チンパンジー(不安)

初対面の人と話す時って、

何だか緊張してギクシャクしちゃうんだよなぁ…。

 

ロボット

そんな時は、まずは自分の軽い失敗談などを話して、

自分がどういう人間なのかを相手に伝えるといいですよ。

 

チンパンジーくん

そうか!早速試してみるよ!

 

ロボット

初対面で緊張しているのは相手も同じです。

まずは軽い笑い話で自分の人柄を伝え、

緊張感をほぐしてあげましょう。

 

・「人と話をするのが苦手…」

・「人と話をしても、どうしても長続きしない…」

 

あなたはこんなお悩みをお持ちではありませんか?

 

人間というのは集団の中で生活している生き物なので、

いつも誰かとコミュニケーションを取りながら生きています。

 

仕事中は上司や同僚と、普段の生活では家族や友人と

コミュニケーションを取っており、

常に全く一人で生きているという人はあまりいません。

 

そんな常にコミュニケーションを取りながら生きている我々人間だからこそ、

「口下手」というのは生活のあらゆる面で支障をきたしてしまう

深刻なバッドステータスと言えます。

 

かく言う僕も、いざ人前で話すとなると何を話していいのか分からず、

「えー」とか「あー…」とか言ってお茶を濁してしまうことが多いんですよね…。

 

というわけで今回は、そんなあなたと僕自身に嬉しい

「雑談・会話のコツ」についてご紹介していきたいと思います。

 

・どんな話をすればいいのか?

・どんな話は避けた方がいいのか?

 

というのが分かれば、

会話をするのが格段に楽になると思います。

 

今回は、初めての人と会話する時のコツである

「自己開示」についてご紹介していきたいと思います。

 

あなたも是非読んで、

実践してみてください。

 

まずは軽い自己開示で相手との距離を縮めよう!

 

初対面の人にはまずは自己開示

 

初めて会う人と会話する上で、まず大切なのは

「相手との距離を縮めること」です。

 

あなた自身もそうだと思いますが、

今から話す目の前の相手が「どこの誰なのか?何を考えているのか分からない!」

という状況では、相手も警戒心が働いて安心してコミュニケーションを取ることができません。

 

というわけで、まず会話の早い段階でやっておきたいことが「自己開示」

つまり、あなたがどういう人間なのかを相手に伝えるということです。

 

自分の軽い失敗談など、気安い話で自己開示!

 

握手する男性

 

では、自己開示を行う場合はどんな話題を振るのがいいのでしょうか?

 

代表的な例としては「自分の軽い失敗談」などを語るというのが効果的です。

 

何故失敗談が効果的なのかというと、

人間と言うのは基本的に「誰かの優位に立ちたい」という欲求があるからです。

 

そのため、あえて自分の立ち位置を下げる失敗談というのは、

相手にとって、聞き入れやすい話題と言えます。

 

重すぎる失敗談はNG

 

ただし、失敗談を語ると言ってもあまりにも重すぎて、

相手も苦笑いするしかないような物はさけた方がいいでしょう。

 

例えば

 

・「この前車で事故ってしまって、相手に大ケガさせちゃったんですよ…」

・「実家の母が具合が悪く、もう3年も入院生活してるんですよ…」

・「この前酒に酔った勢いで喧嘩して、相手にケガさせちゃって…」

 

…と、こんな話題を振られても、なんと答えていいものか分かりませんし、

(この人は大丈夫なんだろうか…)と相手に不安な気持ちも抱かせてしまいます。

 

さらに、暗い話をしているあなたの暗い気持ちは、

ミラーニューロンという脳細胞によって相手にも伝わってしまいます。

つまり、相手を無駄に暗い気持ちにさせてしまうということです

 

※ミラーニューロン細胞についてはこちらの記事をどうぞご覧ください!

 

あくまで軽めの、笑い話になる程度の失敗談というのがミソです。

 

例えば

 

・「この間ラーメン屋で胡椒を振ろうとしたら、蓋が開いて中身全部出ちゃったんですよ!」

・「中学校の頃は柔道部だったんで体重制限してたんですが、今では無差別級になっちゃいました!」

・「この間寝起きで寝ぼけたまま朝食準備してたら、コップにご飯よそってたんですよ!」

 

などなど、軽い失敗談を会話に挟んで、

相手との距離を縮めていきましょう。

 

自慢話はNG

 

悔しがる女性

 

ここでNGな話題をもう一つ。

それは「自慢話」です。

 

人は他人の自慢話を聞くと幸福度が下がってしまいます。

つまり、他人の自慢話というのは不快なんです!

 

ビッツバーグ大学の研究に、

これを示すデータがあります。

 

ビッツバーグ大学のブライアン・A・ブリマック博士の研究によると、

FacebookなどのSNSサイトを頻繁に利用している人は、

利用する機会が少ない人に比べて2,7倍もうつ病になるリスクが高かったそうです。

 

「SNSと自慢話って関係あるの?」

と思う人もいると思いますが、

実は大いに関係があります!

 

FacebookなどのSNSサイトの投稿などをザッと見てみると

 

・〇〇に旅行に行ってきました!

・結婚しました!

・〇〇の有名店に仲間とランチに行きました!

 

という話題が多いですよね?

 

これはすなわち「私はこれだけ充実した生活を送っています」というアピールと言えます。

言ってしまえば「充実した生活送ってます自慢」ということです。

 

もちろん、投稿している本人には自慢しているつもりなんてないかもしれません。

 

しかし、それを見ている他の人は、

無意識のうちに自分の今の境遇と充実した相手の生活を比較してしまいます。

その結果、幸福度が下がってしまうということです。

 

このSNSの例と同じように、

会話の中でも自分の自慢話ばかりしていると、

相手には知らないうちに不快感を与えてしまう可能性があります。

 

そして、自慢話によって生じたい不快感・嫌悪感というのは、

連合の原理という心理によってあなた自身への不快感・嫌悪感に変わってしまいます。

 

※連合の原理について気になった方は、こちらの記事をご覧ください!

 

自慢話をして気持ちが良いのは当の本人だけです。

相手にとってはあまり良いことはないので、

なるべくなら避けた方がいいかもしれませんね。

 

自己開示は短時間で終わらせるのが鉄則!

 

自己開示をする際のコツをもう一つ。

 

自分の失敗談などの話題を使って自己開示を行う際は、

30秒~1分以内に終わらせるように心がけましょう。

 

基本的に人間と言うのは、

自分に関連のあることにしか興味がないものです。

 

いくら軽い失敗談と言っても、

長々と自分語りをされては相手も

不快な気持ちになるかもしれません。

 

そもそも自己開示というのは

「相手の緊張感をほぐすための手段」なので、

必要以上に自分のことを話しまくる必要はありません。

 

それよりも、相手の緊張感を解いて、

相手自身が話題を振ってくれるようになることの方が

会話が弾んでいくというものです。

 

「自己開示は30秒~1分以内!」というのを肝に銘じておきましょう!

 

雑談・会話というのは何気ない日常の風景のようでいて、

その実奥の深いもので、今回ご紹介した「自己開示」以外にも

まだまだたくさんの知識・テクニックがあります。

 

一度にはご紹介しきれないので、

何回かに分けてご紹介していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします!

 

ではでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました!

 

次のお話

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