あかパンジー(得意げ)

人間は「期限」を設定することで、やる気や集中力があがるという心理があるんだぜ!

 

ロボット

これを「デッドライン効果(またはデッドラインテクニック)」と呼んだりします。

 

ロボリンちゃん

締切は細かく具体的にすればするほど やる気に繋がるから、何事も短期集中を心掛けるといいわよ。

 

 

提出期限が先のうちはやる気が出ないのに
期限が迫ってくると急に焦りだして作業を始めてしまう…

 

皆さんもこんな経験はありませんか?

 

僕も学生時代の宿題なんかを提出するときに
このような状況に陥っていました。

※今でもあります。

 

そんなわけで、今回は

「なぜ、人は締切が近くなると焦りだすのか?」

について解説していきます。

 

今回の記事を読むことで

 

「なぜ締切が近くなると焦りだすのかがわかる」

 

「逆に、焦りだす気持ちをプラスに変える方法がわかる」

 

「この『焦り』をマーケティングに活用する方法がわかる」

 

といったメリットがあるかもしれません。

 

特にビジネスをしている人は、
上手に利用すれば利益を増やすことができることでしょう。

 

締切こそがやる気の源?デッドライン効果とは?

デッドライン効果とは?

デッドライン効果とは、

「期限や締切を設定することで、「集中」や「やる気」が増すという心理効果」

になります。

 

ただ焦るだけではなく、

・集中力が上がる

・やる気がでる

というのもポイント。

 

つまり、何かを始めるときは、

「目標、締め切り、期限」

を設定することで、簡単に集中力を高めることができます。

 

逆に、締め切りを決めないと

「人間はいつまでたっても作業が終わらない」

という心理に陥ってしまいます。

※パーキンソンの法則についてはコチラをご覧ください。

 

期限もできるだけ細かく設定するのがポイント

 

期限はできるだけ細かく設定するようにしましょう。

 

例えば

「将来お金持ちになる」

というような目標があったとしても、

具体的な日にちが分からないので、いまいち効果がありません。

 

 

なので、締め切りを設ける場合は
最終的に達成したい目標を細かく区切っていき

30分以内に〇〇を終える

と言ったように、短い時間まで締切を決めてしまいましょう。

 

(例)

 

【一か月にブログを100記事更新する】

 

・30日後に100記事なので1日約3記事更新しなければならない

=1日の締め切りは3記事

 

更に短くすると…

 

=1記事を更新するのにかかる時間に対して締切を設ける

 

人間の集中力は30分が限界だと言われているので、

※【25分間読書法】読書の効率を引き上げる方法!こまめに休憩を! についての記事はコチラをご覧ください。

 

※やる気が出ない、作業が続かないのは脳の消費量からすれば当たり前? についての記事はコチラの記事をご覧ください。

 

 

30分作業

10分休憩

30分作業

10分休憩

=1記事完成!

 

これを3回繰り返せば良い…

 

などなど、
このように日程を組むと良いでしょう。

 

なので、何かをやる場合は、

 

・先に重要な予定を入れてて、細かいルーチン作業はその間にやる

・常にストップウォッチを使用して短期集中を心掛ける

 

などの工夫をすることで、
普段よりも集中して作業することができます。

 

デッドライン効果をマーケティングに生かす方法

セールで買い物をする人

実はデッドライン効果はマーケティングにも活用することができます。

 

簡単にですが例を見ていきましょう。

世の中に沢山溢れている戦術なので、
一度は見たことがあるはずです。

 

タイムセール

 

例えば、スーパーにあるタイムセールなんかも
デッドライン効果を使った例といえます。

 

21時まで半額!

明後日まで安売り!

 

と言う言葉をよく耳にしませんか?

意外とデッドライン効果を使った例は
身近に存在するんですね。

 

更に、日本人は世界的に見ても時間に厳しいと言われているので、
このデッドライン効果が強く当てはまります。

 

その習性を逆に利用したテクニックと言えるでしょう。

 

増税、補助金などを理由にした宣伝文句

 

また、つい最近では

 

「増税前に車を買おう!」

といった動きも見られました。

 

あれも市場都合のデッドラインになります。

 

ちなみに、マーケティングで使う場合は

「決算セール」

のような、自分たちの都合(自社都合)よりも

 

「夏までに痩せよう!ダイエットキャンペーン」

のように、お客さんに関係したデッドラインの方が
効果があると言われています。(相手都合)

※避けたい欲求を伝えて広告の反応率を上げる方法はコチラ

 

クーポンやチラシ

 

「どうしよう! クーポン券の使用期限があと3日しかない!」

と、焦ってしまう場面もあるかもしれませんが、
あれも立派なデッドライン効果です。

 

このように、期限を決めて相手を
行動させるというテクニックは一般的にも浸透しています。

※クーポン券で売り上げを上げる方法についてはコチラの記事をご覧ください。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

締切を決めることで

「集中して物事に取り組むことができる」

「マーケティングに生かすことができる」

ことが分かります。

 

アナタがもし、何か集中したい作業がある場合は

「ストップウォッチやタイマー」

を片手に、細かい締切を作ることをオススメします。

 

きっと今以上に作業の効率が上がることでしょう。