きパンジー 困り

う~ん、仕事しなくちゃいけないんだけど、

どうしてもやる気が出なくて手が付けられないな~…。

 

ロボリンちゃん

そんな時は、最初ちょっと頑張って

とりあえず仕事に手を付けてみると、

後は意外と勝手にやる気が出てくるものよ。

手足の動きと言うのは脳への血流などにも関係してるから、

動いてるうちに脳が活発になってくるというわけ。

 

ロボリン 怒り

というわけで、四の五の言わずに

さっさと手を動かすのよ!馬車馬の如く働きなさい!

 

きパンジー 困り

ヒィッ!!

 

勉強にせよお仕事にせよ、

 

  • 「やらなくちゃいけないんだけどど~~~してもやる気が出ない!」
  • 「やらなくちゃ終わらないのは分かってるんだけどダルくて手が付けられない!」

 

という状況に陥ってしまった経験を

お持ちの方は多いのではないでしょうか?

 

僕はと言えば、

よくそうした状況に陥って怠けてしまい、

結果的に失敗してしまったという経験はよくあります。

 

というわけで、今回は脳科学的な視点から見ての

「やる気を出す方法」についてご紹介していきます。

 

  • 「いつもやる気スイッチが入るのが遅くて、仕事が出遅れる…」
  • 「勉強しなくちゃいけないのは分かってるんだけど、手を付けられない…」

 

いつもそんな感じで困っている!という方は、

是非最後まで読んでみてください。

きっと良い解決策が見つかる!…かもしれません。

 

脳の仕組みを理解してやる気を出そう!

 

やる気が出ない時は手を動かそう!

 

「やる気」というのはどこから来るのでしょうか?

と言われると、そうです「脳みそ」です!

 

なので、極端に言うと脳の仕組みを理解し、

やる気が出るような行動を取ることによって

脳は自然とやる気が出る…という事になります。

(何だか精神論みたいですが…)

 

今回は、どうしてもやる気が出ないお仕事やお勉強などに直面した時用の

2つのやる気の出し方をご紹介していきます。

 

1:とにかく手足を動かす

 

まず1つ目のポイントは「とにかく手足を動かす」

つまり「やる気は起こらなくても、まずは少しでも良いから仕事に手を付ける」ということです。

 

「何だよ結局精神論ゴリ押しじゃないか!」

と思ってしまった方もいるかもしれませんが、

少しだけその理由について解説させてください!

 

実は…と大げさに言うようなことでもありませんが、

人間の脳と体の動きと言うのは密接に関係しています。

 

アメリカの脳神経外科医であるペンフィールド氏は、

「体の動きと脳の部位の動きには関係性がある」ということを説きました。

 

それによると、手足を動かすという行動は、

やる気を出すという上で2つのメリットがあります。

 

そのメリットとは

 

  • 脳全体への血流が良くなるため、脳が活性化する
  • 脳の意欲を司る部位が刺激される

 

という2つです。

 

手足を動かすことによって、脳の表面の中央の部分が刺激されます。

 

脳の表面中央付近が刺激されることによって、

脳全体への血流が良くなるため脳全体が活性化します。

 

つまり、手足を動かすというのは

脳全体のエンジンをかけるような行為だということですね。

 

そして、手足を動かすことによって活性化するのは

脳の表面中央付近だけではありません。

 

手足を動かすことによって、

脳の辺縁系にある「側坐核」という部位が刺激されます。

 

この側坐核というのは人間の意欲ややる気を司る部分です。

 

ここが刺激されるという事は…皆まで言わずともお分かりだとは思いますが、

そう!「やる気が出る!」ということなんですね!

 

哲学者として知られるカントなどは、

散歩をする習慣があったと言います。

 

知らず知らずのうちに

脳にとって良い習慣を取っていたからこそ、

様々な発想や閃きがあったのかもしれませんね。

 

…ちなみに散歩をすることには他にもメリットがあります。

 

気になった方は、詳しくは過去記事の

「考えても良い案が思い浮かばない時は15分間の散歩が解決策を生む!?」

を読んでみてください!

 

2:やるべき事を分析して細かく分ける

 

やる気を出すためのもう一つのコツは、

やらなくてはいけないお仕事や勉強などの内容を分析し、

細かく分けるということです。

 

これは何故かと言うと、人間はまとまった仕事の山などを見ると

直感的に「イヤだな~」「やりたくないなぁ」という

ネガティブな感情を抱いてしまいます。

 

そして、そのネガティブな感情というのは

やる気を阻害してしまうからです。

 

なので、例えば30日の夏休みの間に

90ページの宿題をやらなくてはならない場合は

 

  • 「90ページの宿題」のままだと滅入ってしまう
  • けど、「1日3ページでやればいい」と考えると気が楽になる

 

という風に考えることで心理的な負担を軽くし、

やる気が無くなってしまうのを防ぐことが出来ます。

 

フランスの哲学者であるデカルトも

「困難は分割せよ」と言っていましたが、難しい問題や大量の仕事も、

少し見方を変えることによって随分と気が楽になりますね!

 

脳の仕組みを理解して、やる気アップに活かそう!

 

成功に向かう人

 

今回の内容は以上になります。

 

今回のポイントは

 

  • やるべき仕事を細かく分けること!
  • まずはゆっくりでも良いので手を付けてみること!

 

この2つです。

 

何事も一番最初が大変ですが、

動き出してしまうと意外とコロコロ進んでいくものです。

何だか慣性の法則みたいなものですね。

 

あなたも、「やる気が出なくて手が出ない~!」という時は、

まずはゆっくりでも良いので仕事や勉強に手を付けてみましょう。

 

そうすれば案外頭にスイッチが入って、

コロコロと進んでいくと思いますよ。

 

それでは、今回も最後までお付き合いいただき、

誠にありがとうございました!