どうもこんにちは、

ロボパンビジネス情報部の須田です。

 

今回は「チラシ広告の書き方」について

お話させていただきたいと思います。

 

世の中には様々な広告媒体がありますが、

チラシのような紙媒体の広告も昔からある、

主要な広告媒体の一つです。

 

ですがこの紙媒体の広告というのは

web上の広告ページと違って各スペースも限定されているため

 

チンパンジー(不安)

チラシって書くスペースも少ないし、

自由に書けないから難しい…。

一体どんなことを書けばいいのか分からないよ…。

 

とお悩みになる方も多いのではないかと思います。

 

そこで、今回はチラシ広告を作る上での

コピーライティングの注意点やコツを解説していきたいと思います。

 

チラシ広告の書き方にお悩みの方は

ぜひ最後まで読んでみて下さい!

 

このページの目次です。

チラシ広告のコピーライティングをする上での書き方のポイントとは?

 

チラシ広告の書き方について

 

まずは基礎知識として、チラシ広告のような紙媒体の広告と

web上の広告ページの違いについて確認していきたいと思います。

 

内容を書くスペースが少ない

 

まず1つ目の違いですが、これは冒頭でもご紹介した通り、

内容を書くことが出来るスペースが圧倒的に違います。

 

webページというのは特にスペースに制限があるわけでもないので、

その気になればどこまでもいつまでも広告文を書き続けることが可能です。

 

しかし、チラシなどの紙媒体の広告は紙の大きさに多少の違いはあれど、

突き詰めて言えば表面と裏面の合計2枚分しかスペースがありません。

 

そのため、無駄な文章はもちろん書くスペースがありませんし、

必要なことも可能な限りその範囲内で伝えなければいけません。

 

webページと違って捨てられる可能性もある

 

web上の広告というのは、読み手が興味を持ってくれなかったからと言って

ネット上から勝手に消去されるようなことはありません。

自分で処置を施さない限りはネット上に残り続け、

また別の人に見てもらえる可能性もあります。

 

しかし、チラシ広告は読み手の興味を引けなかった場合どうなるか?

 

  • 子供が作る紙飛行機の原材料にされる(僕も昔よくやりました)
  • 余白をメモ帳代わりに使われる(まだマシな方ですね)
  • 速攻ゴミ箱に突っ込まれる(最悪な上によくあるパターンです)

 

このような未来が待っているわけです。

 

ゴミ箱に突っ込んだチラシをもう一回引っ張り上げて

読んでくれる人というのはかなり稀だと思います。

 

つまり読み手の興味を引けなかったチラシというのは

完全に無駄になってしまうことが往々にしてあるということです。

 

そのため、チラシ広告はweb上の広告以上に

神経を使って書く必要があります。

 

  • 自由に書けるスペースが少ない
  • 無駄にならないように内容を吟味する必要がある

 

以上の2点をしっかりと念頭に置いた上で、

チラシ広告を作る際のコピーライティングの書き方について

ご紹介していきたいと思います。

 

チラシ広告に書くべき要素とは?

 

チラシ広告に必要な要素とは?

 

それでは、次はチラシ広告で書くべき内容について

ご紹介していきたいと思います。

 

結論から言うと、チラシ広告で書くべき要素は以下の通りです

 

  • キャッチコピー
  • 読み手の悩みや欲求に共感する文章
  • 自社商品の強味
  • 自社商品がもたらすベネフィット
  • 自社商品の実績やお客様の声
  • 問い合わせ先など、商品購入に必要な要素
  • 保証などの安心要素
  • 商品の希少性や限定性など、購入を迫る要素

 

スペースが限られるため余計なことは書けない紙媒体の広告ですが、

反応を得るために書くべき内容はweb上の広告とあまり変わりはありません。

つまり、これらの要素はコピーライティングの本質的な部分ということですね。

コピーライティングで書くべき基本項目はこちら!

コピーライティングの基礎的な考え方「3つのnot」とその解決法とは?
※コピーライティングの基本的な考え方や、書くべき内容をまとめて紹介しています!

 

では、次はそれぞれの項目について、

チラシではどのように書いていけばいいのか?

その書き方をご紹介していきます。

 

キャッチコピーの書き方

 

まずはキャッチコピーの書き方についてご紹介していきます。

 

キャッチコピーは広告の一番上に来る部分で、

広告の中でも一番目立つ部分です。

 

このキャッチコピーで読み手の興味を引くことが出来ないと、

その後に続く文章をいくら必死に作っても読んでもらうことは出来ず、

先にご紹介した最悪の展開である「ゴミ箱行き」になってしまう可能性があります。

 

そのため、キャッチコピーはコピーライティングにおいて

最も重要な要素の一つと言っても過言ではありません。

 

キャッチコピーではターゲットを絞り込む

 

キャッチコピーの書き方のコツの1つ目は、

「ターゲットを絞り込むこと」です。

 

例えば「英会話教材」という商品を例に挙げるなら

 

  • 英語がペラペラになって海外旅行を100%楽しみたい人
  • 英語を覚えてビジネスに役立てたい人

 

と言った具合に、

「自社商品を欲しがっている人はどんな人か?」

という人物像があると思います。

これはどんな商品でも同じです。

 

キャッチコピーでは、その自社商品のターゲットとなる人物の特徴を描写し、

その人物に対して呼びかけるような文章にすることによって

読み手の興味関心を引きつけることが出来ます。

 

例えば、また英会話教材を例にして例文を書くなら

 

英語を覚えて海外にビジネスの幅を広げキャリアアップを狙いたい!という30代男性の方へ緊急のご案内!

 

という感じになります。

 

人間には自分が興味関心を持っていることに対して

自然と敏感になるという「選択的注意」という能力があります。

 

そして、人間というのは基本的に

自分に関係することに関しては興味がありますので、

敏感に反応するようになっています。

 

そのため、キャッチコピーでターゲットの特徴を具体的に書くことで、

ターゲットとなる読み手の目に止まりやすくなりますし、

興味関心を引いて先に続く本文も読んでもらいやすくなるということです。

 

また、ターゲットを絞り込む際の注意点ですが、

「必ず2つ以上の条件で絞り込む」というのが鉄則です。

 

例えば先の例文では

 

  • キャリアアップを図りたい
  • 30代
  • 男性

 

という3つの条件でターゲットを絞り込んでいましたよね。

 

これがもしも

 

英語を覚えたいあなたへ

 

というだけのメッセージだった場合どうでしょうか?

 

英語を覚えたいという人は世の中にたくさんいますので、

読み手も自分に対してのメッセージであるという意識が希薄になります。

 

そのため、選択的注意の能力も上手く働かず、

ゴミ箱行きになってしまう可能性があります。

 

ターゲットを絞り込む際の条件には

 

  • 性別
  • 年収
  • 職業
  • 年齢
  • 住んでいる地域
  • 抱えている悩みや欲求

 

など様々な要素がありますので、

あなたもキャッチコピーを作る際はぜひ、

ターゲットを絞り込んだメッセージを考えましょう。

ターゲットの絞り込みについて、詳しくはこちら!

キャッチコピーとは?バカ売れ広告を作るための4つのコツ
※ターゲットの絞り込み方や、効果的なキャッチコピーの作り方を解説しています。

 

キャッチコピーにはベネフィットを盛り込む

 

キャッチコピーを作る上での次のポイントは、

「キャッチコピーにはベネフィットを盛り込む」ということです。

 

ベネフィットというのは何かと言うと、

簡単に言えば「商品を使った後の未来の姿」のことです。

 

こう言われると

「つまり商品を使うことのメリットのこと?」

と思う方も多いと思いますので、

また英会話教材を引き合いに例を出してみますと

 

  • 英語が話せるようになる→これは商品のメリット
  • 英語が話せることで海外の取引先ともスムーズにやり取りでき、収入もアップ!→これがベネフィット

という感じです。

 

メリットというのはあくまで「商品の性能」であり、

ベネフィットというのは「商品の性能の後に得られる未来の姿」

というものだと考えましょう。

 

本題に移りますが、キャッチコピーでは

ターゲットが求めているベネフィットを盛り込むことで、

ターゲットの興味を引いて読ませる効果があります。

 

先程人間には自分の興味のある情報を見つける

選択的注意という能力がある問いお伝えしましたが、

このベネフィットというのもターゲットの興味のある情報だからです。

 

例えば、英語が話せるようになりたいサラリーマンの前に

 

わずか2ヶ月で外国人上司との会話が一切苦にならなくなりました!

 

という文章が現れたらどうでしょう?

「一体どんな方法を使ったんだ!?」と気になってしまいますよね。

 

ターゲットの絞り込みとこのベネフィットを組み合わせることで、

読み手の興味をより強く引きつけ、広告に引き込むことが出来ます。

あなたもぜひベネフィットを盛り込んでいきましょう。

ベネフィットについての詳細はこちら!

コピーライティング:ベネフィットとは?メリットとの違いや考え方を徹底解説
※ベネフィットはターゲットに合ったものじゃないと効果ナシ!必読の記事ですの今すぐどうぞ!

 

キャッチコピーの大きさは紙面の3分の1くらいでもOK

 

次にキャッチコピーの大きさについてですが、

キャッチコピーの大きさは紙面全体の3分の1ほどの大きさで構いません。

 

「ただでさえ書くスペースが限られてるのに3分の1も割いていいの?」

と思う方も多いかもしれません。

 

しかし、キャッチコピーというのは先にもご紹介した通り、

ここで興味を引けなかったらその続きが全部無駄になるという部分です。

 

そのため、少し離れていても(およそ3mくらい)

何が書いてあるか分かるくらい大きい方がいい。

むしろそれくらいのスペースを割くべき重要な部分と言っても過言ではありません。

 

なので、キャッチコピーの大きさは紙面のおよそ3分の1を目安にしましょう。

 

裏面にもキャッチコピーは入れる

 

チラシのキャッチコピーについて、次のポイントは

「裏面にもキャッチコピーを入れる」ということです。

 

これは何故かと言うと、チラシ広告というのは

必ずしも表面から見られるとは限らないからです。

 

読み手がチラシを手にした時、最初に目にするのは

表面ではなく裏面かもしれません。

 

そして、そんな時もし裏面にキャッチコピーがなかったら?

読み手の興味を引くことが出来ずにゴミ箱行きになってしまうかもしれません。

 

なので、裏面にもキャッチコピーを書く必要があるというわけですね。

 

注意点として、裏面のキャッチコピーは表面とはちょっと内容を変えること。

そして、表面よりも若干小さくすることが大切です。

 

同じくらい目立つキャッチコピーが2つあると、

読み手も広告のどこに注目すればいいのか分からず混乱してしまい、

そのストレスが原因でチラシを読むのをやめてしまう可能性があります。

この点には注意しましょう。

 

読み手の悩みや欲求に共感する

 

次に広告に必要な要素は

「読み手の悩みや欲求に共感する文章」です。

 

人間には自分と共通点のある物事に対して興味や好感を持つ

「類似性の法則」という心理効果があります。

 

そのため、読み手の悩み事や欲求を先取りし、

広告の文章で書き表すことによって

読み手に「自分のことを理解してくれているな」と感じてもらい、

類似性の法則を発生させることが出来ます。

類似性の法則の詳細はこちら!

人に好かれるコツ:類似性の法則とその活用法
※人間関係を良くするためにも使える法則ですので、ぜひ読んでみて下さい!

 

読み手の悩みは箇条書きにすると見やすい

 

読み手の悩みや欲求に共感する文章を書くのは大事ですが、

スペースが限られているチラシ広告では長々と書くのは難しいですよね。

 

そこで効果的なのが「箇条書きにする」というテクニックです。

 

読み手が抱えている悩みや欲求を箇条書きにして表すことで、

見やすく簡潔にまとめることが出来ます。

 

例えば、また英会話教材を例にしてみると

 

  • 英語が分からず、外国人上司とのコミュニケーションが上手く取れない…
  • 海外の取引先とのやり取りがいつも難航し、上手く成果が出ない…
  • 海外の情報を集める時もいちいち翻訳しながら読むのが面倒…

あなたはこんなお悩みをお持ちではありませんか?

 

という感じです。

 

箇条書きは書けるスペースが制限されているチラシ広告において、

簡潔で見やすく内容をまとめることが出来るので重要なでくニックです。

ぜひあなたも積極的に活用してみてください。

 

自社商品の強味

 

次は「自社商品の強味を紹介すること」です。

 

広告の基本ですが、

自社の商品がどんな風に優れているのかをアピールしないと、

誰も商品を購入してはくれませんよね。

 

なので、あなたの商品がどんな点で優れているかを紹介していく必要があります。

 

具体的な数字を使うことで信憑性UP!

 

例えば、自社商品の性能の高さをアピールする際は

具体的な数字を使って説明するというのが効果的です。

 

英会話教材で例えるなら

 

1日たった1時間のトレーニングで、わずか2ヶ月でネイティブな英会話をマスター可能!

 

という感じでしょうか。

 

また、数字を使う際はもっと細かい数字を使って紹介すると、

さらに信憑性がアップします。

 

例えば先程の例を少し直してみると

 

1日たった63分のトレーニングで、わずか2ヶ月でネイティブな英会話をマスター可能!

 

という感じです。

 

修正する前の例よりも1日のトレーニング時間が若干長くなっていますが、

このように細かい数字を出した方がより具体性が高くなり、

その分説得力も高くなります。

 

もし細かい数字を出せるのであれば、ぜひ活用していきましょう。

 

商品によって得られるベネフィット

 

商品のベネフィットを紹介することは他の広告同様、

チラシ広告でも重要です。

 

ベネフィットとはキャッチコピーの項目でもご紹介した通り、

「商品を使った後の未来の姿」のことです。

 

キャッチコピーではまず読み手の興味を引くために

このベネフィットを提示しました。

 

本文中でもう一度ベネフィットをアピールのは、

読み手に商品を使った後の未来の自分をイメージさせ、

商品購入に対して前向きな気持ちを持ってもらうのが目的です。

 

ベネフィットを紹介する際は、

先の商品の強味とセットで紹介するというのも効果的です。

 

例えば

 

1日たった63分のトレーニングで、わずか2ヶ月でネイティブな英会話をマスター可能!

これまで苦痛だった海外との取引も、逆に楽しくなってきます!

 

というのはどうでしょうか。

 

商品の強味とベネフィットをセットで見せることによって、

スペースの削減にもなって便利です。

 

 

自社商品の実績やお客様の声

 

次は自社商品の実績やお客様の声などについてです。

 

商品の実績やお客様の声を掲載することで、

読み手も商品に対して安心感を感じることが出来ます。

そして、その安心感が商品の購入を後押ししてくれます。

 

商品の実績には例えばどんなものがあるかというと

 

  • 「お買い上げ本数◯億本突破!」などの販売実績
  • 「モンドセレクション金賞受賞!」などの商品の受賞歴
  • 「有名人の◯◯さんも愛用!」という事実
  • 「◯◯大学の☓☓教授監修!」など、権威のある人が関わっていること
  • 「その道◯年のベテラン!」など、経験の豊富さ

 

などがあります。

 

自社商品には何かアピール出来る実績はないか?

しっかりと確認しておきましょう。

 

次はお客様の声についてです。

 

お客様の声はwebページ上では好きなだけ掲載出来ますが、

チラシ広告ではスペースが限られているのでそうはいきません。

 

そのため

 

  • お客様の顔写真
  • お客様の本名

 

など、具体的な情報が載っているものを厳選して掲載するようにしましょう。

お客様の声の効果について、詳しくはこちら!

コピーライティングの必須要素!お客様の声がもたらす3つのメリット
※お客様の声の効果や、掲載する時の注意点についてご紹介しています!

 

実績はキャッチコピーに含めるのもアリ

 

先にご紹介した実績についてですが、

これはキャッチコピーにそれとなく混ぜてみるのも効果的です。

 

例えば

 

おかげさまで累計販売数10万本突破!

英語を覚えて海外にビジネスの幅を広げキャリアアップを狙いたい!という30代男性の方へ緊急のご案内!

 

という感じです。

 

例えば、紹介したい実績が複数ある場合などは、

そのうちの1つくらいをキャッチコピーに混ぜることで

少し書くスペースを節約することが出来るかもしれませんね。

 

 

問い合わせなどの商品購入に必要な要素

 

次に必要なのは問い合わせ先など、

商品を購入するのにあたって必要不可欠な情報を記載することです。

 

当然のことではありますが、いくら魅力的な広告文を作って

読み手に「この商品が欲しくてたまらない!」と思わせても、

どこに問い合わせればいいのか?どこに行けば買えるのかが分からなければ

結局商品の成約にはつながりません。

 

なので、お問い合わせの電話番号や店舗の住所、

周辺の地図などは忘れずに記載するようにしましょう。

 

問い合わせは大きく目立たせる!

 

チラシを見ていると、会社の名前やロゴばかりが大きく目立っていて、

問い合わせの電話番号などがどこにあるのか分からないくらい小さい…

という広告を目にすることがあります。

 

しかしこれはNGです!何故なら

 

  • そもそも読み手が会社を認識するのは商品を購入する時かした後だから
  • 問い合わせ先が分からない(見つけられない)場合、読み手はその時点で商品購入を諦めてしまうから

 

です。

 

会社のイメージを意識しすぎるあまり、

社名やロゴばかりを目立たせてしまって

結局問い合わせ先がどこにあるのか分からない…というのは本末転倒!

 

まず目立たせるべきは問い合わせ先というのを忘れないようにしましょう。

 

問い合わせ先は可能であれば複数に配置しよう

 

問い合わせ先の電話番号などは、

書き手である我々からしてみればどこに書いてあるかすぐ分かるのですが、

読み手からすると「どこにあるんだろう?」と、

中々見つけられないということも少なくありません。

 

そして、中々見つからないと

「面倒だし買うのやめた!」となってしまい、

広告をゴミ箱に突っ込まれてしまう結果になります。

 

そうした事態にならなように、

問い合わせ先はなるべき大きく、

そして出来れば複数箇所に配置するようにしましょう。

 

表面に1箇所、裏面にもう1箇所という風にしてみてもいいですし、

紙面の上部に1箇所、下部に1箇所という風に配置するのもいいでしょう。

 

上下に問い合わせを設置する例

例えばこのように、右上と右下に1つずつ設置するのも方法の1つ

 

問い合わせ先は見つけてもらえなければ意味がありませんので、

読み手の目に止まるように工夫することが大切です。

 

問い合わせ手段は2種類用意しよう

 

問い合わせといえばやはり電話…というイメージがありますが、

電話だけでなくメールでの問い合わせ先も記載しておくとより効果的です。

 

電話で知らない人と会話するのが苦手という方もいますので、

そうした方にとってはメールでの問い合わせの方がやりやすいでしょう。

 

問い合わせ先を記入する際は、

電話番号だけではなくメールアドレスも

合わせて記載しておきましょう。

 

行動の指示をしよう

 

問い合わせ先を記載する場合は、

一緒に「具体的にやるべき行動」も一緒に伝えるようにしましょう。

 

具体的にやるべき行動というのは、例えば

「今すぐ下記受付専用ダイヤルまでお電話下さい!」

などのことです。

 

こうした具体定期に今すぐやるべき行動を指示してあげると、

読み手も迷うことなく行動を起こすことが出来るので重要です。

 

「続きはwebで」は逆効果

 

  • 「チラシでは内容を書くスペースも少ない…」
  • 「じゃあwebページに誘導してそこで詳しい内容を紹介しよう!」

 

と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、

紙面の内容はそこそこにして

詳しい内容はwebで紹介しようというのは実はNGです!

 

何故なら、人間は興味のないことに対して

行動を起こしてはくれないからです。

 

チラシの内容をそこそこにするということは、

商品やサービスについての説明が不十分になるということになります。

 

そして、その不十分な内容では読み手の興味を引くことは出来ません。

そのため、webに誘導しようと思っても行動を起こしてくれないわけです。

 

逆にチラシで十分に商品やサービスの魅力を説明していたなら…

別にwebに誘導する必要はありませんよね。

後は「今すぐ電話!」に誘導するだけです。

 

チラシ広告を作る際は、

あくまでチラシ上の説明で読み手が行動したくなるように書く必要があります。

説明不十分な状態でwebに逃げるのは無理なので注意しましょう!

 

保証などの安心要素

 

次は読み手の不安を解消してくれるような保証をご紹介します。

 

読み手というのは商品の購入を検討する際、

どうしても

 

  • もし高いお金を払って商品に効果がなかったらどうしよう…
  • もしお金を無駄にするような結果になってしまったらどうしよう…

 

という不安を感じてしまうものです。

 

そして、この不安のせいで「やっぱり買うのやめよう」と、

商品の購入を諦めてしまう場合があります。

 

逆に言うと、この不安感を解消することが出来れば

読み手は前向きに商品の購入を検討してくれるようになるということ。

そして、そこで効果的なのが保証です。

 

例えば

 

商品にご不満な点があった場合、いつでも料金は全額返金いたします!

 

といった強気な保証があれば、

読み手も「保証があるなら大丈夫かな!」と気持ちが軽くなり、

商品購入に対して積極的になることが出来ます。

 

商品やサービスによっては保証を設けていないという場合もあると思いますが、

ないよりはあった方が読み手の安心感も高まりますので、

ぜひ商品に強気な保証をつけるようにしましょう。

効果的な保証の付け方はこちら!

商品が売れる秘訣は「安心感」にあり!【保証の付け方】
※実は効果のない保証というのもあります。そんな保証をつけてしまわないためにもぜひお読み下さい!

 

読み手に購入を迫る要素

 

最後に必要になるのが

「読み手の商品購入を迫る要素」です。

 

広告というのは、どれだけ魅力的な商品の強味やベネフィットを伝え、

実績やお客様の声で安心感を与え、保証を付けて不安を消し去っても、

それでも購入してもらえない場合があります。

 

それは何故かと言うと

「まあ後で考えよう…」

後回しにされてしまうことがあるからです。

 

そして、さらに最悪なことに一度広告から離脱した人が

また広告に戻ってきてくれる割合はなんと3割未満。

 

しかもこれはweb上の販売ページの場合の数字です。

チラシの場合は「チラシを失くしてしまった!」

ということもあるため、その割合はもっと低くなるでしょう。

 

そのため、チラシ広告は読み手が読んでからすぐ

行動を取りたくなるようにしなくてはいけません。

 

だからこそ、読み手の商品購入を後回しにさせず、

今すぐ買うかどうか決断を迫る要素が必要になってきます。

読み手に決断を迫る技術はこちら!

コピーライティングはクロージングが鍵!売上UPのための6つの方法!
※クロージングはキャッチコピーと同じくらい重要な部分です!今すぐ読んでみて下さい!

 

商品の限定性・希少性をアピールしよう

 

読み手に今すぐ商品を購入するかどうか、

決断を迫る上で非常に効果的なのが

商品の限定性・希少性をアピールすることです。

 

つまり早い話が

 

  • 期間限定
  • 数量限定

 

など、商品が限定であることを伝えることです。

 

人間には「中々手に入らない物=良い物」と考える

「希少性の原理」という心理があります。

 

さらに、人間には「自由を阻害されると反発したくなる」

という心理効果の「心理的リアクタンス」というものもあります。

 

限定商品というのはつまり中々手に入らないものなので、

希少性の原理が発生して読み手は魅力的に感じます。

 

そして、限定性というのは言い換えれば

「好きなタイミングで購入するという自由が阻害されている商品」

ということになります。

 

そのため、心理的リアクタンスも同時に発生し、

読み手の購買欲求を強く刺激するのです。

 

商品の限定性・希少性をアピールすることは、

読み手に決断を迫るための鉄板とも言える手法です。

 

商品やサービスによっては

「うちの商品は特に限定性も希少性もないしなぁ…」

という場合もあるかもしれません。

 

しかし、そうした場合は

 

  • 期間限定で無料特典をつける
  • 「毎月先着◯名様に限り◯%引き」などのキャンペーンを行う

 

などの方法で限定性・希少性の要素を追加することが出来ます。

 

あなたもぜひ、限定要素を活かして反応率の高いチラシを作りましょう!

希少性の原理の詳細はこちら!

希少性の原理:商品の売上を5倍に伸ばす心理的リアクタンスとは?
※限定要素の例や、限定要素をつける際の注意点についてご紹介しています。

 

限定要素は問い合わせ先の周辺に入れる

 

各スペースが制限されているチラシ広告では、

限定要素も長々と書くわけにはいきません。

 

そこで効果的なのが、問い合わせ先のすぐ近くにこの限定要素を追加することです。

 

例えば

 

今すぐ下記の受付専用ダイヤルまでお電話下さい!

〇〇〇〇ー〇〇◯ー〇〇〇〇

毎月先着10名様限定!料金20%引きキャンペーン開催中です!

 

という感じです。

 

問い合わせ先というのは商品購入を検討するなら必ず見る場所なので、

そこに限定要素を付け加えることによって

商品購入を先延ばしにするのを防ぐことが出来ます。

 

チラシ広告の反応率を高めるコピーライティングの小技

 

チラシで使えるコピーライティングの小技

 

ここまではチラシ広告で書くべき主要な内容についてご紹介してきました。

 

次は、チラシ広告の反応率を高める上で使える

ちょっとしたコツについてご紹介していきたいと思います。

 

チラシは片面ではなく両面印刷で作る

 

まず1つ目のポイントは、

チラシ広告は片面印刷ではなく両面印刷で作ることです。

 

ただでさえ書くスペースが少ないチラシ広告ですので、

片面だけでは商品の情報を読み手に十分に伝えることが出来ない可能性もあります。

 

そのため、しっかりと両面印刷で広告を作った方が、

読み手にたくさんの情報を与えることが出来るので有利です。

 

裏面には何を書けばいいのか?

 

広告の裏面には一体どんなことを書けばいいのか?と言うと、

基本的には表面で紹介しきれなかった情報や、

表面の情報のまとめというのがメインになります。

 

また、先程もお伝えしましたが、

読み手が最初に目にするのは必ずしも表面ではない可能性があるので、

裏面にもしっかりとキャッチコピーを入れ、

読み手の興味を引けるようにしておくのも重要です。

 

表面には「裏面もお読み下さい!」と添えること

 

両面印刷でチラシ広告を作る際は、

表面の最後に一言「裏面もお読み下さい!」と添えましょう。

 

単純な仕組みではありますが、

問い合わせ先に「今すぐお電話下さい!」と添えるのと同様、

具体的な行動を指示することで読み手を誘導し、

裏面の内容を読んでもらうことが出来ます。

 

つまり、より広告を読み込んでもらうことができ、

商品に対しての知識を深め、興味を持ってもらうことが出来るので、

商品を購入してもらえる可能性も高まります。

ぜひ裏面に誘導する一文を添えましょう。

 

無駄にカラフルにしない方が良い

 

チラシ広告がカラー印刷なのかモノクロ印刷なのか?というのは、

実は反応率にはあまり影響は出ません。

 

むしろ、過度にカラフルにしてしまうと

読み手も内容が読みにくく感じてしまうので、

途中で読むのをやめてしまう可能性があります。

 

例えば

 

私の名前須田知広です。

秋田県出身なので除雪作業には自信があります。

雪下ろしの際過去に一回屋根から落ちたことがあります。

あなたも注意してください!

 

こんな文章があったらどうでしょうか。

 

内容が最高にどうでもいいというのも腹立たしいですが、

何より過度にカラフル過ぎて逆に文章が読みにくくなっているので、

たった4行の文章なのに読むのが苦痛に感じる方も多いと思います。

 

「色があったほうがメリハリが出て読みやすい」

と考える方もいるかも知れませんが、

過度に色を付けすぎてしまうと逆に読みにくくなり、

広告の反応率にも影響する可能性があるのでやめましょう!

 

文字フォントはあまり変わったものを使わない

 

次は広告に使う文字フォントについてです。

 

広告文に使う文字フォントは、

奇をてらった感じのものを使うよりも

普通の見慣れたものを使った方がいいでしょう。

 

何故なら普段見慣れないフォントで文章を書くと、

読み手も読みにくさを感じてしまうからです。

 

なので、広告文に使うフォントは

メイリオなどの癖のなくて見やすいものにしましょう。

 

適度に小見出しを設けることで読みやすさアップ

 

チラシ広告だけではなく、様々な広告を書く際に言えることですが、

適度に小見出しを設けることで読みやすさをアップさせることが出来ます。

 

小見出しを挟まずに文章を書き続けていると、

何だか文字の羅列のように感じて読み手も読みにくさを感じてしまいます。

 

なので、広告文を書く際は適度に小見出しを設けて

文章を区切ることが重要です。

 

また、小見出しにはもう一つ役割があります。

それは「小さなキャッチコピーになる」ということです。

 

小見出し自体に魅力的で興味を引くような文章を書けば、

それがきっかけで読み手の興味を引くことができ、

広告を読み込んでもらうことも出来ます。

 

小見出しを設けることには、上記2つのようなメリットがあるので、

あなたもコピーライティングをする際は小見出しを意識してみて下さい。

 

画像を掲載する時のポイント

 

次は画像を掲載する際のポイントについてご紹介していきたいと思います。

 

イラストよりも写真を使う

 

画像のポイント1つ目は、

なるべくイラストよりも写真を使うことです。

 

イラストよりも実際の写真の方がよりリアリティがあり、

読み手も商品を使っている情景などをイメージしやすいのでオススメです。

 

使う写真の種類

 

写真をチラシに掲載する時は、下記の写真を使うように心がけましょう

 

  • 商品自体の写真
  • 商品を実際に使っている人の写真
  • 商品を使った後の結果の写真

 

特に、商品を実際に使って、その結果が写っている写真を見せることで、

読み手はベネフィットをイメージしやすくなるのでオススメです。

 

写真の下にキャプションを添える

 

チラシに写真を載せたら、その写真の下に

キャプションを添えるようにしましょう。

 

キャプションというのは簡単に言うと

画像のちょっとした説明のようなものですが、

この画像下のキャプションというのは意外と見られています。

 

なので、例えば

 

キャプションの例

「パリッ!」とした食感と共にジュワッと溢れるジューシーな肉汁をお楽しみ下さい!

 

というように、商品のベネフィットをイメージ出来るような画像と

キャプションを組み合わせることで、

読み手のイメージをより膨らませることが出来ます。

 

Z字レイアウトとN字レイアウトを心がける

 

広告を作る際には、

読み手の目の動きを意識したデザインにすることも重要です。

 

読み手の目の動きというのは、

広告が縦書きなのか横書きなのかによっても変わります。

 

縦書きの広告の場合は、読み手の目の動きはN字型に動きます

 

N字の目線

 

なので、一番目立たせたいキャッチコピーが右に来るような配置するのがいいでしょう。

 

横書きの広告の場合は、読み手の目線はZ字の形に動きます

 

Z字の目線

 

そのため、この場合はキャッチコピーは一番上の左寄りに書いた方が

真っ先に目に止まるため効果的です。

 

難しい内容にならないように気をつける

 

文章を書く時は、内容が難しいものになってしまわないように気をつけましょう。

 

例えば、その道の人以外は聞いたことがないような専門用語を多用したり、

なんと読めばいいのか分からないような難しい漢字を多用したりすると、

読み手は内容が難しすぎてついていけず、読むのをやめてしまう場合もあります。

 

少しでも読み手のストレスが軽くなるように配慮することで、

読み手が広告を途中で読むのをやめてしまうという危険性を軽減することが出来ます。

あなたも広告文を書く際は専門用語や難しい言葉の多用には気をつけましょう。

 

効果的なチラシの書き方まとめ

 

チラシ広告の書き方まとめ

 

今回の記事の内容まとめ

1:チラシ広告はwebの販売ページと違い

  • 内容を書くスペースが少ない
  • 捨てられる可能性がある
  • 捨てられたらもう二度と見られることはない

そのため、細心の注意を払って作成する必要がある。

 

2:チラシ広告で書くべき主な内容は

  • キャッチコピー
  • 読み手の悩みや欲求に共感する文章
  • 自社商品のメリット
  • 商品を使った後のベネフィット
  • 商品の実績やお客様の声
  • 問い合わせ先などの必要情報
  • 読み手の不安を解消する保証
  • 読み手に商品購入の決断を迫るための限定要素

上記の8つの要素!普通の広告と大きく差はない!

 

3:キャッチコピーを書く際は

  • ターゲットを絞り込むこと
  • ベネフィットを書くこと
  • 大きさは紙面の3分の1ほどにすること
  • 裏面にもキャッチコピーを書くこと
  • ただし、裏面のキャッチコピーは表面よりは小さくすること

以上のポイントが重要!

 

4:読み手の悩みを共感する文章を書く時は箇条書きにするのがいい!

 

5:商品の強味を紹介する時は、具体的な数字を盛り込むと信憑性アップ!

 

6:商品のベネフィットは強味と一緒に書くとスペース削減になる!

 

7:自社商品の実績やお客様の声はキャッチコピーに混ぜるのも可能!

 

8:問い合わせ先を書く時は

  • 問い合わせ先を大きくし、目立たせること
  • 可能ならば複数箇所に書くこと
  • 電話番号だけではなく、メールでの問い合わせ先も書くこと
  • 「今すぐお電話下さい!」と、具体的な行動の指示をすること

上記のポイントを抑えるようにしよう

 

9:読み手の不安を解消するような強気な保証をつけることで商品購入への後押しをしよう!

 

10:商品の限定性や希少性をアピールする際は問い合わせの近くに書こう!

 

11:チラシ広告は両面印刷の方が効果的!

  • 裏面には表面で紹介しきれなかった情報や、表面のまとめを書こう
  • 表面の最後には「裏面も御覧ください!」と一言添えよう

上記のポイントを抑えて両面印刷でチラシを作ろう!

 

12:チラシは過度に色を使いすぎると見にくくなるので注意しよう!

 

13:文字フォントはあまり見慣れないものを使うと読み手も読みにくいので注意しよう!

 

14:適度に小見出しをつけて文章を区切ることで読みやすくなる、読み手の注意を引きつけることも出来る!

 

15:画像を掲載する時は

  • イラストよりも写真を掲載する
  • 商品の写真を使う
  • 商品を使っている人の写真を使う
  • 商品のベネフィットが感じられる写真を使う
  • 写真の下にはキャプションをつける

上記のポイントに気をつけよう!

 

16:縦書きの広告の場合はN字、横書きならZ字のレイアウトを心がけよう!

 

17:文章を書く時は専門用語や難しい漢字などを多用しないようにしよう!

 

今回はwebページなどではなく、紙媒体のチラシ広告を作る際の

書き方のコツについてご紹介させていただきました。

 

チラシ広告はweb広告とは勝手が違うので、

同じような感覚で書こうとすると

どうすればいいのか分からなくなってしまうこともあります。

 

チラシ広告を作る際は、

今回ご紹介したテクニックをぜひ活用してみてください。

 

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