人前に出ると、いつも緊張してしまって
上手く話せなくなっちゃうんだ…。
今回はそんな気の小さいあなたのために、
緊張をほぐすための5つの方法を紹介していくわ。
刮目せよ。
・会社のプレゼンの時、いつも緊張してしまう…
・初対面の人と出会うと、つい緊張して上手く会話できない…
・女性の前などで、いつも緊張して何を話せば分からなくなってしまう…
あなたはこんなお悩みをお持ちではありませんか?
長い人生、初対面の人と出会うこともあれば、
大勢の人の前に立ってお話をしなくてはならない時もあります。
気になる異性とたまたま二人っきりになってしまうこともあるでしょう。
しかしそんな時、
ついつい緊張して上手く動けなかったり、
上手くしゃべれなくて
・大勢の前で恥ずかしい思いをしてしまう
・相手に変な印象を与えてしまう
ということもよくありますよね。
困ったものです。
かく言う僕も口下手な方なので、
人と面と向かって話をすると言葉に詰まってしまったり、
何を言って良いのか分からないということはよくあります。
そこで、今回はそんな「緊張して失敗した~!」
というトラブルを抑えるために、
緊張をほぐすための5つの方法をご紹介していきます。
「いつも緊張してしまって上手く行かない…」
とお悩みの方は、是非実践してみてほしいと思います。
このページの目次です。
人間は何故緊張してしまうのか?
まずは何で人間は緊張をしてしまうのか?
その原因について解説したいと思います。
人間が緊張してしまう原因は、
大きく2つに分けることができると思います。
それは
・経験がないこと、経験が少ないことをやる場合
・自分を実際以上に良く見せたい場合
この2つの場合です。
経験が少ないことというのは、
言ってしまえば「未知なこと」ということになります。
何が起こるか分からない状況というのは、
人間にとっては一種の恐怖を感じるシチュエーションなので、
緊張感が生まれてしまうのも無理はないと思います。
そして、もう一つの自分を実際以上に良く見せようとしている場合。
これはけっこう心当たりがあるという方も多いと思います。
例えば、男性というのは女性の前では無意識のうちに
・良い所を見せたい
・かっこいい所を見せたい
と感じて、行動にもその態度は現れてしまいがちです。
(男性の方は、自分の思春期の時のことを思い出してもらえれば共感していただけると思います)
また、大勢の前でプレゼンなどをする時は
・噛まずにちゃんと話せるだろうか…
・ミスをせずにプレゼンできるだろうか…
と考えて緊張してしまうことが多いと思いますが、
この噛まないとか、ミスをしないというのは、
言ってしまえば「自分を完璧な人間として見せたい」
という欲求の表れとも言えます。
自分を実際以上に良く見せようとすると、
失敗した時のことが頭にチラついて、
その結果緊張してしまうということなんでしょうね。
このように、人間は経験の少ないことや、
自分を必要以上に良く見せようとする際に
緊張してしまうという傾向があると思います。
緊張をほぐすための5つの方法
それでは、ここからは緊張をほぐして
リラックスするための5つの方法をご紹介していきます。
・アガり症を治したい!
・いつも緊張して失敗してしまう…
という方はぜひ読んでみてください!
失敗しても良いと考える
前述のように、自分を良く見せようと考えると、
逆に失敗した時のことをイメージしてしまって
余計に緊張してしまいます。
そこで
・「別に失敗してしまってもいい」
・「人間なんだから失敗くらいしても当たり前」
と、あえて開き直ってし考えるのも、
緊張をときほぐす上で効果的です。
そもそも完璧な人間というのは存在しませんし、
私達よりもずっと偉いはずのエジソンや
アインシュタインなどの過去の偉人たちも、
多くの失敗を重ねていたり、
人よりも苦手な分野というのを持っていたわけです。
むしろ物事というのは何かしらケチがついて当然。
上手く行く方が少ないと考えれば、
失敗に対する恐怖や不安感も薄くなると思います。
「緊張しています」と口にする
緊張してしまっている時、
あえて相手や皆に「緊張しています」と
口に出して伝えると言うのも、
緊張をほぐす上で効果的です。
緊張してしまっている状態というのは、
どうしていいのか分からないという一種のパニック状態にも
近い状態と言えます。
そんな時に「緊張しています」とあえて口にすることは、
言ってしまえば「自分は緊張している」という一つの
事実を確認する行為にもなり、頭の中が少しスッキリします。
また、それだけではなく、
緊張していることを口にすることによって、
万が一何か失敗をした時も「緊張しているのだから仕方ない」
という言い訳が立つので気持ちも楽になります。
さらに、そうした自分のちょっとした弱点や欠点を晒すことで、
相手との距離感を縮めることができるため、
場の雰囲気も和やかにできるのでまさに一石三鳥です!
※自分のことを相手にさらけ出すことを「自己開示」と言います。
自己開示を応用した会話のコツについてはこちらの記事をお読みください。
緊張しています!という自己申告は、
多くのメリットがあるのでぜひ試してみてほしいと思います。
いつもと同じことをする
3つ目の緊張をほぐすためのコツは、
「いつもやってるようなことをしてみる」
ということです。
緊張している状態というのは、
言ってしまえば「非日常的な状態」
ということになります。
なので、逆に普段やってる何気ない仕草や行動などを取ることで、
リラックスできる日常のテンションに気持ちを近づけることができます。
・掃除をする
・マンガを読む
・テレビを見る
などなど、どんなことでも結構です。
自分が普段何気なくやっていることなどをするだけでOKです。
また、緊張している時というのは無意識のうちに
ちょっと上ずった高い声になってしまうらしいので、
意識していつものトーンで、ゆっくりと話すというのも効果的です。
深呼吸をする
定番の方法ではありますが、
深呼吸をして呼吸を整えるというのも、
緊張をほぐす上で効果的です。
人間には
・交感神経
・副交感神経
という二つの自律神経があります。
このうち、交感神経というのは何か活動をしている時、
ストレスを感じている時などに活発になるもので、
緊張している状態と言うのはつまりこの交感神経が
活発に働いている状態ということになります。
そして、逆に副交感神経というのは休んでいる時や
眠っている時などに働く神経です。
深呼吸というのは、この副交感神経を刺激して、
逆に交感神経を静める効果があるのです。
「緊張している時に深呼吸をするのが良い!」というのは、
こうした医学的な根拠があってのことだったんですね!
また、深呼吸をする際は、
ただ大きく吸って、大きく吐くというだけではなく
・口を閉じ、4秒間かけて鼻から息を吸い込む
・その後7秒間息を止める
・その後、8秒間かけてゆっくり息を吐く
という4-7-8呼吸法という呼吸の仕方が効果的だと思います。
緊張状態というのは呼吸も浅く乱れ、
心拍数なども高くなってしまっています。
しかし、4秒で吸って7秒息を止め、
8秒間で息を吐くというサイクルを行うには、
体は上がっている心拍数を無理矢理にでも下げる必要があるそうです。
そのため、結果的に脈拍などを低下させることができるので、
緊張状態を解くには効果的な呼吸法なのだそうです。
機会があったらぜひ試してみてください。
話しを熱心に聞いてくれている人だけ見て話す
次は、プレゼンなどで大勢の前で話をする時などに
効果的な方法です。
「大勢の人に見られて緊張する…」という時は、
あえて自分の話を聞いている聴衆の中で、
特に熱心に話しを聞いてくれていそうな人一人に狙いをつけ、
その人個人相手に話をするような気持ちで話してみましょう。
「自分の話を熱心に聞いてくれている」ということは、
すなわち「その人にとってはあなたの話は興味深い」ということ、
つまり「その人に対してはあなたの話は上手くいっている」ということになります。
そのため、自分の話を熱心に聞いてくれている方一人に集中して
お話をするというのは、「自分が上手く話せている」という
自信を感じることもできるので、
失敗した時の不安などを和らげることができます。
まとめ
今回は緊張をほぐすための方法についてご紹介させていただきました。
少しでもあなたの役に立てたのなら幸いです。
適度な緊張感というのは、
優れた成果を出す上で重要だという意見もあります。
しかし、やはり緊張のしすぎで
上手く自分の実力を発揮できなくなってしまうというのも事実です。
「いつも緊張してしまってミスをしてしまう…」
とお悩みの方は、是非今回ご紹介した方法を実践してみてください!
それでは、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!