趣味のレベルを向上させる方法

 

ロボパン診断Part7を始めていきます。

 

 

今回は、
「4つの脳タイプを趣味で活かす方法」
となります。

 

 

前回の内容が「仕事」よりになってしまったので、
今回はあえてこのテーマに絞ってやっていこうと思います。

 

 

4つの脳タイプを趣味に取り入れることで、
小説なら「まるで人が生きているような描写」が出来ますし、
スポーツなら「相手の思考」を読みやすくなるでしょう。

 

 

少なくともマイナスになることはありません。


また、今回の内容も予め
「ロボパン診断Part1~6」を読んでいただいたほうが、
よりスムーズに吸収出来ると思います。

 

ロボパン診断まとめ

4つの脳タイプを趣味に活かすメリット

小説やゲーム作りなど、人間の性格を表現する趣味に活かす

小説やゲームを作る時に、
Aという人物は「ひらめき型」
Bという人物は「ぶんせき型」
Cは「こつこつ&ぶんせき型」

 

というように設定しておくだけで、
より作品がリアルになります。

 

 

また、会話を考えるときにも、
その脳タイプが言いそうなセリフは限られているので、
ポンポンと思い浮かべることが出来ます。

キャラの性格がブレなくなる

 

■人が「このキャラクター気持ち悪い」と感じる理由

人は自分の発言に対して、
一貫した行動をとる人ようになります。

 

 

それを「コミットメントと一貫性の心理」
といいます。

 

 

私は○○が好きだ!

 

 

と、周りの人間に普段から言っている人は、
その発言を認めるような行動をとりやすいです。

 

 

また、その○○が自分に不幸を招くと分かっていても、
自分の考えを変えるのは心理的に「嫌だ、面倒だ」と判断され、
わざわざ損をする行動をとってしまうという心理です。
※ヒューリスティック

 

 

周りの人に「公言」していたり、
契約書などに書かされたり、
自分が努力をしてきたことだったりするものほど、
「コミットメントと一貫性」の心理が働きやすいです。

 

 

軽い自分への洗脳状態ですね。

一貫性のない行動

 

これは、昔から人間社会の中で
「社会的に信念、筋の通っている人は信頼できる人」
と思われてきたことから、
知らないうちに人は「一貫性のある行動」を
好むようになったと言われています。

 

 

脳を動かすにはとてもエネルギーを使いますから、
ある程度「無意識に」行動して楽をしたがります。

 

 

発言に対して、矛盾が無いように生きてさえいれば、
とりあえず周りの人間から変な目で見られることはないだろうと、
脳が勝手に判断しているのです。面倒くさがり屋ですね。

 

 

詳しく解説するのはまた別の記事でいいとして、
ようするに人は「一貫性のないもの」に気持ち悪さや、
イライラを感じてしまいます。

 

驚く

 

これは小説やゲームなどの趣味にも当てはまってしまいます。

 

 

物語で出てくる人物たちが、

「○○と言っていたはずなのに、見当違いのことをしている…」
「明らかに言動と行動があっていない」
「キャラが全く安定していない」

とプレイヤーに思われてしまえば、
無意識に「気持ち悪い」と感じてしまいます。

 

 

なので、最初に細かい設定を決めるのが面倒な人は、
「最低限脳のタイプ」だけでも決めておくことによって、

 

 

「このタイプはこの行動はしないだろう」

「このタイプはこういう時に、こんな言葉は言わないだろう」

と、具体的にセリフや行動を考えることが出来ます。

 

 

更に「一貫した行動」になるので、
読み手に安心感を与えることができるようになります。

 

 

自分の知り合いにこの知識を教えてあげたところ、
小説のキャラ設定が更に具体的になった、
と喜んでもらえたのでここで紹介させていただきました。

 

 

また、関係のない話ですが、
キャラクターに最初は一貫性のある行動をとらせておいて、
大事な場面で口調と行動をおかしくさせて、
プレイヤーにわざと不安感を煽るという手法もあります。
※コントラスト効果

 

 

FF7のドン・コルネオが急に口調が変わったシーンにはびっくりしました。
関係ないですね。

 

 

ようするに、ここぞという時に、
プレイヤーの心をゆさぶる要素をとっておけるわけですね。

 

 

普段から常に気持ち悪ければ、
大事な場面で使ってもプレイヤーを驚かせることが出来ません。

 

対戦・対人にトコトン強くなる

相手が恐ろしく感じるのは、相手の特徴を知らないから。
そして自分の脳タイプを理解していないから。

対人戦

 

自分がピンチの時に
「無意識に取りやすい行動、弱点」を知り、
更に「相手の思考パターン」を読み取れるようになれば対戦が有利になります。

 

 

例えば…

こつこつ型ロボットは手堅く堅実なのですが、
「思考パターンが相手に読まれやすい」という弱点があります。

動きの法則性が生まれてしまうからですね。

 

 

予想外の行動をとる確率が少ないので、
マニュアル通りの読み合いをすれば最低限戦えます。
また、イレギュラーに弱いので、奇襲をかけてみるのもいいでしょう。

 

 

ぶんせき型ロボットは先は見えているのですが、
間の過程が抜けている場合があるので、
堅実に攻め続けてケアレスミスを上手く誘発したいものです。

 

 

ひらめき型チンパンジーは、
直感や感覚でなんとかしてきます。
不規則な動きが多いのでイレギュラーに対応すると良いでしょう。
「なにかおかしいことをしてくる」
前提で立ち回り、パニックにならないようにしましょう。

 

 

また、感覚的なので対戦の種類によっては、
理詰めにすることで意外と脆かったりします。

 

 

なかよし型はちょっとかわいそうですが、
「他人を信用する」という弱点がありますので、
上手く心理戦に巻き込んでいきましょう。
※だたし、やりすぎると友達が居なくなるのでシャレの効く範囲でね!

 

 

相手の思考パターンがわかるということは、
対戦の種類にもよるが、かなり行動を予測しやすくなります。

 

 

とりあえず「覚えきれねーよ!」という人は、

 

 

ひらめき型&なかよし型→攻撃的、突っ込んでくる、攻めてくる

こつこつ型&ぶんせき型→保守的、大事な場面で引く、守りに入る

 

 

と覚えておくだけでも違いますよ。
また、色んな脳タイプを持っているタイプも存在するので、
そこはその場に合わせて柔軟に対応してみてください。

勉強の仕方も変わる

勉強の方法

脳のタイプによって、
勉強方法も変わります。

 

 

「頑張ってメモをとっていたら授業で遅れていた」
「周りについていけない」
「授業スピードが遅くて飽きてしまう」

といった経験はありませんか?

 

 

それは、脳の学習タイプが違うからなのです。

 

 

本来は1人1人に合わせた授業をやるべきなのですが、
相手の予算、手間を考えたら非現実的なので、
自分でなんとか対策するしかないです。

 

 

■こつこつ型

自分のペースで、独学でやるのが良いです。

 

 

「話を最初から最後まで順番に」
「根拠のある情報」
を求めてしまうタイプなので、
全てを調べているうちにほかの人は先に進んでいます。

 

 

しかし焦る必要はありません。

 

 

一歩一歩確実に学習することで、
他を圧倒するレベルになることが出来ます。

 

 

また「自分ルール」が大好きなので、
他人の情報に対して敬遠しがちです。

自分で調べて、自分で得た情報は
「大事な自分のもの」なので、
どんどん吸収することが出来ます。

 

 

しかし、新しい情報を見つけるのは苦手なので、
流石にわからないところは聞いていきましょう。

 

 

ノートも1から順番に最後までびっしりと、
自問自答を繰り返しながら書き進めるのが良いです。

間が抜けていたり、いきなり全体的なことを言われても、
いまいちピンとこないかもしれません。
箇条書きなど、間が抜けすぎていると、あまり覚えられる方ではありません。

 

■ぶんせき型

論理的に、断片的に物を捉えるので、要点や箇条書きを多くしようして、
必要のない文字を出来るだけノートに書かないようにするといいでしょう。

 

 

また「1から順番に」物事をやると混乱してわけがわからなくなるので、
最初は学習している内容の「全体」を見渡してから取り組みましょう。

 

 

全体→部分 とシフトしていくと、脳のタイプにあっているので覚えやすいです。

 

 

また、いらない文字がごちゃごちゃ書かれていると、
イライラしてしまうか、途中で見るのが嫌になってしまいます。

 

 

要点、箇条書き、結論など、最低限の内容をノートをまとめて、
自分の思ったことを書き加えていきましょう。

 

 

人は20%の情報を見て、残りの80%の結果を予測することが出来ます。
※パレートの法則

 

 

部分的にものを見て、それを脳内でつなぎ合わせることが得意なぶんせき型は、
パレートの法則と相性が抜群です。

 

 

他人に見せるためのノートというよりも、
自分だけが分かるノートになりやすいですね。

 

 

また、全体を見渡しすぎていたり、要点だけ抑えすぎていると、
細かいケアレスミスは増えてしまいます。

 

 

あまり良い印象は持たれませんが、
「雑談」が多い人からは教わらないという選択肢もあります。

 

 

■なかよし型

誰かのためにしている というのがモチベに繋がるので、
一緒に勉強する人を探したり、人に教えてもらったりすると学習しやすい。

 

 

また、人と話しながら学習するタイプなので、
一緒に教え合う、学習用音源を使う、個別の教師を雇うなどが考えられます。

 

 

普段からブログに勉強内容をアウトプットして
「誰かに見られている」というのをモチベに繋げるのも良いでしょう。

 

 

とにかく勉強方法に「他人」をプラスしてみてください。

 

 

それがやる気に繋がります。
※他人の迷惑になることはやめましょう。

■ひらめき型

感性や直感をで物事を覚えるので、図などを多様するといいでしょう。

 

 

難しい文字で、教科書を1から順番で覚えるのは苦手なので、
簡単に要点を書き出しながら、全体を意識して勉強を進めると良いです。

 

 

また、飽きっぽいので少しやったら違う勉強、また少しやったら違う勉強など
ローテを繰り返したりして飽き対策をしておくと効果的です。

 

とにかく「飽き」が最大の敵!

 

そこさえなんとかできれば、うまくいくでしょう。

 

飽きた時の気分転換もきっちりと取り入れて、メリハリをつけていきましょう。

 

 

この勉強を乗り越えたら楽しい生活が待っている!と
「未来」や「夢」がモチベーションにつながるので、
それを何らかの形で絡めた勉強方法が良いと思います。

 

チームプレーが向上する

チームプレー

 

優れた軍師は、コマの動きをすべて把握しています。

「この駒ってどうやって動かすんだっけ!?」
ということはありえません。

 

 

また、コミュニケーション能力が向上すると、
仲間のモチベーションを上げるのが上手くなるので、
信頼されるリーダーになりやすいです。

 

 

信頼されれば当然「この人の為に動こう」と思われるようになります。

 

 

また、技術があっても技能が無ければ試合に勝つことは出来ません。

技術=その人の持っている力。
技能=その人が試合で出すことが出来る力。

 

 

練習では凄い上手だけど、試合ではダメな人は、
技術があっても技能がない人、と表現されます。

 

 

そして、これは監督にも当てはまります。

技術=ノウハウ、指導力
技能=試合でその動きをさせてあげられるか

人間は将棋のコマではありません。

 

 

将棋は自分が思った通りに動かすことが出来ますが、
人間は普段からの信頼関係などがなければ
素直に動いてはくれません、当然試合にもなりません。

 

 

自由に動かないコマで試合をするなんて
本当に考えられませんが、
大抵の人はそのことを忘れていたりします。
※もちろん技術も大事です。

 

 

また、それぞれの選手の性格をしっておくことで、
土壇場の行動パターンを予測出来るようになり、
その選手に適した場面で試合に出場させることが出来るようになります。

 

 

もちろん、ポジションを振り分けるときにも使えますよね。

その他にも、人間の根本的なところを知ることで、
色んなものに使うことが出来ると思います。

 

 

是非試してみてください。

 

 

次回は
「男女のズレはなぜ起きてしまうのか」
という、テーマで話していこうかと思います。

お疲れ様でした!

 

 

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ロボパン診断まとめ