あかパンジー(驚き)

コピーライティングについて調べていたら、

「セールスライティング」って言葉が出てきたけど

一体何者なんだ?何か違うのか?

ロボット

セールスライティングというのは、

コピーライティングの手法の一つです。

読み手に商品の購入や問い合わせなど、

何か行動をしてほしいという時に使う手法ですね。

ちなみに、その対となる手法として、

商品や企業のイメージアップを目的とした

イメージライティングという手法もありますよ。

 

コピーライティングとセールスライティングの違いとは?

 

コピーライティングとセールスライティングは違うのか?

 

それでは、「コピーライティング」「セールスライティング」

2つの言葉の意味についてご紹介していきたいと思います。

 

セールスライティングとは何か?

 

セールスライティングというのは簡単に説明すると

 

  • コピーライティングの手法の一つ
  • 商品の販売やお問い合わせなど、読み手にアクションを起こさせるのが目的の書き方

 

ということになります。

 

逆にイメージライティングというものもある

 

そして、セールスライティングの対になるものとして、

「イメージライティング」というものも存在します。

 

イメージライティングとはどんなものかというと

 

  • 商品や企業のイメージアップが目的
  • 読み手にアクションを求めない

 

という特徴を持ったコピーライティングの手法です。

 

人によって解釈が別れるところがありますが、

場合によってはこのイメージライティング=コピーライティングと言う人もいます。

 

ただ、僕個人としては

 

  • コピーライティング→「広告文章を書くこと」という大きなジャンル
  • セールスライティング→「読み手にアクションを起こさせる」のが目的のコピーライティング手法
  • イメージライティング→「商品や企業のイメージアップ」を目的としたコピーライティング手法

 

という風に考えています。

 

セールスライティングとイメージライティングの比較

 

セールスライティングとイメージライティングの内容とは?

 

セールスライティングとイメージライティング、

大まかな違いはここまでで分かったと思います。

 

次は、実際にセールスライティングとイメージライティングでは

内容はどのように違ってくるのかをご紹介していきます。

 

セールスライティングのキャッチコピー

 

まずはキャッチコピーの面から、

2つのライティング方法の違いを見ていきましょう。

最初はセールスライティングからです。

 

セールスライティングのキャッチコピーは、

例えばこのような作りになっています

 

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セールスライティングというのは先程もご紹介したように、

あくまで商品の購入だったり、お問い合わせだったり、

最終的に読み手に何らかのアクションを起こしてもらうことが目的の広告です。

 

そのため、キャッチコピーは

 

  • ターゲットを絞り込む
  • 続きが読みたくなるような書き方をしている

 

というのが特徴です。

 

商品を購入してもらうには、広告の本文を読んでもらい、

商品の良さを理解してもらわなくてはなりません。

 

だからこそ、セールスライティングのキャッチコピーは

まず興味を引き、続きを読みたくなるような作りに特化しているというわけですね。

 

セールスライティングのキャッチコピーの作り方はこちらをお読みください!

キャッチコピーとは?バカ売れ広告を作るための4つのコツ
※キャッチコピーはターゲットを絞り込んだ方が反応率が上がりますが、その方法を解説しています!

キャッチコピーの作り方のコツとは?7つの例を元に解説!
※キャッチコピーを簡単に作るための7つのパターンを紹介!

 

イメージライティングのキャッチコピー

 

まずはイメージライティングのキャッチコピーについて、

例を出してご紹介していきたいと思います。

 

そもそもイメージライティングとは何なのか?というのを理解するには、

実際に耳に馴染みのある大手企業のキャッチコピーを参考にするのが良いでしょう。

 

ということで下記の例を御覧ください。

 

  • あなたと、コンビに、ファミリーマート:株式会社ファミリーマート
  • はやい、やすい、うまい:吉野家
  • intel inside(インテル入ってる):インテル株式会社
  • ココロも満タンに:コスモ石油株式会社

 

…どうでしょうか?どれも聞き覚えのあるフレーズだと思います。

 

先程もご紹介しましたが、イメージライティングというのはあくまで

世間に商品や企業を覚えてもらったり、

イメージアップを図るために打ち出す広告です。

 

そのため、セールスライティングのキャッチコピーとは違って、

別に続きが読みたくなるような文章にする必要がありません。

 

韻を踏んでいて語呂が良く、覚えやすいフレーズ

あるいは詩的で印象に残りやすいようなフレーズ

イメージライティングでは必要になってきます。

イメージ系キャッチコピーの作り方のコツはこちら!

キャッチフレーズの作り方:韻を踏むことで得られる3つのメリット

※韻を踏むと何故語呂が良くなり覚えやすくなるのか?根拠や例を踏まえて解説しています。

 

本文の内容の違い

 

次はセールスライティングとイメージライティング、

それぞれの本文の内容の違いについて比較していきたいと思います。

 

まずはセールスライティングですが、

セールスライティングには

 

  • ターゲットとなる人物の悩みに共感する文章
  • 商品のメリット
  • 商品のベネフィット
  • 商品の実績
  • お客様の声
  • 商品購入までの手順
  • クロージング(お客様に行動を促す部分)

 

などが盛り込まれています。

 

読み手の悩みや欲求に共感する文章で

読み手を広告に引き込み、

商品のメリットベネフィットを紹介していきます。

ベネフィットって何?という方はこちらをお読みください!

ベネフィットとは?広告の反応率を挙げるための4つの手順

※コピーライティングの必須要素、ベネフィットの考え方を解説しています!

 

その次は商品の実績

これまで商品を購入してくださった方々の感想を紹介し、

読み手に商品に対しての安心感を感じさせます。

お客様の声の広告効果についてはこちら!

広告の反応率を上げたければ第三者の意見を載せよう【ウィンザー効果】

※第三者の意見を載せることで商品への信頼感が大幅アップ!

 

そして商品購入の具体的な手順を紹介し、

最後のクロージング部分では「限定キャンペーン!」などで

読み手を今すぐ行動したくなるように誘導していきます。

お客様を逃さないクロージングテクニックはこちら!

コピーライティングはクロージングが鍵!売上UPのための6つの方法!

※広告の成約率はクロージングで決まります!お客様を逃がす前にぜひ読んでみてください!

 

このように、セールスライティングは広告に多くの情報を詰め込みますが、

これはひとえに読み手を商品購入などの行動に移させるためです。

 

ちなみに、参考事例が見たいという方は、

テレビの通販番組を見てみましょう。

 

通販番組は文章ではありませんが、

先にご紹介した要素がほぼ全部詰まっており、

セールスライティングの良い勉強になります。

(僕も暇な時とかに見て一人で感心してます。)

 

では、次にイメージライティングはどんな内容になるのかというと、

一言で言うなら「カッコいい(美しい)画像や映像」です。

 

「え?それだけ」と思う方もいると思いますが、

イメージライティングというのは何度も言いますが、

セールスライティングと違って読み手を行動に移させる必要はありません。

 

そのため、商品購入の手順やメリット・ベネフィットも不要。

必要なのは商品や企業のイメージアップになるような

カッコいい(美しい)画像や映像、そして詩的で印象に残りやすいキャッチコピーなんです。

 

イメージライティングによって作られた広告、

つまりイメージ広告の例が見たいという方は「車のCM」を見るのがオススメです。

 

例えばYoutubeなどで「車 CM」と検索してみましょう。

各社の車のCMを多数まとめた動画などが出てきますが、基本的には

 

  • 車がカッコよく走っている映像
  • 一言二言挟まれる詩的なキャッチコピー

 

こんな感じで終わっているものが非常に多く、

車の性能などを詳しく紹介しているようなCMというのは稀です。

 

また、駅の構内に掲載されているポスター広告も

イメージライティングの場合が多いですね。

 

効果を計測するかしないか

 

また、セールスライティングとイメージライティングでは、

「広告の効果を計測するかしないか?」というのも大きな違いです。

 

セールスライティングというのは

言ってしまえば販売数や問い合わせ数など、

結果を出すのが目的の広告です。

 

そのため、もし想定した結果を下回ってしまった場合は

効果が薄かった・あるいはなかったということなので、

広告費の無駄になってしまいますので、

広告を打ち切る必要もあります。

 

したがって、広告からどれだけ

成約や問い合わせがあったのかを計測する必要があります。

 

広告の効果を計測する方法としては、例えば

 

  • 広告毎に別の電話番号にしておく
  • 広告にそれぞれ異なる番号をふっておき、問い合わせ時に何番の広告を見たか聞く
  • 特定の広告にのみ「無料お試し商品!」などのキャンペーンをつける

 

などがありますね。

 

一方、イメージライティングの場合はそもそも

商品の成約や問い合わせなどの結果を求めた広告ではありませんので、

広告の効果を計測する必要もありません。

 

広告目的を事前に把握して、適切なライティング手法を使うのが大事

 

ここまででご紹介した通り、

セールスライティングとイメージライティングというのは

その狙いとなる所が異なるため、

その結果書く内容も大きく違ってきます。

 

そのため、コピーライティングをする上でまず重要なのは、

自分が書く広告は何を目的とした広告なのかをしっかりと把握することです。

 

例えば、商品の販売を促して売上を高めるための広告を出したいのに、

内容が詩的なキャッチコピーとカッコいい画像だけの

イメージライティングになってしまっては効果が期待出来ません。

 

逆に企業や商品のイメージアップが目的の場合は、

商品のメリットなどを事細かに紹介しているセールスライティングよりも、

読み手の記憶に残るような詩的な表現のイメージライティングが必要なります。

 

あなたが出したい広告、

あるいはあなたの依頼主が出したい広告はどちらなのでしょうか?

コピーライティングをする前にしっかりと把握しておきましょう。

 

セールスライティングとイメージライティングまとめ

 

セールスライティングとイメージライティングまとめ

 

今回の内容まとめ!

1:セールスライティングとは商品の販売や問い合わせなどが目的のコピーライティング手法!

 

2:逆に、商品や企業のイメージアップを目的としたイメージライティングもある!

 

3:セールスライティングとイメージライティングでは広告の内容が全く異なる!

 

4:自分が書く広告は何が目的なのかをはあくすることが大切!

今回はセールスライティングとコピーライティング(イメージライティング)の

違いについてご紹介させていただきました。

 

セールスライティングとイメージライティングは、

どちらが正しい・どちらが優れているというものではありません。

広告の目的によって使い分ける必要があります。

 

どちらの広告も書けるように、

両方のノウハウをしっかりと学んでおきましょう。

 

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