どうもこんにちは。
ロボパンビジネス情報部の須田です。
突然ですが、あなたは
広告文を書く時いつも何から書けばいいか、 どんなことを書けけばいいのか分からなくて 中々作業が進まない…。
↑こんな悩みをおもちではありませんか?
今回はそんな方のために、ロボパンで使用している
簡単に広告文を作成することが出来るテンプレートと、
コピーライティングの手順についてご紹介していきたいと思います。
コピーライティングはテンプレートがないと、
何から書き始めていいのか分からず混乱してしまうこともよくありますよね!
今回ご紹介するテンプレートを使うことで、
そうした悩みを解消することが出来ます。
ぜひあなたも活用してみてください。
誰でも簡単に広告作成!ロボパン式コピーライティングテンプレート!
それでは、早速ロボパンビジネス情報部で使用している
コピーライティングのテンプレートについてご紹介していきます。
下記の要素を埋める形で文章を書いていくことによって、
スムーズにコピーライティング作業を進めることが出来ます。
- 1:キャッチコピー
- 2:ターゲットの悩みや欲求に共感
- 3:ベネフィットを提示
- 4:自社商品の強味をアピール
- 5:自社商品の実績や権威、スタッフの紹介など
- 6:商品・サービスの内容や価格
- 7:商品購入までの手順を解説
- 8:保証などをアピール
- 9:クロージング
各項目の詳しい解説については後述します。
まずはリサーチで情報を集めよう!
テンプレートがあるからと言っていきなり広告文を書こうと思っても、
書く材料がなくてはコピーライティングは出来ませんよね!
というわけで、テンプレートは一旦置いておいて、
まず最初に行うのは商品やターゲットとなるお客様、
競合他社などのリサーチです。
このリサーチの段階で集めるべき情報については
- 自社商品のターゲットとなる人はどんな人か?
- そのターゲットが抱えている悩みや不安、欲求はどんなことか?
- ターゲットが求めているベネフィットとは何か?
- 自社商品の強味はどんな点か?
- 自社商品だけが持っている、他社にはない強みはどんな点か?
- 自社商品の実績や有名人が使っているなどの権威
- 商品購入までに必要な具体的な手順
- 自社商品に限定要素(期間限定や数量限定)はあるか?
上記の項目があればOKです!
ターゲットの特定は具体的に行おう!
これらの項目の中で特に重要なのが
自社商品のターゲットを絞り込むことです。
これは何故かと言うと、
人間は基本的に自分に関連がない事柄に対しては
興味を持ってくれないからです。
つまり、特にターゲットを絞り込んでいない
「誰にでもオススメ出来る商品です!」という切り口でのアピールは、
裏を返すと「誰に対しての商品でもない」ということになってしまいます。
そのため、興味を持ってもらえず、広告も読まれず終いになってしまうのです。
なので、ターゲットを絞り込む必要があるわけですね。
また、ターゲットを絞り込む際は
- 性別
- 年齢
- 家庭環境
- 職業
- 住んでいる地域
などなど、様々な条件で洗い出し、
最低でも2つ以上の条件で絞り込むようにしましょう。
ターゲットの悩みや欲求を元にベネフィットを考えよう!
ターゲットとなる人物像を絞り込んだら、
次はその人がどんな悩みや不安・欲求を抱えているのかをリサーチしましょう!
広告の中にターゲットの悩みや不安、欲求に共感するような文章を入れることで、
読み手は「自分の話をしているな」と感じ、興味を持って読み進めてくれるようになります。
そして、悩みや欲求が分かったら、それに対してのベネフィットを考えましょう。
ベネフィットというのは、簡単に説明すると
「商品を使った後の未来の姿」のことです。
例えば「資格試験のための勉強教材」という商品の場合は
- 資格試験に受かる→これはただのメリット
- 資格試験に受かることで就職活動で有利になり、大手企業からの内定がもらえる!→これがベネフィット
読み手に対して的確なベネフィットを提示することによって、
商品を使った後の良い未来を想像しやすくなるため、
商品購入を後押ししてくれる効果があります。
実際に集めた情報をテンプレートに当てはめていく
コピーライティングに必要な情報を集めたら、
次はいよいよその情報をテンプレートに当てはめていき、
文章を作成していきます。
一つ一つの項目について、詳しく解説していきたいと思います。
1:最初はターゲットの悩みや欲求に共感
まず最初に書き始める部分は、キャッチコピーではなくその下にある
「ターゲットの悩みや欲求に共感」の部分です。
この部分では先に集めた情報のうちの
「ターゲットの悩みや欲求」を元に文章を書いていきます。
例えば(僕は雪国育ちなので)「除雪作業の代行サービス」の場合は
ただでさえ仕事で忙しいのに、冬の季節はそこに除雪作業も加わって
さらに忙しい!そしてさらに疲れる!本当に参ってしまいますよね。
しかもやっと一週間を乗り切ってたまの休日だと思ったら、
今度は屋根に積もった雪の雪下ろし作業…。
休む暇もない冬の季節にあなたもウンザリしているのではないでしょうか?
と、こんな感じでターゲットの悩みを書くことで共感していきます。
広告の本文の書き出しに困ったら、お客さんの心の中をセリフにして書こう
※どう書き出したらいいか分からない!という時に使えます!
2:ベネフィットを提示
悩みや欲求に共感したら、次は自社商品・サービスを使うことで
その悩みや欲求を解消出来ることを伝え、ベネフィットを提示しましょう。
先程と同じく「除雪代行サービス」を例にして例文を作るなら
そんな時はロボパン除雪サービスにお任せください!
除雪作業歴30年のベテランスタッフがあなたの代わりに除雪作業を代行!
- 捨場がないくらい積もった雪
- 屋根の上にドカッと鎮座する雪
どんな雪でも真っ平らになるまで徹底的に除雪します!
面倒でキツイ除雪作業は我々に任せて、
あなたは暖かいコタツに入りながらのんびりテレビを見たり、
あるいは布団の中でぐっすり二度寝を楽しんだり、
平和な休日を謳歌してください!
こんなのはいかがでしょうか?
その他にも、商品・サービスを利用した時どんな気持ちになるかや、
お客様がついつい言ってしまうであろうセリフなどを書くのも
未来の描写になりますので有効です。
3:自社商品の強味をアピール
次は自社商品・サービスの強味をアピールしていきましょう。
商品・サービスの強味にはどんなものがあるか?例を挙げると
- 効果を実感出来るまでは早いこと
- 深夜でも対応していること
- ご飯・味噌汁おかわり無料!
などなど様々なものがあります。
また、女性のお客様が多いサービスなどの場合は
「女性スタッフが対応するので安心!」というのも強味になります。
どんな要素が商品の強味になるかは
扱っている商品やそのターゲットによって変わってきますので、
あなたの商品の強味は何なのかを可能な限り考えてみましょう。
また、強味を紹介する時は箇条書きにすると見やすくていいでしょう。
例文を挙げるなら
- 1:24時間対応可能!
- 2:即日対応可能!
- 3:大量の雪の排雪作業にも対応可能!
こんな感じになります。
4:自社商品の実績や権威、スタッフなどを紹介
次は自社商品・サービスの実績や権威性などをアピールしていきます。
実績や権威をアピールすることで、商品の品質に信頼感が増し、
商品購入の後押しになってくれます。
実績や権威にはどんなものがあるかと言うと
- 販売実績
- 表彰実績
- 有名な人の監修
- 有名人も利用している
- お客様の声
- 高いお客様満足度
などがあります。
こうした実績も先程の強味と同様に、
箇条書きで表すと見やすくていいですよ!
また、社長やスタッフの自己紹介などを載せておくと、
どんな人が作った商品なのか?どんな人がサービスを提供してくれるのか?
というのが分かり、読み手も安心感を感じてくれます。
5:商品・サービスの内容や価格を紹介
次は商品・サービスの内容や価格を伝えます。
商品の中にどんなものが入っているか?
また、どこまでがサービスの範囲内なのか?
価格はいくらかを分かりやすく記載していきましょう。
特に注意してほしいのは価格についてです。
価格の表示の仕方が不透明だった場合、
読み手は不信感を感じてしまいますので、
可能な限り分かりやすく価格を表示するようにしましょう。
6:商品購入までの手順を解説
次は商品購入までの手順を解説していきます。
いくら良い商品やサービスだったとしても、
購入までの手順が複雑だとそれだけで
「やっぱりやめとこう…」と購入を断念してしまうお客様もいます。
そのため、可能な限り詳しく簡潔に購入までの手順を書きましょう。
また除雪代行サービスを例にして例文を挙げると
- 1:まずは受付専用ダイヤル〇〇〇〇ー〇〇ー〇〇〇〇までお電話ください!
- 2:受付担当が対応させていただきますので、「除雪作業(あるいは雪下ろし作業)を依頼したい」とお申し付けください!
- 3:お電話にてご住所をお伺いしましたら、10分以内にスタッフがお宅に駆けつけます!
- 4:作業前に無料のお見積りをいたします
- 5:お見積り額にご納得いただけた場合、作業を開始いたします!
- 6:作業完了後、料金をお支払いいただき終了となります!
このような形になります。
また、店舗販売の場合は地図や住所をしっかり記載するなど、
商品購入までのアクセスに必要な要素は忘れずに記入しておきましょう。
7:保証などをアピール
次は、商品やサービスに保証がある場合はそれをアピールしていきます。
お客様というのは商品やサービスを購入する際に、
「もし商品を購入しても効果がなかったらどうしよう…」
という不安を抱えている場合がよくあります。
保証をつけることによって、そうした不安を解消して
商品の購入を後押しすることが出来ます。
8:クロージングを書く
本文の作成の最後になります。
次はクロージングコピーを書いていきます。
クロージングコピーというのは、
広告の締めの部分にあたり、
読み手の商品購入を後押しするのが目的です。
読み手は最後まで広告を読んでくれたからといっても、
必ず商品を購入してくれるわけではありません。
- お金を使うのが惜しい…
- もっといい商品はないか気になる
- もう少し考えてからにしたい
などなど、様々な理由で購入を先送りにしてしまう場合がよくあります。
そして、一度広告から離れてしまった方が
もう一回広告を見てくれる割合は3割未満と非常に少ない!
だからこそ、このクロージングの部分でしっかりと後押しをし、
商品販売のチャンスを逃さないようにする必要があります。
ここで書くべきことは
- ベネフィットをもう一度提示する
- 商品・サービスの限定性・希少性をアピールする
- 商品を他の物と比較してお得感を感じさせる
- 具体的に今すぐやるべきことを指示する
- 購入手順が簡単なことをアピールする
上記の項目になります。
ベネフィットをもう一度提示
最初の方でも提示したベネフィットですが、
最後のクロージングでもう一回提示して
読み手に商品を使った後の自分の姿をイメージさせます。
商品の希少性・限定性をアピール
リサーチの段階で自社商品に限定要素はないかを探しましたが、
その限定要素はここで使います!
期間限定や数量限定などの限定要素というのは、
読み手が商品を購入するかどうかの決断を先延ばしにしてしまうのを防ぐ効果があるため、
クロージングの要素として非常に強力です。
キャンペーンバナーなどを貼って、
限定要素を目立たせましょう!
商品を他の物と比較してお得感をアピールする
こちらもクロージングのテクニックの一つです。
例えば、「英会話の教材(1000円)」が商品だった場合
価格はたった1000円!外食一回分のお値段でネイティブな英語が話せるようになります!
と、こんな感じで他の安い物に例えたりすると、
商品のお得感が高まったように感じますよね。
このように、商品の値段を他の物に例えたり、
商品の効果を他の商品と比べてお得感を感じさせることで、
読み手を購入に導くことが出来ます。
具体的に今すぐやるべきことを指示する
この部分はいよいよ最後の一文のあたりになります。
これは例を出すなら、広告の最後によく出てくる
「今すぐお電話ください!」というものにあたります。
(今すぐ電話!というのは具体的な行動ですよね。)
あなたの商品を購入する際、一番最初にやるべき行動が
受付ダイヤルへのお問い合わせなら「今すぐ受付ダイヤルまでお問い合わせください!」
メールでのお問い合わせなら「今すぐメールにてお問い合わせください!」
といった具合に、シンプルに今やるべき行動を指示するのが大事です。
購入手順が簡単なことをアピールする
最後の「購入手順が簡単なことをアピールする」というのは、
例えば「お問い合わせ後、たった30秒で手続き完了です!」といった具合に、
商品を購入するための手順が素早く簡単に終わることをアピールすることです。
これは先程の「今すぐやるべきことの指示」とセットで使う事が出来ます。
例えば
今すぐ受付専用ダイヤルまでお電話ください!
※お電話1本いただければ、30秒で手続き完了です!
といった感じです。すぐ下などに一文書き込むだけでもOKです。
9:キャッチコピーを書く
広告の一番最後に書くこと、
それは一番上に来るキャッチコピーを書くことです。
何故キャッチコピーを最後に書くのかと言うと、
キャッチコピーというのは商品の長所などを端的に表現する必要があるため、
他の部分を書き終わってから書いた方が商品に対する知識がまとまり、
書きやすくなっているからです。
キャッチコピーを書く際に注意することは
- 2つ以上の条件で絞り込んだターゲットを指定する
- 具体的な数字を入れる
- ベネフィットを入れる
という点です。
また除雪代行サービスを使って例を挙げますと
秋田県にお住まいで毎日の雪かき、週末の雪下ろしにウンザリしているあなた!
24時間営業!即日対応可能!
除雪歴30年のベテランがあなたに代わって除雪作業を代行します!
面倒な除雪のことは忘れて、たまにはこたつでのんびりくつろぎませんか?
というのはどうでしょうか?
「秋田県」に住んでいる「除雪にウンザリしている方」と2つの条件でターゲットを絞り込み、
「24時間営業」や「その道30年」と具体的な数字をアピール。
そして最後に「コタツでのんびりくつろぎませんか?」とベネフィットを表しています。
即席で作ったので雑ですが、
イメージ的にはこんな感じになります。
キャッチコピーは広告の一番最初に来る、
一番目立つ部分です。
ここでしっかりと読み手の心を捉えることが出来ないと、
その下に続く文章を読んでもらうことも出来ません。
キャッチコピーは特に念入りに頭を捻って作るようにしましょう!
コピーライティングのテンプレートまとめ
1:広告を書く際に必要な項目は
- 1:キャッチコピー
- 2:ターゲットの悩みや欲求に共感
- 3:ベネフィットを提示
- 4:自社商品の強味をアピール
- 5:自社商品の実績や権威、スタッフの紹介など
- 6:商品・サービスの内容や価格
- 7:商品購入までの手順を解説
- 8:保証などをアピール
- 9:クロージング
以上の9項目!
2:テンプレートを使う前に、まずはリサーチで
- 自社商品のターゲットとなる人はどんな人か?
- そのターゲットが抱えている悩みや不安、欲求はどんなことか?
- ターゲットが求めているベネフィットとは何か?
- 自社商品の強味はどんな点か?
- 自社商品だけが持っている、他社にはない強みはどんな点か?
- 自社商品の実績や有名人が使っているなどの権威
- 商品購入までに必要な具体的な手順
- 自社商品に限定要素(期間限定や数量限定)はあるか?
この情報を集めよう!
3:キャッチコピーは最後に書いた方が書きやすい!
今回はロボパンビジネス情報部で広告を作成する際に使っている
コピーライティングのテンプレートについてご紹介させていただきました。
コピーライティングの仕方というのは人によって様々ですが、
このようにテンプレートを用意しておくといざ広告を書くとなった際も
「何をどう書いていこう?」と悩まずに作業を進めることが出来るのでオススメです。
あなたも自分なりのテンプレートを作ってみるといいかもしれませんね!
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