筒がダイレクトメール(DM)に向いている理由とは

 

このように、オンラインやオフライン関係なく「テストの費用を下げる」のも大切です。テストを繰り返しつつ、こちらにも力を入れるようにしましょう。

 

コピーライティングのテストで変更するべき場所

広告改善で手を付けるべきポイント

コピーライティングのテストを行う場合は、必ず「一部、または少しずつ」テストをするようにしましょう。

なぜなら、一度に多くの変更を加えてしまうと、何が原因だったのかイマイチ分かり辛いからです。

 

テストの際に変更するべき場所(候補)

 

最優先でテストすべき場所は、

ユーザーがアクセスして来た時に一番最初に見える場所(ファーストビュー)です。

 

なぜなら、アクセスして来たユーザーは一番最初に「有益な情報」が無いと判断すると2秒以内に離脱してしまうという統計データがあるからです。

詳しくは人間の目の動きに合わせてコンテンツを配置するべき理由、について書かれたページをご覧ください。

見やすい広告デザインとは?「F字」「Z字」レイアウトについて

 

この他にも、

  • 使用している画像
  • 見出し、キャッチコピー
  • リンクの種類(テキストor画像)
  • 権威性はあるのかどうか
  • SNSやお客様の声
  • CTAの画像やコピー

など、改善する場所の候補はたくさんあります。

 

しかし、まずはファーストビューを改善した後に、他に手をつけるようにしてみてください。

 

コピーライティングのテストの結果を向上させるテクニック3選

 

最後にお手軽に反応率や成約率を向上させることが出来るテクニックのご紹介です。

 

また、このページでは一部のみの紹介になります。詳しい内容については次のページにまとめてあります。

僕も普段から広告のテストをしていますが、実際にやってみて反応率が上がったものだけをご紹介しています。

 

反応率UPのためのコピーライティングのコツ・テクニック8選

 

 

お客様の声やSNSでの反応は王道

 

有名すぎて効果が薄れてきたような気もしますが、まだまだ現役で使える手法です。というよりも、当たり前のように抑えておくべきノウハウですね。

詳しい書き方は次のページで解説しています。

コピーライティングの必須要素!お客様の声がもたらす3つのメリット

 

 

受賞歴やこれまでの実績など

 

  • ●●賞受賞!
  • 顧客満足度98.2%

 

というキャッチコピーを見たことはありませんか?

 

あれは社会的証明の原理と呼ばれる心理を利用したものです。これらを広告のページに取り入れることで、反応率を引き上げることができます。

詳しくは次のページで解説しています。

集客に必要なのは「圧倒的多数の実績」!?社会的証明の原理とは?

 

 

数量限定などの希少性

 

人は「もう手に入らないかもしれない」というストレスを感じたときに行動に移すと言われています。これをランディングページに取り入れることで「買おうかどうか最後まで悩んでいるお客さん」に決断してもらうことが可能になります。

 

この他にもコピーライティングに使える心理を分かりやすく11個ほどまとめたサイトがありますので、反応率を上げるために利用してみてください。

コピーライティングに使えるビジネス心理学まとめ!

 

 

 

まとめ「コピーライティング」はテストして当たり前だということ

史上にリリースするのが先

以上で「テストが必要な理由」についての解説は終わりです。

 

広告文章を書いていると「どれが正しいんだろう」と悩むだけで、全く作業が進まないときがあります。

そういう時こそ「市場に投げて見なければわからないんだ!」と割り切ることで、素早く行動ができるようになるはずです。

 

僕もこの考え方をすることで、悩みすぎて動けないということが無くなりました。まずはやってみようの精神ですね。

 

では、最後にオマケとして

  • 簡単に優秀な広告(チラシ)を作ることが出来るテンプレート
  • チラシを天才する際に意識すべきポイント

について書かれたページへのリンクを貼らせていただきます。

 

正直、自分で考えるよりも最初はテンプレートを使用したほうが成果が早くできます。

まずは小さな成果を出してみてそこからコピーライティングのテストを行うのが気持ち的にも楽ですよ。

 

では、今回もありがとうございました。

 

【コピーライティング】効果的なチラシ広告を書く際の書き方のコツとは?

 

コピーライティングの添削に役立つ12個のチェックリスト!