「人手が足りないからって、いきなりキャッチコピーやコピーライティングを担当しろとか言われたけど、初心者だから意味がわからん!」
こんにちは、ロボパンビジネス情報部「渡辺@nabekoro_koro」です。
個人事業や中小企業では人手が足りないことも多く、本来は専門ではない仕事を任されることってありますよね。
そんなときに役立つのが『自動・補助ツール』。
ツールを使えば誰でも簡単に、しかも更に無料で、プロが考えたような「それっぽい」キャッチコピーや文章を作ることができます。
無茶振りをしてきた上司や同僚を「あっ」と驚かせることができるかもしれません。多分こんな顔になります→(゜o゜)
今回はそんなコピーライティング自動ツールの「メリット」だけではなく「デメリット」もついでにご紹介したいと思います。
僕たちは普段から自社で集客したり、現場で作業をしています。キャッチコピーを使った集客も何度も経験があるので、リアルな現場の意見にもなるかなと思ってます。
これまでの実績についてはこちらのページにまとめています。
このページの目次です。
コピーライティングやキャッチコピーを自動で作ってくれるお勧めツール【厳選】
突然ですが、僕は「キャッチコピーやコピーライティングの基礎を学ぶ」ためなら、自動・補助ツールを使っても問題ないと考えています。
それは自動ツールは基本的には「型」をベースに作られているからですね。
キャッチコピーに限らずスポーツなどでも、最低限の品質を保つための「お決まりごと」が存在します。
コピーライティング業界がオリジナリティではなく型で成り立っているのは、過去に出版されてきた有名な図書を見ても明らかです。
そんなわけで今回は「適当に出力された文章」ではなく、ある程度「型」をベースにして作られている自動ツールを紹介していきます。
絞込みの基準は
・実践で使えそう(文面がめちゃくちゃorカオスになっていない)
・ツールに頼るだけではなく、自分も成長ができる
というところに注目してみました。
更に「キャッチコピー」だけではなく、本文も作成できる補助ツールの紹介もしています。
型やテンプレートを参考にしてキャッチコピーを自動で作ってくれるツール「コピーメカ」
(参考:http://www.copymecha.com/)
すみません…厳選しすぎた結果2つになっちゃいました(笑)
まず1つ目から。
例えばこの「コピーメカ」というツールは、
・商品やサービスの一般名
・消費者がする行動
・自社サービスの固有名詞
の3つの質問に答えるだけで、それっぽいキャッチコピーが簡単に作られます。
しかも、ただ適当に出力されているわけではなく、実際に過去に使われてきたキャッチコピーの型を参考にして作られます。
更に「ただ型を参考にして作る」だけではなく、
「どのパターンの型を使ったのか」
まで丁寧に表示されています。(この要素が非常に大きい!他にはあまり見られなかったので)
そう、この「どの型を使ったのか」が重要であり、これが分かれば自分で「ある程度」は作れるようになるわけですね。
「デメリットは文章が綺麗すぎること」と「たまにおかしい文章が出力されること」
僕はデメリットを隠すのが苦手な性格なので、ぶっちゃけて言っちゃいますが
「綺麗な文章が出力されやすい」
のも、人によってはデメリットなのかなと思います。
※『たまにおかしい文章が出力される』ことに関しては、そのままの意味なので省略します。
「文章が綺麗ならいいじゃん」と思うかもしれませんね。
しかし、コピーライティングの世界では当たり前のように言われている常識の中の1つに、
『行動させる、心を揺さぶるという目的の場合は、誰もが「いいね」と思う文章よりも特定の人が共感できる文章の方が優秀』
という言葉があります。
いわゆるイメージ広告と呼ばれるものに使われやすい「詩的な」「美しい」文章よりも、
『○○県に住んでいて車を売りたいと思っているみなさ~ん!!!」
という文章のほうが、文章が刺さる人数は少なくなりますが、より深く、心の奥にまで届くんですね。
大企業や資本のある会社は自社のイメージアップのために詩的な広告文を使うのもありかもしれません。
しかし個人事業や中小企業などは、できるだけターゲットを絞り「広告の反応率」をあげていくべきだと僕は考えています。
当然、大企業に比べて予算も少ないし、今は低予算でピンポイントで見込み客にアプローチできるWEB広告が発達しているからです。
キャッチコピーの作り方に関しては次のページで詳しく解説してます。そのまま使える7つのテンプレートも用意されているので是非参考にしてみてください。
ちなみに余談ですが、詩的な文章やかっこいいCMなどは「購入者の満足度をあげる効果がある」という研究結果があります。
「新しくものを売りたい場合は泥臭い文章を書く」「顧客を満足させたい場合は綺麗な文章を書く」と使い分けると良いかもしれません。
※イメージ広告の効果については下記のページで詳しく解説しています。主に「購入者」が満足する広告です。
泥臭い文章で詩的な広告に勝った実例については、ダン・S・ケネディさんの「究極のセールスレター」に詳しく書かれているのでおすすめです。
自動でテンプレートに忠実なコピーライティングを再現する「イージーライター」
(参考:https://ds.moshimo.com/ds/shop/service/ew)
冒頭でも少し触れましたが、コピーライティングには型が重要です。
その型をトコトン利用した(半)自動ツールが「イージーライター」です。
使い方はとてもシンプルで「ここから書き始める」をクリックした後に現れる質問に答えていくだけで、自社の強みを紹介する広告文を作成することができます。
※完全に自動でキャッチコピーが出力される「コピーメカ」とは違って、半分だけ自動になるツールですね。
更に「商品を販売する広告文」だけではなく「ブログの文章」の型も用意されています。
「ブログ執筆機能を使う」を選択して、自分が今書こうと思っている記事の内容に近い型を選ぶだけです。
これなら、詳しい知識がなくても「方向性が大きくズレる」ことは無くなりますよね。
初心者にとっては反則的なツールと言えるかもしれません。
デメリットは「細かいテクニックは学べない」
基本的には初心者にとって素晴らしいツールなのは間違いありません。
しかし、このツールに頼るだけではなく、自分で知識をつけなければならない理由もいくつかあります。
例えば「細かい手法」が学べないのも、少しさみしいところかなと…。
突然ですが、2つの広告パターンがあったとしますね。
1・無料で診断!あなたの車の価格を調査!
2・あなたの車の価格を無料で調査します!
いきなり結論から解説すると、1番の方が一般的には反応率が高いと言われています。(よりたくさんの人が申し込みしてきます)
理由は「文章の左側にメリットを持っていった方が人を惹き込む文章になる」からですね。
先程のツールでは「大まかな順序」がわかっても、具体的な手法まではついてきません。
そのへんは後から自分で勉強する必要があるのかなと思います。
全て補助ツールに頼りすぎると基礎が育たないのでオススメしません。
なので、ツールに100%頼るのではなく、ツールと一緒に自分が成長する道を選んだほうが、長期的に見てもメリットがあります。
※若干精神論っぽいですが・・・
どちらかと言うと「写経」のように、真似をしつつも本質を盗むためにあるのかなと。
写経の効果については、こちらのページで紹介しています。デメリットについても詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。
余談ですがこのサイトでも「コピーライティングのテンプレート」を紹介しています。
ターゲットのリサーチの方法から細かい手法まで、1つの広告を作るのに必要な情報は網羅しています。
今回紹介したツールと一緒にお使いいただければなと思います。
※下記のページにある広告文の作成手順を踏むことで、誰でも簡単に申込みが発生する文章を書くことができます。
人間とAIのハイブリットの文賢
「どうしても外注は嫌だ! けどAIで楽がしたい!」
という方には文賢を検討してみるのも良いかもしれません。
詳しくは公式HPで書かれているので割愛します。
※僕もこの会社のツールを2つほど使用していますが、とても助かっています。「お金は次のお金を生むためにある」といった攻撃的な思考の人にはおすすめです。
今回のまとめ「コピーライティングの自動ツールは最初のうちはアリ」
なので、僕は「自分が成長するためなら」自動ツールを使うのはアリだと思っています。
今回の記事を参考にすることで、おそらく、誰でも簡単にキャッチコピーやコピーライティングが作れることでしょう。
まずは型を参考にすることで、考える時間も無くなるので一石二鳥です。
今回は自動でキャッチコピーやコピーライティングを作ることができるツールの紹介だけではなく、デメリットや注意点などもご紹介させていただきました。
近年では「コピー記事」に対する対策も厳しくなってきているので、個人的な意見としては「自分である程度勉強するべき」だと思っています。
それでも「最初のチュートリアル」としては優秀だと思いますので、文章に慣れるまで使ってみるといいかもしれませんね。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
※広告を作成したら、必要のない場所は添削をしなければなりません。そのときに「どの部分を消せば良いのか」がわからないと困りますよね。というわけで下記のリンク先で「添削したほうがいいもの、したらダメなもの」を紹介しています。
その他、キャッチコピーに関する記事はこちらになります。