どうもこんにちは。

ロボパンビジネス情報部の須田です。

 

突然ですが、あなたは

「コピーライティングではインサイトが重要!」

なんてことを聞いたことはありませんか?

 

そして、同時に「インサイトって何のことだろう…」

疑問に思ったことはないでしょうか?

 

インサイトというのは確かに反応率の高い広告を作る上で非常に重要な要素であり、

これを理解しているかしていないかでコピーライティングの質は

大きく上下すると言っても過言ではありません。

 

ということで、今回はそんなインサイトについて

 

  • インサイトとはそもそもどういう意味か?
  • インサイトの重要性
  • インサイトの考え方・見つけ方

 

などについてご紹介していきたいと思います。

 

インサイトはコピーライティングのみならず、

ビジネスのあらゆる面で重要な鍵を握る要素なので

 

  • すでにビジネスを行っている方
  • これから起業しようという方
  • コピーライターを目指す方

 

上記のような方々はぜひ最後までお付き合いいただければと思います!

 

コピーライティングやマーケティングに不可欠なインサイトとは何?

 

コピーライティングで重要なインサイトとは?

 

あかパンジー(驚き)

そもそもインサイトってのはどういう意味なんだ?

まずはそこから教えてくれ!

 

ロボット

「インサイト」という言葉は、元々

「洞察」「見識」という意味の単語です。

ただし、ビジネスにおいてのインサイトというのは下記のように

 

  • 相手の気持ちになりきった時の心の動き
  • 相手の本当の悩みや欲求
  • 相手の本音
  • 相手の本当の気持ちを見抜くこと

 

ロボット

などなど、人によって若干解釈に細かいズレがあります。

ただ、大まかに見ればどれも「相手の本心を知る」

というところに注目しているのが分かりますよね。

 

あかパンジー(得意げ)

とりあえずインサイトって言われたら、

相手の本心のこと、あるいはそれを知ろうとすることって考えればいいってことか!

 

インサイトは何故重要なのか?

 

あかパンジー(驚き)

インサイトってのがどんな意味なのかは大体だけど理解出来た!

けど、何でこのインサイトは重要だって言われてるんだ?

 

ロボット

では、次はインサイトを理解することのメリットについて解説しましょう。

今回は「インサイト=本音や抱えている悩み・欲求」という前提でお話をしていきますね。

 

 

ロボット

まず最初に、商品を売る時というのは「こんな人に売りたい!」という、

いわゆる商品のターゲットを明確にする必要があります。

「誰にでもオススメ!」という商品は逆に誰にも相手にされませんからね。

※ターゲットの絞り込みの重要性については下記のリンクをどうぞ。

 

知らなきゃマズイ!ターゲットの絞り込みの重要性はこちら!

キャッチコピーとは?バカ売れ広告を作るための4つのコツ

※ターゲットの絞り込み方と一緒に、キャッチコピーの作り方も学べます!

 

ロボット

そのターゲットとなる人物の本音や、

どんな悩み・欲求を抱えているのか?

つまりインサイトを理解すると、

例えば下記のようなメリットがあるわけです。

 

  • ターゲットの求める商品・サービスを開発出来る!
  • ターゲットに共感した広告文が書ける!
  • ターゲットの不安を消し去るような保証をつけ、商品購入を後押し出来る!
  • ターゲットがつい商品を買いたくなるようなキャンペーンを打ち出せる!

 

ロボット

上記はほんの一例ですが、

ターゲットの悩みや欲求を理解出来るということは、

それを解決するための答えを用意しやすくなるということなので、

ビジネスを行う上で非常に便利なわけです。

 

あかパンジー(驚き)

コピーライティングだけじゃなく、

色んな面で有利になるんだな!

 

コピーライティングにインサイトを活かした例

 

あかパンジー(得意げ)

ちなみに、このインサイトを

コピーライティングに活かして上手く行った例とかってあるのか?

 

ロボット

ええ、ありますよ。

例えば、あかパンジー君は牛乳って飲みますか?

 

あかパンジー(得意げ)

おう!牛乳は好物だぜ!

 

ロボット

その牛乳についてですが、カリフォルニアにある牛乳協会は過去に

牛乳の消費量を何とか上げようと思って、

「牛乳は健康に良い!」という切り口でアピールをしました。

 

あかパンジー(得意げ)

たしかに牛乳は健康に良さそうだしな!

 

ロボット

しかし、その切り口では中々牛乳の消費量は増えず、

牛乳協会は悩んだ末、ある調査を実行しました。

それは、「牛乳好きな人を集め、牛乳を飲むのを一定期間禁止する」というものです。

 

あかパンジー(驚き)

そんな無茶苦茶な…。

 

ロボット

そして、その後その調査に協力してくれた方々に、

「どんな時に牛乳が飲みたくなったか」を聞いてみました。

すると「クッキーやパンなどを食べていて、口の中がモソモソしてきた時」

という回答が返ってきたのです。

 

あかパンジー(得意げ)

あ!分かったぞ!

つまり「健康のために牛乳を飲む」よりも

「パンとかクッキーを食べてる時に牛乳が飲みたい!」ってのが

ターゲットのインサイト(本音)だったってことか!

 

ロボット

お察しの通りです。

牛乳協会はこの調査結果を受けて、

今まで「健康のため!」という点でアピールしていたのをやめました。

そして、代わりにクッキーやパンと一緒に牛乳が写っている画像を用意し、

そこに「got milk?(ミルクありますか?)」という一言を添えた広告を作りました。

そうしたら牛乳の消費量は一気に増えたそうです。

 

あかパンジー(得意げ)

ターゲットのインサイトを調べて、

それにあった広告を作ることでコピーライティングの効果は全然違ってくるんだな!

 

インサイトのベネフィットは表裏一体

 

ロボット

先程の牛乳協会は

「口の中がパンなどでモソモソしてきた時に牛乳を飲みたくなる!」

というインサイトに対して、「パンやクッキーを食べる時のお供に牛乳を飲もう!」

というベネフィットを打ち出して成功しました。

つまりインサイトとベネフィットは表裏一体の関係なんです。

 

あかパンジー(驚き)

ベネフィットって何だ???

 

ロボット

ベネフィットというのは一言で言うなら、

「商品を使った後に得られる未来の姿」のことです。

「商品を使うメリット」と「ベネフィット」は似ているようですがちょっと違います。

例を挙げるなら…

 

英会話の教材という商品があった場合

  • 英語が話せるようになる!→これはただのメリット
  • 海外の人と交流出来るようになり、もっと広い世界を知ることが出来る!→これがベネフィット

 

ロボット

こんな感じですね。

コピーライティングではいかにターゲットが求める

ベネフィットを提示するかが重要なのですが、

そのベネフィットを考えるにはまずターゲットのインサイトを知る必要があります。

 

あかパンジー(得意げ)

なるほど!つまりインサイトさえ分かれば

読み手がビビッと来る広告を書くことが出来て、

商品の売上も上がるってわけだな!

 

ロボット

その通りです。

 

ベネフィットを考えるための方法はこちら!

ベネフィットとは?広告の反応率を挙げるための4つの手順

※間違ったベネフィットを提示してしまうと、逆に売上は下がります!しっかりと作り方を学びましょう!

 

インサイトはどうやって見つければいいのか?

 

インサイトの見つけ方

 

あかパンジー 立ち怒り

インサイトが大事なのは分かったけど、

そもそもインサイトをどうやって見つければいいのかが分からないと

どうにもならないんじゃないか?

 

ロボット

そうですね。

では、次はターゲットのインサイトをどうやって調べるか?

という点についてお話していきましょう。

 

前提として、まずはターゲットが絞り込めていることが重要

 

ロボット

インサイトを調べる前の前提条件としてですが、

まずは自社の商品のターゲットがどんな人物なのかを

予め絞り込んでおく必要があります。

 

あかパンジー 立ち怒り

確かに。商品に関係ない人の気持ちを考えても仕方ないからな。

 

ロボット

自社商品のターゲットとなる人をリサーチする方法としては

 

  • 自社商品の過去の顧客リストを参考にする
  • 同じような商品を販売している他社のお客様の声などを参考にする

 

ロボット

などなど、様々な方法があります。

詳しくは下記のリンクで解説しているので、

ぜひ読んでみてください。

 

ターゲットのリサーチ方法はこちら!

コピーライティングはリサーチが重要!4つの調査方法を公開!

※コピーライティングの反応率を高めるためのリサーチ方法を解説しています!

 

アンケートなどの調査を行う

 

ロボット

まず一つの手段として、

ターゲットとなる人に対して調査を行うというのも有効です。

 

あかパンジー(得意げ)

さっきの牛乳協会の話でも

牛乳好きな人に調査の協力をお願いしてたしな!

 

ロボット

あのような実験などを行うのもいいですが、

手軽な方法としてはアンケート用紙などを用意して、

どんな時に自社の商品を使いたいのか?

どんな機能などがあればより満足できるのかなどを聞いてみましょう。

 

ロボット困り

ただし注意点として、

ターゲットというのは自分がどんな欲求や悩みを抱えているのか?

自分でも上手く言葉に出来ない場合もよくあります。

そのため、アンケートの回答をそのまま鵜呑みするのは危険です。

あくまで参考資料の一つとして考えるようにしましょう。

 

インタビューを行う

 

ロボット

ターゲットとなる人に直接インタビューをしてしまうというのも

ターゲットのインサイトを理解する上で有効な手段です。

 

あかパンジー(驚き)

インタビューと言っても、誰に聞けばいいんだ?

 

ロボット

言ってしまえば、インタビューの対象になる人は

ターゲットとなる人、あるいはターゲットだった人なら誰でもOKです。例えば…

 

  • 自分の知り合いでターゲット層と同じ特徴がある人物
  • もしくは自社商品と同じような商品を買ったことがある知り合い
  • 過去に商品を購入してくださったお客様

 

ロボット

などが挙げられますね。

 

あかパンジー(得意げ)

どんなことを聞けばいいんだ?

 

ロボット

聞くべき内容は、例えば

 

  • 購入前にどんな悩みや欲求を抱えていたのか?
  • どうしてその商品を購入したのか?選んだきっかけは?
  • 使ってみてどんなところが良かったか?
  • 逆にもっと改善してほしいところはあるか?

 

ロボット

などが挙げられますね。

基本的には先程ご紹介したアンケートとあまり大差はない気がしますが。

 

あかパンジー(得意げ)

つまり、これもあくまで参考!ってことだな?

 

ロボット

そういうことです。

 

SNSを使って調べる

 

ロボット

その他にも、SNSを使って

ターゲットのインサイトを調べるという方法もあります。

 

あかパンジー(驚き)

SNSを使って?どうすればいいんだ?

 

ロボット

例えばTwitterなどを使って調べる場合は、

自分の商品、あるいは自分の商品と同じような競合他社の商品を検索してみます。

そうすると…

 

  • どんなタイミングで使っているのか?
  • どんな人が使っているのか?
  • 誰かと一緒に使っているのか?
  • どんな物と合わせて使っているのか?
  • どんな感想を持っているのか?

 

ロボット

などなど、様々な情報を得ることが出来るので、

ここからインサイトを探していくことも可能です。

 

あかパンジー(得意げ)

なるほど!

例えば試しに「コカ・コーラ」で検索してみたけど、

映画を見る時に飲んでる人とか、風呂上がりに飲むのが好きって人とか、

色んな意見が見えてくるんだな!

 

ロボット

また、SNSを使ってインサイトを探す場合は、

知りたい情報によって他のSNSを使い分けるようにするといいでしょう。

例えばTwitterの場合はその商品の日常での使い方や素直な感想を述べている場合が多いですし、

Instagramの場合は商品ブランドに対するイメージなどが見えてきます。

 

あかパンジー(得意げ)

SNSってのはこういう時にも役に立つもんなんだな。

 

コピーライティングとインサイトのまとめ

 

インサイトのまとめ

 

今回の記事のまとめ

1:インサイトとはターゲットの本心や悩み・欲求のこと!

 

2:インサイトを知ることでコピーライティングや商品開発など、様々な面でメリットがある!

 

3:インサイトとベネフィットは表裏一体の関係!

 

4:ターゲットのインサイトを調べるには

  • ターゲットにアンケートを取る
  • ターゲットとなる人物にインタビューをする
  • SNSで自社商品と同じジャンルの商品について調べる

などの方法が有効!

 

今回はコピーライティングのみならず、

ビジネスを行っていく上で非常に重要な

インサイトについてご紹介させていただきました。

 

ターゲットのインサイト(本心、抱えている悩みや欲求)を知ることによって、

コピーライティングの面でも的確なベネフィットを書くことが出来ますし、

商品やサービスの開発においても需要にピッタリ合ったものを作ることが出来ます。

 

逆にインサイトが分からないと、

ターゲットの興味を引くような広告を作ることは出来ませんし、

商品開発においてもどう改良すればいいのか分かりません。

 

あなたも、あなたの商品のターゲットとなる人物のインサイトは何なのか?

しっかりとリサーチして考えてみましょう。

 

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