あかパンジー(驚き)

コピーライティングについて調べていると

「スワイプファイル」って言葉を見ることがあるんだけど、

一体なんのことなんだ?

ロボリンちゃん

スワイプファイルというのは

簡単に言うと「成果の出た広告を資料として集めたもの」ということよ。

成果の出た広告を資料として取っておいて、

見たり写経したりすることで文章力を高めることが出来るわ。

 

コピーライティング上達に役立つスワイプファイルとは?

 

スワイプファイルとは何か?

 

どうもこんにちは、

ロボパンビジネス情報部の須田です。

 

今回は、「スワイプファイルとは一体何か?」というのをテーマに、

スワイプファイルの意味や活用法、集め方などをご紹介していきたいと思います。

 

スワイプファイルとは何か?

 

まずはスワイプファイルとはそもそもどういう意味か?

ということについてご紹介していきます。

 

スワイプファイルというのは、

冒頭でもお話しましたが

「成果の出た広告を資料として集めたもの」

という感じの意味になります。

 

スワイプファイルのスワイプ(Swipe)とは元々

 

  • 1:強打する
  • 2:カードなどを機械に通す
  • 3:拭い取る
  • 4:盗む、くすねる、かっぱらう
  • 5:タッチパネルなどで、指を滑らせる操作のこと

 

という意味の単語なのですが、

この場合は使われているのは4番のくすねるというもの。

 

つまり、コピーライティングの技術を

成功した広告からくすねてしまおうという意味ですね!

 

スワイプファイルの活用法

 

スワイプファイルの使い方とは?

 

では、スワイプファイルは実際にどんな風に活用すればいいのか?

その方法についてご紹介していきます。

 

見て学ぶ

 

まずは、成果の出た広告をじっくりと見て、

 

  • どんなノウハウが使われているのか?
  • どんな文章構成になっているのか?

 

などを分析していくという方法です。

 

成果の出た広告の実例を分析していくことで、

効果のある広告の書き方を具体的に学ぶことが出来ます。

 

スワイプファイルを見て参考にする際は、

特にキャッチコピーの部分と、

広告の最後の締めにあたるクロージングの部分は注意して見ましょう。

 

キャッチコピーは広告の一番目立つ部分で、

読み手の興味を引きつけて続きを読ませるのが目的です。

このキャッチコピーがダメだと、その下に続く文章は

全て無駄になってしまいます。

 

クロージングは、読み手に今すぐ

商品購入などのアクションを起こすように促す部分です。

このクロージング部分がダメだと、

読み手は商品の購入を先送りにしてしまう可能性があります。

 

キャッチコピーとクロージングは

コピーライティングをする上で重要な部分ですので、

ぜひ効果の高かった広告から技術を学びたいものですね。

 

写経してみる

 

写経はコピーライティングのトレーニングとして

代表的な方法の1つです。

 

成果の出た広告の文章を写経していくことで、

売れるコピーライティングを体感的に覚えることが出来ます。

 

スワイプファイルは、内容を見て参考にするだけではなく、

写経をするための素材としても活用することが出来ます。

写経の仕方などについて、詳しくはこちら!

コピーライティングは写経で上達!ただし知識がないと意味ナシ!
※写経をする上での方法や注意点などをまとめています!

 

実際に広告を作る際の参考にする

 

スワイプファイルの活用法として、

実際に広告文を作っていて行き詰まった時に

参考にするというのもあります。

 

広告文を書いていると、

どうしても良い文章が浮かんでこない時というのはありますが、

そんな時にスワイプファイルがあれば

実際に成果を上げた広告の手法からヒントを得ることが出来ます。

 

文章を丸パクリするのはダメですが、

良い文章を閃くためのきっかけとして活用することも出来ますので、

ぜひ数を集めておきたいですね。

(丸パクリの危険性に関しては後述します。)

 

スワイプファイルはコピーライティングの知識がないと意味なし!

 

スワイプファイルは見て分析したり、写経をしたりすることで

コピーライティングのテクニックの実践的なテクニックを学ぶことが出来ます。

 

しかし、スワイプファイルを使った学習をする前に注意する点があります。

それは「スワイプファイルはコピーライティングの知識がないと意味がない」ということです。

 

どんなに効果の高い広告を集めても、

そもそもコピーライティングの知識がないと

 

  • 一体どんなノウハウが使われているのか?
  • 一体この広告のどの部分がすごいのか?

 

というのを理解すること自体が出来ません。

 

そして、何故この広告が優れているのか?というのが理解出来ないなら、

結局自分自身のノウハウとして活かすことも出来ません。

つまり時間の無駄になってしまうということになります。

 

なので、スワイプファイルを使った学習をする前に、

まずはコピーライティング関係の書籍などを読んで

コピーライティングの知識を頭に入れておく必要があります。

コピーライティングの知識を学ぶのに効果的な本はこちら!

【勉強に最適!】コピーライティング初心者におすすめの本7選
※コピーライティングを学ぶなら買って損はないと言える本ばかりをご紹介しています!

 

スワイプファイルはあくまで

「コピーライティングの知識を学ぶ」というわけではなく、

「効果の高い広告の実践的な書き方を学ぶ」

という目的で使うものだという風に考えましょう。

 

どうやってスワイプファイルを集めればいいのか?

 

スワイプファイルの集め方

 

では、次は実際にスワイプファイルをどうやって集めればいいのか?

その方法や、集めるべき広告の基準についてご紹介していきます。

 

広告媒体はどれでもOK

 

まず基本的な前提ではありますが、

スワイプファイルとして集める広告に媒体の制限はありません。

 

なので

 

  • チラシ広告
  • 新聞広告
  • web上の販売ページ
  • 雑誌に掲載されている広告
  • テレビのCM
  • 通販番組

 

どんなものでもOKです。

効果がある広告ならどんなものでも保存しておきましょう。

 

チラシならそのまま取っておけばいいですし、

新聞や雑誌に掲載されている広告なら切り抜くのもOKです。

(スキャナーがあるならデータ化しておけば保存が楽になりますね。)

 

web上の広告ならお気に入り登録しておけばいいですし、

通販番組やCMなんかをDVDなどに録画してしまうのもアリです。

 

特に通販番組というのはコピーライティングの技術に

忠実な構成になっていることが非常に多いので、

コピーライティングの基本を確認するのに役に立ちます。

 

集めるべき広告の特徴については後述しますので、

その特徴に当てはまった広告は

ぜひ積極的に、あらゆる方法で保存しておくようにしましょう。

 

集めるのはレスポンシブ広告のみにしよう

 

次に集める広告の前提条件ですが、

集める広告は基本的に「レスポンス型広告」に限定するようにしましょう。

 

レスポンス型広告とは基本的に

 

  • 商品の購入
  • 問合せ
  • 実際に読み手に店舗に来てもらう
  • 無料相談

 

などなど、読み手になんらかのアクションを

おこなってもらうのが目的の広告のことです。

 

このレスポンス型広告に対して、

逆に読み手にアクションを起こしてもらうのではなく、

商品や企業のイメージアップのための広告である

「デザイン広告」というものがあります。

 

デザイン広告というのは基本的に、

詩的なキャッチコピーと商品や企業が美しく、

あるいは格好良く見える画像だけで構成されていることが多く、

コピーライティングのテクニックを学ぶのには適していません。

 

そのため、スワイプファイルを集める際は、

基本的にデザイン広告は除き、

レスポンス広告のみを集めるようにしましょう。

 

レスポンス型広告の見分け方についてですが、

 

  • 問合せ用の電話番号
  • 店舗までの地図や住所
  • ホームページなどのアドレス
  • QRコード

 

などなど、読み手が実際になんらかのアクションを

起こすために必要な情報が載っている広告

基本的にレスポンス型広告ですので、

この点を見て見分けるようにしましょう。

 

スワイプファイルを集める3つの方法

 

次は、集めるべき効果の高い広告は、

実際どうやって見つければいいのか?

という点についてご紹介していきたいと思います。

 

ずっと掲載されている広告

 

効果の高い広告の見分け方、

1つ目は「ずっと掲載されている広告」です。

 

当たり前のことですが、広告というのはタダで出せるわけではありません。

チラシを撒くのにも、新聞や雑誌に掲載するのにも広告費がかかります。

 

そのため、広告は広告費以上に利益を生まないと意味がありません。

広告費以下の利益しか出ない広告は、すぐに打ち切られてしまいます。

 

逆に、長い間ずっと同じ広告が使われている場合というのは、

その広告が広告費以上に利益を出しているからということになります。

 

なので、もしあなたがいつも取っている新聞や、

いつも買っている雑誌などを見た時に

「この広告はいつも掲載されてるな…」というのがあれば、

スワイプファイルとして保存しておくのもいいでしょう。

 

自分自身が興味を引かれた広告

 

あなた自身がパッと見て興味を引かれた広告も、

スワイプファイルとして活用すると

勉強になる可能性が大いにあります。

 

「そんな感覚的なことでいいの?」と感じるかもしれませんが、

これにもちゃんとした理由があります。

 

というのも、あなたがパッと見ただけで興味を引かれた広告というのは、

「キャッチコピーの出来が素晴らしいから」という可能性があるからです。

 

先程もお伝えしましたが、キャッチコピーというのは

読み手の興味を引きつけ、続きを読ませたくするのが目的です。

 

そして、その出来次第で続きの文章を読んでもらうことが出来るか?

それとも全部無駄になってしまうか?という、

広告の成否を分ける重要な部分の1つでもあります。

 

あなたがひと目見て興味を引かれたなら、

その広告はしっかりとキャッチコピーの役目を果たせていると言えます。

つまり効果的なキャッチコピーということです。

 

そんなキャッチコピーの成功事例は、

いくら集めても集めすぎるということはありません。

どんどん集めて参考にして、ノウハウを吸収したいものですね。

 

もしあなたが「これは!」と目を引かれる広告があったら、

ぜひスワイプファイルとして取っておくようにしましょう。

(ただし、あくまでレスポンス型広告限定です。)

 

広告事例が載っている本を買うのも有効

 

スワイプファイルを集める方法として、

実際の広告事例を多数掲載している書籍を買うというのも効果的です。

 

コピーライティング関係の書籍の中には、

実際に成功した広告の実例を引き合いに出して

ノウハウを解説しているものもあります。

 

そうした本を購入するのは、

成果の高かった広告の実例を一気に複数手に入れることに等しく

さらにコピーライティングの知識も仕入れることも出来て一石二鳥です。

 

特におすすめなのが、ダイヤモンド社発行の

「最強のコピーライティングバイブル」という本です。

 

こちらの本はなんと日本国内の成功した広告を

24業種100件分も掲載してされています。

 

スワイプファイルを自分で探して集めるというのは中々大変です。

それが一気に100件分も手に入るというのは、

かなりの時間短縮につながりますよね。

 

さらにそれだけではなく、

最強のコピーライティングバイブルではその成功実例1つ1つに

どんな点が素晴らしかったか?という解説もされています。

分析すら既に済んでいるので、ノウハウを吸収しやすのもポイントです。

 

最強のコピーライティングバイブルに限らず、

広告の実例を掲載している本というのはありますので、

書店で見かけたらぜひ購入しておきましょう。

最強のコピーライティングバイブルのさらに詳しいレビューはこちら!

【良書紹介】最強のコピーライティングバイブルの内容要約・レビュー
※最強のコピーライティングバイブルの内容や見どころについて紹介!購入する前の参考どうぞ!

 

あくまで参考に!丸パクリはダメ!

 

丸パクリはNG!

 

最後にスワイプファイルを活用する時の注意点についてですが、

スワイプファイルはあくまでコピーライティングの実践的な手法を学び、

自分の広告を作る時に応用するためのものです。

 

そのため、表現や言い回し、文章などを丸パクリするのは厳禁です!

 

丸パクリすると以下のようなデメリットがあります。

 

最悪訴えられる

 

例えば競合他社の広告が優れているからと言って、

その広告の文章を丸パクリして同じような商品を売っていると、

最悪著作権の侵害で訴えられることも考えられます。

 

そうなると、多額の賠償金を支払うことになり、

結局大損をしてしまう結果に終わってしまいます。

 

そんな多大なリスクを背負うことを考えれば、

他社の広告を丸パクリすることが如何に愚かなことか分かるはずです。

絶対にやらないようにしましょう。

 

お客様からの信頼も無くなる

 

他社の広告を丸パクリすることのリスクは、

単にその企業に訴えられることだけではありません。

お客様からの信頼を失ってしまう危険性もあります。

 

商品やサービスを購入する際、

様々な商品、様々な業者を複数調べて購入を検討するというのは

珍しいことではありません。

 

そんな時、丸パクリ広告を見られればどうなるか?

不信感を抱かれてしまうのは当然ですよね。

 

そして、現代はSNSによる情報交換が積極的に行われている時代です。

悪い噂というのはスマホをちょっといじるだけで全世界に発信されてしまい、

あっという間に広まってしまいます。

 

そうなると、自社に対する信頼というのはガタ落ちしてしまいますし、

失った信頼を取り戻すというのは生半可な努力では不可能です。

 

そんな余計な努力をせずに済ますためにも、

他社の広告の丸パクリはやめましょう。

 

そもそもコピーライティングのノウハウが身につかない

 

最後になりますが、他社の広告を丸パクリしても

結局コピーライティングの技術は一切向上しません。

 

スワイプファイルはあくまで

 

  • 成功した広告ではどんなノウハウが活用されているのか?
  • どんな文章構成をしているのか?
  • どんな表現のしかたをしているのか?

 

というのを分析し、自分の商品の広告を作る際は

どのように応用すればいいのか?というのを考え、

実践して初めてコピーライティングのテクニックが身につきます。

 

しかし、ただ文章を丸パクリするだけでは

何も頭を働かせていないので得られるものはありません。

なので、結局コピーライティングの技術の向上にはなりません。

 

訴えられるリスクがあり、

お客様の信頼を失うリスクがあり、

なおかつコピーライティングの技術も得られない。

 

スワイプファイルの丸パクリは

明らかにデメリットの方が大きい危険な行為と言えます。

あなたは絶対やらないようにしましょう!

 

スワイプファイルについてのまとめ

 

スワイプファイルまとめ

 

今回の記事の内容まとめ

1:スワイプファイルとは、効果の高い広告を参考用に集めたもの!

 

2:スワイプファイルは

  • 見て分析する
  • 写経をする
  • 広告を書く時、行き詰まった際に見て閃きを得る

などの方法で活用し、コピーライティングの実践的な手法を学ぶことが出来る!

 

3:ただし、スワイプファイルはコピーライティングの下知識がないと意味がない!

 

4:スワイプファイルとして集める広告媒体は何でもOK!

 

5:スワイプファイルを集める際は、デザイン広告ではなくレスポンス型広告にしよう!

 

6:スワイプファイルを集める際は

  • 長い間ずっと掲載されている広告を保存する
  • あなた自身が興味を引かれた広告を保存する
  • 成功した広告事例が掲載されている本を購入する

などの方法がおすすめ!

 

7:スワイプファイルを丸パクリして広告を作るのは

  • 最悪他社に訴えられる
  • お客様からの信頼も失う
  • コピーライティングの技術も身につかない

と良いことなし!絶対にやめよう!

 

今回はコピーライティングの上達に役立つ

スワイプファイルについて解説させていただきました。

 

成果の高かった広告を資料として集めておくことで、

分析してコピーライティングの技術を高めることが出来ますし、

広告文の作成に行き詰まった時のヒントとして活用することも可能です。

 

あなたもぜひ、気になった広告などがあったら

スワイプファイルとして保存しておくように習慣化しましょう。

 

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