今回はPPC広告を運営していくうえで「どのキーワードを除外キーワードに設定するべきか」について解説しているぜ!
基本的に「無料」「格安」などの利益が無さそうなキーワードは除外してしまいましょう。
それ以外のキーワードについては、下記をご覧ください。
以前
「PPC・リスティング広告で除外キーワードを設定する方法」
についてご紹介しました。
※除外キーワードを設定する方法についてはコチラをご覧ください。
今回は、前回の記事に続いて
「どんなキーワードを除外するべきなのか」
について、見ていきたいと思います。
今回の内容を知っておくだけで、
- 無駄に広告をクリックされることが無くなるので、広告費を抑えることができる
- クリック率が上昇するので、品質スコアが上がり、今後の広告費が安くなる可能性がある
といったメリットがあります。
1つ1つキーワードを除外してく作業は
一見地味にも感じますが、
長期的にWEB広告を運営していくと
確実にプラスになることが多いので
是非覚えておきたいところです。
このページの目次です。
どんなキーワードを除外すればいいのか
PPC・リスティング広告を運営していると
自分の広告とは関係のないキーワードで
検索されていたりする時がありますよね。
特に、キーワードのマッチタイプを
「部分一致」にしているときなどに
多く見られます。
※キーワードのマッチタイプについての記事はコチラになります。
結構な数になるので焦りますよね(笑)
いざ、そんな状況になると
「どのキーワードを除外すれば良いのか分からん!」
と、焦る場合もあるかもしれません。
そんなわけで、
「基本的には除外したほうが良いキーワード」
の種類について見ていきましょう。
実際に検索されているキーワードを確認しましょう
その前に、実際に検索されているキーワードを確認しておきましょう。
実際に検索されているキーワードの探し方については、
違う記事で詳しく解説しています。
実際に検索されているキーワードは
「妄想」や「想像」ではなくリアルです。
想像しなくていいので、楽なんですよね。
まずは、このキーワードの並びを確認して、
「これは明らかにいらないだろう」
と思うキーワードを除外しましょう。
ここでは直感的で構いません。
例えば
ラーメン屋の広告を出しているのに
「パフェ」で検索されている場合は、
消した方が良いと思います。
悩んだ場合は、そのままにしておきましょう。
また、
「だから、どのキーワードを除外すればいいのか分からないんだよボケェ!」(すみません)
という方は次の項目にお進みください。
売上が無さそう&少なそうなキーワード
〇〇 無料
〇〇 激安
のようなキーワードは除外したほうがいいかもしれません。
他にも、
フリーソフト テンプレート サンプル フリー
など、検索ユーザーがお金を払いたくないと思っているキーワードは
クリックされるだけ無駄になるかもしれません。
また、
激安 格安 安い 最安
といったキーワードも、売上に繋がったとしても利益が出ない場合があります。
無料系のキーワードよりはマシですが、
あまりに利益が出ない場合は除外しましょう。
しかし、
ビジネスモデルによっては、
格安商品(フロントエンド)を赤字覚悟で売り、
顧客リストを集め、
そのリストに対して長期的に商品を販売し続けて
収益化するようなモデルもあります。
このようなパターンもあるので、
一言で「これはダメ」とは言えません。
自分の状況に合わせて
・除外するのか
・出向し続けるのか
を決めましょう。
情報系のキーワード
ユーザーが
「情報を調べているだけ」
のキーワードには注意が必要です。
口コミ 評判 アマゾン 評価&評判 やり方 自分で レシピ 作り方
このように
「知識を得るために検索しているようなキーワード」
は思い切って除外してしまいましょう。
「自分で」「やり方」などの、
「お客さんが自分で解決しようとしているキーワード」も成約に繋がりにくいです。
また、情報を得るために調べている人は、
基本的に「広告を避ける」傾向があります。
※売り込まれると分かっているからです。
すると、コチラとしては
「入札したキーワードが検索されているのに、
クリックされない(スルーされている)状況」
になります。
このような状況が続いてしまうと、
「クリック率が低下」してしまい、
広告の品質スコアが下がってしまいます。
その結果、競合よりも沢山の広告費が
必要になってしまったりするんですね。
このような事態を避けるためにも、
除外キーワードの設定は重要です。
特に情報系には注意してください。
関係のない地域が入っているワード
自分のサービスが地域限定だとして、
明らかに
・遠い地域
・全く関係のない地域
からが入っているキーワードも除外しましょう。
しかし、県内全域、もしくは全国対応しているような
ビジネスモデルの場合は残していうたほうが良いです。
こちらも、現在の状況に合わせて除外するようにしましょう。
ライバルの名前が入っているワード
これも賛否はあると思いますが、
ライバルの名前が入っているキーワードも
思い切って除外してしまいましょう。
なぜなら、最初からライバルしか眼中にない可能性があるからです。
広告費に余裕があれば、出向し続けることも可能なのですが、
できるだけ無駄をなくしたい方は除外したほうが良いかもしれません。
しかし、「ライバルの名前が入っているキーワード」で
検索した人の中には
「あ、〇〇(ライバル)に近いサービスがあるわ! しかも品質はこっちの方が良さそう!」
と考え、こちらのサービスに来てくれる人も存在するかもしれません。
なので
「広告費に余裕がある人なら出向を続けて、
できるだけ無駄をなくしたい人は除外」
しておきましょう。
大企業レベルなら、ライバルに対して参入障壁を築く戦略として
やってみるのもいいかもしれません。
まとめ
冷静に考えると、結構当たり前のようなことが書かれていますね(笑)
このように、PPC広告を運営していると地味な作業が多いです。
しかし、地味だからと言って侮ってはいけません(侮っていたのは俺か!)
長い目で見ると
「数十万~数百万」
の無駄をカットできる可能性も秘めています。
なので、出来るだけコツコツと除外するようにしましょう。
また、今回の内容と似ていますが、以前
「PPC広告を出向する際に、避けるべきキーワード」
についてもご紹介させていただきました。
こちらは今回のように「運営するため」のノウハウではなく
「出向する前」の知識になります。
しかし、除外キーワードを決める際にも
参考になることが書いてあると(個人的には)思うので
興味のある方はこちらの記事もご覧ください。