あかパンジー(得意げ)

突然だけど「現代で成功したければ他人を動かす力」が必要だぜ! 

 

ロボット

しかし、現代は昔のように「無理やり」他人を動かそうと思っても動いてくれません。

なぜなら、嫌な思いをしてまで外で働かなくても、自分で自宅で稼げる時代になったからです。

 

 

あかパンジー(得意げ)

そんな時代だからこそ、「根性論」以外で他人を動かす工夫が必要だってことだな! 

 

 

ロボット

そして、他人を動かす「鍵」となるのが重要感の欲求です。

人はこれを満たしてくれる人が大好きだし、満たしてくれる人を信頼するようになります。

 

起業で成功したいと思うなら、他人の「重要感」を満たしてあげる努力を心掛けましょう。

 

 

 

 

と…キャラクター達が自分の言葉のように偉そうに言っていますが、元ネタは「斎藤一人(さん)の人を動かす」という本に書かれています(笑)

 

実は、カーネギーさんの「人を動かす」が大好きで何度か読んでいるのですが、今回の本はより現代向けにされている印象を受けました。

 

「現代の」「日本」で人を動かす基本を知りたい人の入門編としてはバッチリの内容だと思います。

 

自分はアホなのでこのお方の言っていることが全て理解できているとは思えませんが、自分なりに感じたことがあったので気持ちの整理のついでに書いていきたいと思います。

 

というわけで、今回は「分析」「具体的な情報」のような記事ではなく、マインドセットや自己啓発などのフワっとした記事になります。なので、それらが苦手の方は十分にご注意ください。

 

参考:斎藤一人の人を動かす

 

日本では勘違いされている?「人を動かす」ということの本当の意味とは

現代の人を動かす方法とは?

人を動かす…というと、なんだか怪しいイメージがありますよね。

 

いかにも「自分の思い通りに動かす」「操る」というイメージが先行してしまいます。

 

実は、この「人を動かす」という言葉は、日本と海外では違う捉え方をしている場合が多いみたいですね。

 

日本…命令する

海外…自発的に動いてもらう

 

ざっくりまとめてみるとこんな感じです。詳しくは実際の本を読んでみてください。

※アフィリタグは貼ってないので、お手数ですがご自身で検索してみてください(斎藤一人の人を動かす 著者:永松茂久さん)

 

日本は武士の文化だったので、将軍に「腹を切りなさい!!!」と言われたら従うしかありませんでした。

学歴社会になっても、その名残が強く残っていた為に、立場の偉い人は下の人間に命令するだけで動いてくれていました。

 

確かに、僕はその時代に生きていたわけではないので想像し難いですが、なんとな~く そんなイメージがありますね。

 

しかし、時代が変わり「無理やり」動いてくれる人の数が減ってしまいました。

 

特に現代では「言う通りに動いてくれない若手社員」に頭を悩ませている方を多く見る気がします。

 

彼らの言い分をまとめてみると、

 

「(無理やり)命令したのに動かない」

「怒鳴るとすぐに辞めてしまうので、ご機嫌取りをしないといけない」

と言った感じでしょうか。

 

確かに10年~20年前なら信じられない光景かもしれません。

 

しかし、見方を変えてみると

 

無理やり命令したのに動かない→根性論が理解できない。解決先を先に出してほしい。

怒鳴るとやめてしまう→終身雇用が保証されていないので、嫌なら仕事を変えればいいと思っている

 

のかもしれません。

 

更に、現代では少し勉強をすれば自分で起業して稼ぐことも出来るので、会社でストレスを溜めながら頑張り続けるという選択肢だけではなくなりました。

 

今後は特にこの流れが強まると思います。

 

こんな時代だからこそ「時代に合わせた人を動かす技術」が必要になるんですね。

 

自己重要感の欲求とは?

コミュニケーション

カーネギーさんの「人を動かす」にも書かれていますが、人が重要視している欲求の中の1つに「重要感の欲求」と呼ばれるものがあります。

 

これもざっくりと一言でまとめてみると、

「自分は特別なんだと感じられる瞬間」

になります。

※重要感を満たす褒め方についての記事はコチラ!

 

社長に褒められたら「あ、俺はこの会社で必要な人間なんだ!」と嬉しくなります。

 

上司が部下に「すみません、先輩くらいしか頼める人が居ないんです…! 助けてください!」と言われると、先輩は「自分は必要だ」と認識できるので重要感の欲求が満たされます。

 

あまり良い表現ではありませんが、自分の周りに「劣っている人」を集めてジャイアンを演じたくなるのも、この重要感の欲求が関係しています。

 

少し否定的に聞こえたかもしれませんが、この重要感の欲求が無ければ「人類は進化しなかった」と言われているくらい重要な心理なんですね。

 

そして、現代人は褒められたりする機会が少ないので、この「重要感の欲求」が満たされていないそうです。

むしろ、簡単に他人を攻撃できる時代になりました。(ネットの普及)

 

攻撃された人は、果たして「自分から他人を褒める人間」になるでしょうか。

答えは「NO」だと思います。

 

この本にも、

「重要感の欲求が枯渇している人は他人から奪おうとする」

「満たされている人は他人に与えるようになる」

と書かれているように、一度枯渇してしまったら、ひたすら自分の重要感を満たすために他人を攻撃し続ける可能性が高いです。

 

こんな時代だからこそ

・他人を褒める

・尊敬する

・重要だと認識してもらう

ことが、昔よりも重要になったのかもしれません。

 

会社をすぐに辞めちゃう人は「重要だ」と感じられないから、やめているのかもしれません。

そこで「重要だ」と思わせるシステムを組むなりなんなり、改善していかなければ状況は変わりません。

 

そして何より、

・部下を叱って自分が上だと認識したい

・人の上に立っていると気持ちいい

・自分が怒らなきゃ周りは何もできない

 

のように

 

「無意識に自分が重要感を求めているから」

「自分の重要感が枯渇しているのに気が付いていないから」

 

他人に与えることができないのかもしれません。

(理由は先ほど書いたように、枯渇している人ほど他人から奪うようになるため)

 

 

「まずは自分を動かせるようになってから、他人を動かすことができるようになる」

と、今回の本にも書かれているように、無意識な自分の欲求に気が付かなければ「人を動かすスタートライン」にすら立てないということですね。

 

「自分をコントロールすることと、他人を動かすことに何の関係が?」

と最初は思うかもしれません。

 

僕の解釈では次のようになりました。

人を動かしたい→

 

→他人を満たさなければならない

 

→自分から譲る、褒める場面が多い

 

→余裕が無い人間にはできない

 

→余裕が無い自分に気が付くと改善することができる(メタ認知)

 

=他人動かすスタートラインに立つ

 

こんな感じですね。関係なさそうに見えて「自分を知る」ということが重要なんだなと再認識しました。

 

長くなってしまったので、最後の締めに「今回読んだ中で一番印象に残った言葉」をご紹介します。

 

成功者っていうのは他人のやる気を出すマシーンくらいに思っていたらいいんだよ

これはズドーンと来ましたね。

 

かなり本質を捉えている言葉だと感じました。

これを徹底的に実践するだけで、成功に近づくんじゃないかとさえ思います。

 

というわけで今回はこの辺で終わりたいと思います。

どうもありがとうございました!