あかパンジー(得意げ)

アメリカの心理学者ライリーによれば、

「本を25分間読んだ後に5分間休憩することで、読書の効率が上がる」

ということが分かっているそうだぜ!

 

ロボット

よく、

・人の集中力の限界は90分

・最低でも45分

・なので授業時間はそれくらいに調整されている

と言う言葉を耳にする時がありますが、
それよりもずっと短い時間しか集中力は持続しないんですね。

 

ロボリンちゃん

だから「集中力をバリバリ鍛えてやろう」と考えるのではなく、

「どうやって休憩をこまめに挟む生活習慣を作るのか」という努力をした方が、効果的だったりする場合があるわ。

 

前回は「人の集中力が続かない理由」について、
脳のエネルギーの消費量を参考にして解説してみました。

どんな内容だったのかと言うと、

・人の脳は全体重の2%の割合しかない

・なのに全体のエネルギーのうち20%を消費している

・体全体の50%の割合を占めている皮膚や筋肉でも25%のエネルギーしか使っていない

といった具合でした。

※詳しくはコチラの記事をご覧ください。

そんなわけで、今回は
「集中力がない人でも、効率よく集中をする方法」
について見ていきたいと思います。

 

前回の内容を見て、
「あー 人は集中力が無い生き物なのかー」
「もう頑張るのは無駄だからやめよっと」
と思った僕のような方でも

お手軽に集中できる方法を
ご紹介したいと思います。

勉強や仕事の効率の効率が良くなるので、
他のことにチャレンジする時間も生まれるかもしれません。

 

25分間読書法とは?

25分間読書法とは

アメリカの心理学者ライリーは、
「効率よく読書をする方法」として

25分間読書法

を唱えました。

 

どんなものなのかと言うと

「本を25分間読んだ後に5分間休憩することで、効率よく知識を吸収することができる」

といったものです。

 

一度に「50分」読書をするのではなく、

25分間読書→5分休憩→25分間読書→5分休憩…

と繰り返した方が、本の内容を記憶しやすくなるみたいですね。

 

もちろん、これは読書だけではなく

・ビジネス

・趣味

などにも応用することが可能です。

 

 

世間では

「人の記憶力は90分が限界」

「なので学校の授業も、その時間に設定されている」

なんて言われていたりしますが、

 

それよりもずっと短い時間しか
人の集中力は持続しないんですね。

 

むしろ90分間の間に
ずっと集中力が持続する人の方が
少ないのかもしれませんね。

 

他の心理学者も似たような結論に達している

 

25分間読書法を
唱えた「ライリー」だけではなく、

他の様々な心理学者なども

「人の集中力は20分前後」

と言ってる場合が多いです。

 

・30分作業をして15分休む

・20分集中したら10分休む

 

などなど、若干言っていることにズレはりますが

「人の集中力は20分前後が限界」

というところは共通しているんですね。

 

なので、これらの証言から考えてみても

「人は思ったよりも集中力が持続しない」

と言うことが分かります。

 

休憩のタイミングを考える方が重要だった?

呼吸をする男性

「人の集中力は20分前後が限界」

「むしろ、長時間持続している人の方が少数」

という事実が分かれば、簡単に対策することができます。

 

それは…

 

「どうやって集中力を鍛えるトレーニングをするのか」

と、悩むよりも

 

「どうやってこまめに休憩を挟むのか」

と考える努力をした方が、効果的なのかもしれません。

※もちろん、集中力を鍛えるトレーニングも重要です

 

・ストップウォッチで作業時間と休憩時間を知らせる

・アラーム付きのアプリを使って自分の行動を管理する

 

などなど、

 

その気になれば自分の行動を
管理する方法はいくらでもあります。

 

自分の能力を上げることも大事だとは思いますが、
環境を整えることも重要だと思うので

 

興味のある方は

・キッチンタイマー

・携帯のアプリ

などを片手に、一度チャレンジしてみましょう!

 

ちなみに僕の場合は

・作業時間を測るタイマー

・休憩時間を測るタイマー

の2つを用意しています。

 

30分作業をしたら、10分休む…

をひたすら繰り返す感じですね。

 

また、個人的に設けているルールの話にはなりますが、

・他のことをやり始める(ネットサーフィンなど)

・並列処理をし始める(動画を見ながら作業など)

これらの行動が見られた時点で

 

「あっ、集中力が切れてるな」と自覚をすることにしています。

その場合は、作業時間が10分だろうが
5分だろうがお構いなしに休憩に入ります。

※意識が高く見えるかもしれませんが、能力が低いなりの対策です。本気で集中力が無いんですよね(笑)

 

なぜ、このようなルールを考えたのかと言うと、

ネットサーフィンや並列処理をしていると
作業時間だけは伸びます。

 

長時間作業をしていると
「頑張っている感」は出るのですが、

結果だけを見てみると大したことが
無かったりするんですよね…。

 

それを繰り返しているうちに

「これは何とかしないとな」

と思い、自分ルールを作りました。

 

こんな感じで、自分風に

「25分間読書法」をアレンジしてみるのもいいかもしれませんよ。

 

ちなみに、タイマーは100均あたりで
安く手に入るのでお勧めです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

「集中力を鍛えるよりも休んだ方がマシ」

という、なんだか強引な論に聞こえるかもしれませんが、
驚くほど効果があったりします。

 

よく、

「下手に集中力を鍛えるよりも、部屋に作業道具しかない状況を作れば自然と作業をし始める」

と言う言葉を聞くことがありますが、
正にそれに近い話題でしたね。

 

たしかに集中力をバリバリ鍛えることができれば
それに越したことはありませんが

筋肉と違って目に見えるものではないので、
イマイチ実感が湧きづらいものです。

 

それならば、

・環境

・習慣

これらの目に見えるものを
改善したほうが分かりやすいかもしれません。

 

なので

「集中力を鍛えようとして挫折した経験のある人」

は、ぜひ今回の方法を試してみてください。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。