
脳というのは新しいアイディアを生み出したり、
やる気や行動力の源になったり…とても重要な器官です。

そんな脳みそもろくに使わないでいると、
あっと言う間に錆びついて使い物にならなくなってしまうわ。

というわけで、今回は脳を鍛えるために
日常から出来る工夫を5つ紹介していきます。
過去記事の
「考えてもいい案が思い浮かばない時は15分間の散歩が解決策を生む?」
でご紹介しましたが人間の脳というのは行う動作ごとに働く部位が異なり、
この動作ごとに違う脳の部位のことを「脳番地」という風に考えることが出来ます。
脳というのは僕たち人間が持ってい生まれた一番の財産で、
思考力ややる気などにも直結する器官です。
各脳番地の機能を高く保つことは当然、
新しい物を考え付く発想力や、
行動を具体的に起こしていく行動力にも関わるので、
ビジネスの成功には必要不可欠なことだと思います。
というわけで、今回はそんな大切な脳の機能を鍛えるための方法として、
「脳番地を鍛えるための5つの方法」というテーマでお話させていただきたいと思います。
何歳になっても鈍らない思考力を持ち、新しい物事にも柔軟に対応できる…
そんな脳みそにしたい!という方は是非最後まで読んでみてください。
脳は人間の全ての行動の元にもなる器官ですので、
もちろんビジネス以外の部分でも影響してきます。
それでは次の項目から、脳番地の鍛え方についてご紹介していきます。
このページの目次です。
脳番地を鍛えるための5つのポイント
それでは、脳番地を鍛えるための5つのポイントをご紹介していきます。
ぜひあなたも実践してみてください!
1:生活習慣を少しずつ変えてみる
まず一つ目のポイントは
「生活習慣を普段から少しずつ変えてみる」
ということです。
過去記事の
「スマホやパソコンを見続けると脳に悪影響!10秒程度の運動で改善可能!」
でもご紹介しましたが、長時間小さな画面などに集中するというのは、
脳の「見る」以外の機能を長時間使わずにいるということなので、
使われていない機能というのは段々と衰えていってしまいます。
脳番地も筋肉と同じで、使っていない脳番地は段々と衰えていく…ということですね。
その点から考えると、日常の生活習慣というのは言ってしまえば
「同じことの繰り返し」になってしまうことが多く、
それはつまり「特定の脳番地しか使っていない」という事になります。
そのため、使っていない脳番地というのが必ず存在し、
その部分の脳機能は衰えていってしまうということですね。
なので、意識して普段の生活習慣とは少し違う動きを取り入れることで、
普段あまり使っていない脳番地を活用することができるので、
脳機能の衰退を抑えることが出来ます。
例えば、普段はあまり自炊せず、
レトルト食品やお惣菜などで済ませているなら、
自分で料理を作ってみるとか。
あまり運動する習慣がない…という場合は、
休日に部屋に引きこもってないで外で運動してみるとか。
(つまり僕のことですね)
普段の生活とは少し違った行動をしてみることが
脳機能を高く維持するのに有効です。
2:何事にも締め切りを設けてみる
過去記事の
「デッドライン効果とは?締め切りが近くになると集中力が増す理由」
でもご紹介しましたが、人間の脳と言うのは何かの期限に迫られると
やる気や集中力がアップします。
そして、この「期限を設ける」という手法は、
脳番地の機能を向上させる上でも有効な手段です。
期限が特に決まっていない仕事の場合、
「多少遅くなってもいいや」となってしまい、
既存のやり方をのんびりと繰り返すだけになってしまうことも少なくありません。
しかし、期限が決まっている時というのは、
それに合わせるために様々なことを考えます。
例えば期限までにしっかりと仕事を終わらせるために、
どれくらいのペースで仕事をするかのペース配分やスケジュールだったり。
また、「より早く終わらせるにはどうすればいいか?」と
考えることで、新しい効率的な作業の仕方を思いつく場合もあります。
「考える」という行為自体が脳番地を強化することにつながるのです。
3:褒めてもらう
これはちょっと自分から実践することは難しいですが、
誰かに褒めてもらうことによって
褒めてもらった事に関連する脳番地の機能が向上するそうです。
例えば、「話が面白いね!」とか、
「スピーチが上手だね!」という風に
話しをすることに関する事柄を褒められると、
相手との意思疎通に関する「伝達系脳番地」の機能が向上します。
その他にも、スポーツで良い成績などを残したりして、
他の人から褒められると「運動系脳番地」が強化されます。
褒められることによって人間はその物事に対して前向きになり、
積極的に取り組むようになります。
その結果、例えば運動ならスポーツをすることもより多くなり、
その分運動の脳番地が鍛えられる…ということだと思います。
4:物事を逆の立場からも考えてみる
何か物事を考える時ふと立ち止まって、
「自分の考えとは逆の立場・違う立場の人はどう考えるか?」
と考えてみるのも良い頭の体操になり、
思考することによって脳番地が鍛えられます。
これは別にどんなくだらない事でも実践できるので、
いつでも脳番地を鍛えることが出来ます。
例えば、僕は目玉焼きには胡椒と醤油をかけるタイプですが(塩分取りすぎ)、
「目玉焼きにソースをかける人はソースのどんな所が好きなんだろう…」と考えてみたり。
そしてついでに「よし、たまには目玉焼きにソースかけて食べてみるか!」と
行動に移すことによって、普段の生活習慣を少し変えることにもつながります。
まさに一石二鳥ですね!
「物事を自分とは逆、あるいは違う立場から考える」というのは、
いつでも出来ることですし、どんな些細な事柄に関してでも出来ることです。
もし暇な時があったら、実践してみるのも良いと思います。
5:何事にも能動的に「やってみよう!」と考える
過去記事の
「「興味ない」という口癖は思考力を低下させる原因に?【起業マインド】」
でもご紹介しましたが、人間は脳に入ってくる情報にネガティブな感情を持つと、
思考力が鈍くなったり、記憶力が悪くなるなどのデメリットがあります。
ネガティブな感情というのは、代表的には
- 興味ないわ
- もう知ってるし
- アホくさ!
と言ったものですね。
なので、なるべくどんな物事に対しても、
前向きな気持ちで取り組んでいくことが
脳番地の機能を鍛える面でも有効です。
同じことを繰り返さないのが脳トレの秘訣!?
以前「脳を鍛える」という主旨のゲームが流行ったのを覚えています。
しかし、ただ単に闇雲にその手をゲームやパズルなどをしていても、
脳番地の機能が鍛えられるわけではありません。
結局「そのゲームを上手くやるための機能」が高くなるだけなんですね。
今回ご紹介した5つの方法には
- いつもと行動を変える
- 考えを巡らせる
という意味合いの物が多かったと思います。
結局考えるのをやめることで脳は衰えてしまうということです。
脳の機能を高く保つために、
是非あなたも今回ご紹介した5つの方法を
暇なときにでも実践してみてください。