今回は、
「4つの脳タイプの行動パターンについて」
という内容を解説していきます。
今回の記事を把握することで、
「言葉だけではなく、どういう行動をすれば、
それぞれの脳タイプに好かれるようになるのか」
分かるようになります。
言葉に加えて行動でも好感度を上げることが出来るので、
営業など仕事で活かせるのはもちろん、
普段の生活で人間関係で悩むことが少なくなりますよ。
また、今回の内容は、
Part1~Part4を読んでいる前提で進めていきますので、
興味がある方は是非読んでみてください。
このページの目次です。
言葉だけではない!4つの脳タイプには「他人の好きな行動パターン」が存在する!
Part1から4にかけて、
・4つの脳タイプとは一体何なのか?
・4つの脳タイプの好きな言葉は何なのか?
を解説してきました。
今回はそれに加えて、
「どういう行動をすれば、
それぞれのタイプに好かれるようになるのか」
を話していこうかと思います。
言葉と一緒に組み合わせることで、
よりいっそう相手に好かれやすくなり、
ビジネスや人間関係がスムーズになります。
4つの脳タイプには、それぞれ3つの裏ステータスが存在する。
3つの裏ステータスを意識することで、
4つの脳タイプが「どんな人が好きなのか」
を把握することが出来ます。
覚えておきたいステータスは次の3つです。
みてみて度…自分の考え方や感情、意見を他人に向けて発信する頻度。
「受け入れて欲しい」というわけではなく、ただ「発信する回数」。
Twitterやfacebookなどで、頻繁に発信し続ける人は、
このステータスの高い。実際は「自己表現性」と表される。
わかって度…自分の考え方や感情、意見を他人に理解して欲しいと思う度合い。
「なんで分かってくれないの!」「理解して欲しい!」と想う気持ち。
実際は自己主張性と表される。
やわらか度…他人の考え方や行動を受け入れようとするのかしないのか。
この数値が高ければ他人に流されやすくなり、低ければ頭が固くなる。
実際は「柔軟性」と表される。
ひらめき型チンパンジーが好きな行動
みてみて度 ★★★★★
わかって度 ★★★★★
やわらか度 ☆★★★★
とにかく喋ったり自己表現するのが好き。
なので、このタイプは「話を黙って聞いてくれる人」が好き。
相手が話している途中で会話に割り込んだりしてしまうと、
機嫌が悪くなる可能性が高い。
理由は「自分が自己表現したいだけだから」
更に「相手に理解して欲しい!」という気持ちも強いので、
話を聞く際には「うんうん」と頷いてあげると良い。
要求をとにかく受け入れてあげよう。
これだけでも好感度が上がるので、
ある意味聞き上手な人にとっては、
扱いやすいタイプとなる。
しかし、お互いに自己表現したい者同士だと、
上手く行かないことも。
しかし、やわらか度が高いので、
わりと柔軟に対応したりもする。
ちなみに、このタイプに向かって話しかけるときは、
外国人ばりのジェスチャーを交えて、
身振り手振りで表現すると伝わりやすくなり、
好感度も上がりやすくなる。
会話も短く区切って要点だけ伝えれば大丈夫。
長過ぎると不機嫌になる可能性も。
また、このタイプはテキパキと行動をする人が好きなので、
その辺を意識しながら行動しよう。
やわらか度が高いので、
あまり物事の決断を迫らなくても、
選択肢を与えるくらいにしておいたほうが良い。
ちなみに選択肢が多ければ多いほど喜ぶので、
ネタを用意しておくと良いかもしれない。
なかよし型チンパンジーが好きな行動
みてみて度 ☆★★★★
わかって度 ☆★★★★
やわらか度 ★★★★★★★★★★★
人助けやボランティアなど、
「自分って大切に想われているんだな」
という行動をされると喜ぶ。
何かを一緒にやろうと誘ってみると、
喜んで付いてきてくれたりする。
やわらか度が高いので他人に遠慮しがちだが、
みてみて度とわかって度は高い。
お互いにコミュニケーションを取りながら、
「うんうん」「わかる!」など、
相手の意見を受け入れている姿勢を見せると喜ぶ。
僕はこう思うけど、あなたはどう思う?
など、一方通行の会話というよりも、
お互いに意見交換しあうように意識すると良い。
また、柔らかすぎて一番騙されやすいタイプなので、
あなたの周りにいたら守ってあげよう。
ぶんせき型ロボットが好きな行動
みてみて度 ☆☆★★★
わかって度 ☆☆★★★
やわらか度 自分にメリットがあるとき→☆★★★★ メリットがない時→☆☆☆☆★
理論的な会話で手短に話してくれる人を好む。
みてみて度とわかって度はそこそこ高いが、
なかよし型&ひらめき型ほどではない。
理論的な会話が出来るなら、
・これこんなデータが出てるよ
・結論から言えば、
・根拠は、
・要点を話すと、
といった言葉を交えながら、
素早く意見交換をすると良い。
しかし、少しでもおかしい点があると、
矛盾や間違いを指摘するように突っついてくるので、
それが嫌な場合は「聞く側にまわる」という手もある。
その場合は、合間合間に
相手の好きそうな言葉を挟んであげよう。
これは裏ワザになるが、
あまり専門的な知識がない場合は、
その場でスマホで検索しながら会話をする方法もある。
人は基本的には他人の意見には興味が無いという心理があるので、
聞いてあげるだけでも結構好感度は上がる。
(例)
「わーすごーい! これって○○なんですね!(スマホで検索した結果を見せる)」
「ああ、その情報ね。それは○○による○○のための○○だからだよ」
「詳しいですねー! あ、次はこんな情報が!へー なるほど○○(専門用語)なのかー。
おっ○○は○○らしいですよー」
「おっ、それは知らなかったな。どれどれ、へー(以下ループ
スマホがあればこんな荒業も出来るようになる。
また、この「ぶんせき型ロボット」は、
自分にメリットがあるときだけ柔軟になるという、
面倒くさい習性を持っている。
相手が頑固なら自分が柔らなくなったりする。
それも「この人間関係を維持するメリットがある」と判断しているから。
逆にこちらの意見を全然受け入れてくれないような雰囲気だと、
残念ながらメリットを感じてもらえていない可能性もある。
少しずつ仲良くなろう。
こつこつ型ロボットが好きな行動
みてみて度…☆☆☆☆☆
わかって度…☆☆☆☆☆
やわらか度…☆☆☆☆☆
あまり自分の意見を発信しないし、
受け入れてもらおうとも思わないタイプ。
とにかく「自分ルール」が重要なので、
他人に興味が無い場合が多い。
やわらか度も全てのタイプの中でも
トップレベルに頑固。
このタイプを変えようとしても、
言葉で変えるのは難しい。
変わるヒントを与えて気長に待つ、
という手段が現実的。
そうすれば自分でルールを作りながら、
変わる方向に一歩一歩進んでいく。
このタイプは「自分の意見を発信する度合い」
が少ないので、静かな声でゆっくり会話してあげると良い。
そして、こちらから質問をしてあげると、喜んで喋り出す。
適度に質問をするように心がけよう。
また、出来れば1:1で会話したほうが、
落ち着いて話すことが出来る。
少しずつ進んでいくタイプなので、
急かしたり、大声をだしたりするのは好感度が下がるのでやめること。
自分が嬉しいこと≠相手が嬉しいこと
飲み会でよく見られる光景なのですが、たまに
ノリの良い人と大人しい人がいたりしますよね。
ノリの良い人は、大人しい人に積極的に絡みにいきます。
そして聞いている側は、愛想笑いを浮かべながらうなずいていたりします。
ああいうのは「本当のコミュニケーション」とは言えません。
完全に一方通行ですよね。
ひらめき型チンパンジーが、こつこつ型ロボットに
延々と話しかけているだけの可能性もあります。
そんなことをしてお互いに楽しい気分になれるでしょうか?
ひらめき型の方も「なんだ?ノリ悪いな…」となりますし、
こつこつ型も(いや、そういうの得意じゃないんだけど…)
と、なってしまいます。
最近はネット上などでも
「飲み会帰りたい」
「面倒くさい」
という意見が多いのも、こういった一方通行の
コミュニケーションが多いからだと思います。
相手のタイプをしっかりと把握して、
常に喜んでもらえるように行動するよう、
心がけていきましょう。
次回からは、
「自分の才能の見つけ方」
をやっていきたいと思います。
お疲れ様でした!今回も最後までありがとうっ!