リスティング広告を採用しようと思ったら「形容詞」「固有名詞」「情報系」「マニアックな言葉」を避けるようにしよう!
広告をかける前に、自分の商品が最低でも5000円の利益が出るのかも確認することね。
自分が狙ったキーワードで検索上位にあげる仕組みを作ることを「SEO対策」と言います。
一昔前は「業者に任せなければいけないのかな?」と思ってしまうほど難しいイメージがありましたが、
今となっては副業サラリーマンから個人事業主まで、あらゆる人が対策を行っていますよね。
SEO対策は無料で出来るので、そこまで神経質になってキーワードを選ぶ必要は無いかもしれません。(もちろん最低限の知識は必要です)
しかし、1つのキーワードに課金をする「リスティング広告」の場合、
「ダメなキーワード」で勝負してしまうと赤字になってしまう可能性があります。
今回はそんなリスティング広告での失敗をしないためにも、
「勝負を避けるべきキーワード」について見ていきましょう。
割に合わないキーワードを徹底的に避けて利益になりそうなキーワードで勝負することで、
ビジネスが圧倒的に有利になります。
リスティング広告で勝負を避けるべきキーワード
リスティング広告で勝負を避けるべきキーワードを説明する前に、1つだけ確認したいことがあります。
それは、
・お客さん1人連れてくるのにどれくらいの広告費がかかるのか?
・自分が扱っている商品の値段はいくらなのか?
この二点です。
WEB広告の顧客獲得単価(CPO)は5000円~30000円に収まるケースがほとんどです。
なので、自分の商品が5000円以下だった場合、売れば売るほど赤字になってしまいます。
まずは自分の商品がどれくらいの利益が出るのかをしっかりと確認してからリスティング広告を採用しましょう。
理由は簡単で「利益が出なければ広告を出す意味がない」からです。
「かわいい」「きれい」「かっこいい」などの形容詞
欲求型の商品に多いです。
可愛いや綺麗などの感性は人それぞれ違いますよね。
なので、そんなキーワードに広告を掛けたとしても見込み客にヒットしない可能性があります。
例)
広告主が可愛いと思って作った洋服を見て、
Aさんは「可愛い!」
Bさんは「ださい」
Cさんは「思ったのと違う」
といった感じで反応が違います。
ネット上でも全く同じ法則が当てはまります。
服や雑貨などの「実際に見てから買うことが多い商品」も、
どんなキーワードで広告をかけたらいいのか分からないのでオススメしません。
情報系のキーワード
ぱっと見て「悩みのレベルが低そうだな」と思うキーワードは辞めたほうが良いです。
ネットの無料情報だけで解決してしまうようなキーワードですね。
・料理のレシピ
・俳句
・草野球
・猫の画像
などなど…。
試しに「料理 レシピ」などで検索してみると、ほとんど業者の広告が出てきません。
このキーワードで検索する人は高確率で「情報」を求めているからです。
このような情報系のキーワードにはリスティング広告ではなく、SEO対策で検索結果に表示させましょう。
高額な商品を扱っていて、今すぐ客が居そうなキーワード→リスティング広告
低価格の商品を扱っていて、そのうち客が居そうなキーワード→SEO
こんな感じで自分の中で基準を設けると分かりやすいかもしれません。
誰も知らないキーワード
健康食品などに多く見られるのですが、マニアックな商品ってありますよね。
「健康デラックス納豆Z」みたいな感じです(僕が3秒で考えた架空の商品です)
テレビや口コミで話題になっているなら、リスティング広告を出す価値はあります。
しかし、誰も知らない商品は検索エンジンで調べようがありません。
例えば…
僕が今日「健康デラックス納豆Z」を発売して、リスティング広告に載せたとします。
たぶん、一ヶ月経っても誰も検索しないでしょうね…。
ちょっと極端過ぎましたが、
「知らない言葉は検索出来ない」
ということですね。
この場合は有名人に推薦を貰ったり、SEO対策でコツコツと自分の商品の情報を提供したりする必要があるかもしれません。
もちろん「健康デラックス納豆Z」という商品名ではなく、
「健康食品」とか「老化防止」などのキーワードをリスティング広告に載せる方法もアリです。
そこは最初に確認した「利益は出るのか」という基準を参考に判断すると良いでしょう。
固有名詞は危ない
企業名や商品名などの固有名詞は使用が制限されている可能性があるので、使う場合には注意しましょう。
アフィリエイターが自分の姿を「企業ですよ(固有名詞)」と偽ってリスティング広告をかけている場合もありますが、
このような動きをする場合はよく下調べをしておきましょう。
基本的には「普通名詞」を使います。
コ○リ→ホームセンター
カーセ○サー→中古車
シーチ○ン→ツナ
など、一般的な言葉にしてリスティング広告をかけましょう。
基本的には、いかに利益の出る「普通名詞」を探すかが勝負になることが多いです。
逆に自分の商品が売れ始めて、世間で認知されてきた場合は「固有名詞」で勝負すると良いでしょう。
まとめ
今回は「勝負を避けるべきキーワード」について解説しました。
何やら小難しく書いていますが、自分が検索する時のことを考えれば結構簡単に想像出来るかもしれません。
また、逆に「勝負を仕掛けるべきキーワード」についても近いうちに別記事にてご紹介したいと思います。
※1/10追記
今回もありがとうございました。