
どうも、ロボパン編集部の渡辺です!
今回は恒例の「フワッとしてる回」になります!

自己啓発のようなフワっとしたものが苦手な方には特に注意よ! 私はダメだったわ!
最近、ある人に「変わったね」と言われました。(良い意味で)
しかし、素直に喜べないどころか、少しだけ申し訳ない気持ちにもなりました。
昔の自分なら何とも思わなかったような言葉ですが、今回は少し違った捉え方が出来たのでメモ(!?)代わりに自分の気持ちを書いていきたいと思います。
いきなり結論だけまとめてしまうと
「人が変わったという『事実』があるなら、その裏では知らないうちに頑張ってくれた人が存在する」
かなりフワフワしているので、少しずつ心理学や自己啓発本の情報を頼りに分解していきたいと思います。
また、いつもは「根拠」を多めに載せるように努力しているつもりなのですが、今回は自己啓発よりのフワっとした記事になります。
また、個人的な意見が多く含まれるので、苦手な方は十分にご注意してください。
人を動かす、人を変えるには物凄いエネルギーが必要
突然ですが、人を動かすにはエネルギーが必要です。
人を性格ごと「変える」なら更に必要かもしれません。
ここでの「エネルギー」とは気や運などといった目に見えないものではなく「分かりやすい」ものです。
単純に「労力や時間」が必要なんですね。
これは数々の自己啓発本(人を動かす・影響力の武器など)にも共通しているポイントになります。
全てを話すと長くなるので要点だけ挙げてみると
「人は何か欠点があったとしても、直接指摘をすると反発したくなる心理が働く」
「なので、遠回しにヒントを与えて待つしかない」
といった感じですね。
少し話がズレますが、箱庭ゲーと呼ばれるゲームをしたときはありますか?
自分で架空の家や町などを作り、町の住民は自動で動き回るというゲームです。
あんな感じで、人が変わるヒントを設置してあげて、後はその行動を優しく見守ってあげるしかありません。
間違った行動をしようとしても、直接指摘をすると不貞腐れるので違うヒントを設置して待つしかありません。
ぶっちゃけ面倒くさいかもしれませんが、表面上だけではなく「中身まで」変えようと思ったならこれが一番効果的です。
この方法がじれったくて我慢が出来ない人が「強制的に」相手を動かそうとするんですね。
それは「命令」かもしれませんし「威圧」かもしれません。やり方はたくさんあると思います。
その結果、「自分が命令した時にしか動かない人間」になってしまったり、何も動かない人間になってしまったりします。
なので、人が変わったという事実のウラには、必ず知らないうちに見守ってくれた人や「我慢」してくれた人、無理してくれた人がいるかもしれない…という予想が出来ます。
見えない優しさは、その時は伝わらない
親なんて特にそうかもしれません。子供には無償の愛を提供します。赤の他人よりは見返りを求めません。
例えば、子供が何か変なことをしても
親(あ~ 今言っても理解されないだろうな~。 そのうち分かるだろうから我慢するか)
と一度抑え込んでくれたのかもしれません。
その間に子供は何度も失敗を繰り返し、「あ、これダメなんだな」と気が付くことでしょう。
人は「基本的には自分の実力」と錯覚してしまうところがありますので、この「気付き」も自分で成長したと思ってしまいます。※もちろん自分の実力もあります。
しかし、根本まで掘り下げてみると「親が我慢して見守ってくれたから」変わった自分がいるんですよね。土台を作ったのは紛れもなく「他人」です。
周りの友人だってそうです。
自分が何か失敗をしても、半分呆れつつも抑えてくれた時もあるかもしれません。
相手に「人を動かす」知識が無かったとしても、我慢することくらいなら誰でも出来ます。
本人は意識していなかったとしても、『結果的』に人が変わったなら、正しい動きをしていたということです。
これが今回感じたことですね。
無意識にヒントを送ってくれた人には、感謝しなきゃいけないな~と思いました。
なぜなら、ほぼメリットが無いのに「自分の為に時間を割いて」くれたからです。
それを全て「自分の力」として思い込む勇気は僕にはありません(笑)なんだかバチが当たりそうですね。
価値を感じなかったから感謝しなくていい?
今回の話を機能させるためには、もう1つだけ抑えておかなければならないことがあります。
それは
「人は自分で変わったのかなんて分からない」
ということです。
ある脳科学の本を参考にすると、人は90%が無意識の行動です。
自分が認知出来ている部分は10%ほどしかないんですね。
つまり、「周りの人間から見て変わった」ということは、無意識な(90%の)自分が変わったというのに等しいんですね。
逆に90%の自分が変わったのに、自分は気づいていないという不思議な状況でもあります。
なので、
・変わったと自覚できるまでは感謝しない
・全て自分の力で成長してきた
と考えるのもどうなのかなと思ったんですね。
(もちろん、自分の力で変わってきたと自信をつけることは重要です!脳の報酬系が刺激されてやる気に繋がるからです)
個人的な「変わった・変わってない」というのは10%の思い込み、自称ですが、
他人から「変わったね」と言われたのは紛れもない「事実」です。思い込みの世界ではありません。※場合によっては他人の思い込みかもしれません(笑
なので、その客観的な意見を元に自己分析をする必要があるんだなぁ~と感じたワケです。
他人の変化なんて普通は気が付かない!
他人の変化なんて基本的には気づきません。
もし、「変わったね」と言われたなら、以前はもっとヤバい状況だったんだなと想像してしまいました。
文章の初めに「申し訳なくなった」というのは、このような理由があったからです。
人は殆ど無意識なので、その時の記憶が全てあるとは思いませんが、少なくとも「ヤバかったのかな~」と予想することは出来ます。
※自分の場合は特に酷かったので(笑)
話を戻します。
人は他人の変化になんて気が付かないものです。
なぜなら、人間は基本的には自分にしか興味がありません。気が付く人の方が凄いんです。
なので、広告の文章でも「自分のことだ」と思わせることが出来れば、反応率が格段に上がります。
このように、他人の少しの変化なんて普通は気が付きません。
ましてや「性格」などの「少しずつ変わっていくもの」になると、気が付く方が難しいです。
このような考え方をすることで、より一層周りに感謝できるような気がしたんですね。
「感謝するようなことをされてないから感謝する必要は無い!」
と思い込むのではなく、
「そもそも価値を読み取る能力が自分には無かっただけ」
と自己責任で考えていかなきゃならないのかなと思いました。
有名な野球選手のインタビューを見ても
・勝ったときは周りのおかげ
・負けたら自分のせい
と言っている人がいましたが、無意識のうちに『他人がくれる力』を感じ取っているからなのかもしれません。
全部自分で変わってきた!と(自分では)思っているのに、感謝しなきゃいけないなんて勇気がいるかもしれませんね。
まとめ
チラシの裏レベルの文章なのに長くなってしまいました。
簡単にまとめてみたいと思います。
「人を変えるにはたくさんのエネルギーが必要」
↓
「直接指摘しても変わらず、長い目で見て支えてあげないといけない」
↓
「このようなやり方で、他人に変えてもらっても『ありがたさ』が分かりにくい」
↓
「更に、人の意識は所詮10%。殆ど思い込み」
↓
「そこで、客観的な意見(事実)を参考にする」
↓
「変わったね、と言われたらメチャクチャ変わったんだと認識する」
簡単に済ませるつもりだったのが、長くなってしまいましたね。
後は「ありがとう」と口に出すだけではなく、実際に行動で恩返しをしていきたいと思います。
また、スピリチュアルな話にはなりますが、人は他人に感謝をすることで「βエンドルフィン」という良い脳内ホルモンが分泌されるそうですね。
そういった見えない効果もありそうです。
これからは、もう少し周りの人の「見えない力」に目を向けられるような人間になりたいと思いました〇
このような文章を最後までご覧いただき、ありがとうございました!