あかパンジー(得意げ)

相手の好感度を上げたければ自尊心をくすぐるといいぜ!

ロボット

「アナタは重要です」ということを遠回しに伝えることで、
脳の報酬系が刺激されて好感度が上がりやすくなります。

 

 

人間には「報酬系」と呼ばれる脳の部位があります。

 

ここを刺激することで、

・やる気

・モチベーション

を維持しやすくなります。

 

仕事や勉強でも、この報酬系を上手に刺激
するのが物事を継続するポイントになるのですが、

なんと、この報酬系は

「相手の好感度を上げる為に使うことができる」

ということが分かっています。

 

今回の記事を読むことで、

・相手(特に男性)の評価を上げる

・仲間の気分を良くして仕事の効率を上げる

・チームワークが良くなる

ということが可能になります。

 

人間関係も円滑になるので、
人づきあいも楽しくなることでしょう。

 

特に男性相手には女性よりも
効果が増すので、

・男性の上司を持っている

・気になる男性の評価を上げたい

と思っている女性(もしくは男性)は
是非覚えておきましょう。

 

相手の報酬系を刺激するだけで好感度が上がる理由とは?

相手の報酬系を刺激することで好感度を上げることができる

報酬系とは人間には誰でもくっついている
脳の機能の一部です。

何か「嬉しいこと」や「報酬」を手に入れたときに、
その報酬系が刺激されて快感を得るわけです。

 

結果的に「もっとこの快感を得るために頑張ろう!」
と、モチベーションの維持に役立つわけです。

 

そして、ここからが本題です。

 

実はこの報酬系は大きく分けて二種類存在します。

その違いを見ていきましょう。

 

地位や名誉を手に入れたときに活発化する「社会的報酬」

 

人はお金だけではなく、
肩書や名誉にこだわります。

 

これは

「社会的報酬」と呼ばれる脳の報酬系が
刺激されるからですね。

 

なので、世の中の人たちは

・出世

・地位

・名誉

にこだわる人が多いんですね。

 

そういう人たちは、
社会的報酬を刺激するために
地位や名誉を追い続けています。

 

給料や物で刺激される「金銭的報酬」

 

もう1つは金銭的報酬と呼ばれるものです。

その名の通り

・お金

・モノ

などを手に入れたときに活発化します。

 

給料を貰ったときやプレゼントを
貰ったときに刺激されます。

 

なので、お金やモノを相手に与え続けると、
その時はやる気を出させることが可能になります。

 

※しかし、人はモノで満たすモチベーションは
長期的に続かないと言われています。
(フレデリック・ハーズバーグの二要因論)

詳しくはマズローの5段階欲求説でも解説しています。

 

この報酬系を刺激してやることで相手の好感度があがる!

コミュニケーション

 

では、実際にこの報酬系を刺激する方法をご紹介します。

 

と、言っても普通の人にはお金や物を相手に
与え続ける余裕はありませんよね。

 

なので、ここは目には見えない社会的報酬を使って、
相手の好感度を上げてみましょう。

 

また、冒頭でも少し触れましたが、
女性よりも男性の方がより報酬系が
活発に動いていると言われています。

 

なので、男性を相手にしたときに、
この方法を使うと、とても効果的ですよ。

 

やり方はとても簡単です。

 

「君が居ないと組織はとっくの昔に潰れている」

「この仕事は君じゃないとこなすことが出来ない」

「いつもアナタのおかげで助かっている」

「アナタって凄いのね。周りのみんなも言ってるわ(ウィンザー効果との合わせ技)」

 

こんな感じで、

「アナタの存在は重要ですよ」

という想いをさり気なく伝えてみましょう。

 

これはコミュニケーションを勉強した人なら
誰もが読んだことがあるであろう

「人を動かす」

という本にも書かれています。

※その本では「重要感の欲求」と紹介されています。

 

人間には誰しも「承認欲求」と呼ばれるものがあり、
そこを刺激されることを望んでいます。

 

なので、好感度を上げたい相手がいる場合は、
わざとらしくない範囲でこの欲求を
意識してみると良いでしょう。

 

実際の経験

 

僕も覚えている範囲にはなりますが、
この欲求を上手に刺激されて
動いた時もあります。

 

つい最近では、4人で事業を運営していたときに、
代表の人から

 

「お前が居なかったらとっくの昔に
組織は分解してた。

それに、続けようとも思わなかった」

と言われた記憶があります。

 

あれも社会的報酬を刺激するために
お世辞を言ってくれたのかな~と
いまになっては思います。

※我ながら根暗な考えだな(笑

 

しかし、その言葉で動いたのは事実ですし、
あの言葉があったから頑張れました。

 

もう1つは、居酒屋でバイトを
していた時のことです。

※もう5,6年以上も前ですかね。

 

作業中に声を出し続けるのが
当たり前の職場でした。

 

すると体育会系の上司から、

 

「世の中には声を出せない人と
声を出せる人がいるんだよな!

お前は声を出せる人なの!

もっと頑張れ!」

 

と言われたことがあります。

あの時は、まだ若かったので

 

「じゃあ、声を出さずに済む人は
作業が1つ減るから得だよね」
※我ながら根暗な考え(略

と思ったものですが、

 

今思えば期待されてたからこそ、
あのような言い方をされたのかもしれません。

※もしくは呆れられてたのかもしれない。

 

このように、普段の生活の中でも
相手の報酬系を刺激するチャンスは
いくらでもあります。

 

アナタの周りに

・やる気が感じられない

・評価を上げておきたい

人がいる場合は、是非

「わざとらしくない範囲で」

報酬系を刺激してみては
いかがでしょうか?