あかパンジー(驚き)

「お、この商品には3つの種類があるのか~」

「こっちも気になるな。2つ買っておこう」

「いや、やっぱり3つ買って試してみよう!」 

 

ロボリンちゃん

見事にお店側の狙い通りになったわね。

 

「気になる商品に複数の種類があったので、全て購入してしまった!」

 

このような経験をしたことはありますか?

 

 

購入する商品が高級なものなら、
「3つ買っちゃおう!」とは思いませんが、

お菓子などのお手軽に購入できる商品を見ると
ついつい買い占めたくなるものです。

 

自分も以前

「大人のきのこの山」

「大人のたけのこの里」

が販売されたときに、コアラのマーチ派であるにも関わらず
2つの商品を購入して食べ比べをしていまいました。

 

綺麗にメーカーの思惑にハマってしまったわけです。

 

 

というわけで、今回は

「商品の種類を増やして、商品を売りやすくする方法」

についてご紹介したいと思います。

 

アナタの商品が

・お菓子などお手軽の購入できる

・ついつい集めたくなる

ような商品だった場合は、売り上げを伸ばすキッカケになるかもしれません。

 

また、

「下手に商品を増やしすぎることのデメリット」

についても簡単にですが触れていきたいと思います。

 

商品を増やして、わざと「迷わせる演出」をすることで売り上げが上がる

迷わせる演出をすることで、商品を売りやすくなる方法

 

冒頭でも少し触れましたが、
商品のバリエーションを増やすことで
結果的に商品がセットで売れやすくなります。

 

これは、ビジネス用語でいう

「クロスセル商法」と呼ばれる
関連商品を設置して売上アップを狙った手法になります。

※クロスセルについてはコチラの記事をご覧ください。

 

ハンバーガー屋さんのポテトなんかがいい例ですね。

 

しかし、わざわざハンバーガーとポテトという
2種類の商品を用意しなくても、

 

1つの商品を種類別に分けるだけでも
似たような効果が得られます。

 

 

例えば、少し前に明治から販売された

・カカオ成分95%

・カカオ成分86%

・カカオ成分72%

の分量別で売られている「チョコレート効果」という商品がありました。

 

あれも、ついつい

 

「今回は95%を食べたんだけど、72%も気になるな…」

と思ってしまいます。

 

このように、わざと選択肢を用意することで

「購入する予定の無かった人」

の需要も掘り起こすことが可能になるんですね。

 

人間は「迷ってしまうと、正確に物事を判断できなくなる」

というダブルバインドという心理がありますが、
あの心理も関係していると言えるでしょう。

※ダブルバインドについてはコチラ

 

極端な話

「注意を引きつけて悩ませた時点で勝ち」

だと思っておいても間違いはないです。

 

増やしすぎはダメ

ドーナッツ

 

人間にはコレクター欲求があるので、
種類を増やせば、それだけ売れる可能性も増えます。

 

しかし、商品を増やしすぎると
逆にれなくなるリスクもあるので覚えておきましょう

 

 

人間には「選択回避」と呼ばれる心理があり、
どんなものなのかをザックリと解説すると

 

選ぶ選択肢が4つ以上になってしまうと、
「逆に選ばない」という選択をしてしまうことがある。

 

といったものです。

※詳しくはこちらのページにて解説しています。

 

つまり、選択肢を増やしすぎると、
逆にお客さんは購入してくれなくなる恐れがあるんですね。

 

なので、「チョコレート効果」や「キノコとタケノコシリーズ」のように
できれば2~3種類の間でバリエーションをつけるようにしましょう。

 

そこを意識するだけでも、将来の失敗を防ぐことができるはずです。

 

また、個人的な意見ですが、
できれば2種類よりも3種類がベストです。

 

ビジネスのノウハウの中には

松竹梅商法

と呼ばれるものがあり、

3種類の商品を設置することで
一定の割合で商品が売れると言うことが分かっています。

 

なにかと縁起のいい数字なんですよね。

※プリンやヨーグルトも3つですので

 

詳しくは、下記のページにて「アップセル商法」として公開しております。

※アップセル商法についてはコチラの記事をご覧ください。

 

というわけで、何種類の商品を用意するのか迷った場合は

「価格帯が微妙に違う3種類の商品」

を用意することをオススメします!

 

っと、知らないうちに長くなってしまいましたので、
今回もこの辺で終わりたいと思います。

 

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。