あかパンジー(得意げ)

ちょっとだけ話を聞いてくれ!1分でいいから!

チンパンジーくん

うん、いいよ!

あかパンジー(得意げ)

やっぱ5分時間をくれ!

チンパンジーくん

え? 別にいいけど…

ロボット

このように、人は一度でも相手のお願いを聞いてしまうと断り辛くなる心理があります。

 

人間は一度相手お願いを聞いてしまうと、
次の頼みごとが断り辛くなります。

 

これはフット・インザ・ドア法と
呼ばれているテクニックです。

と、言っても結構有名なテクニックで、
現在では当たり前のように使われていますね。

一度は聞いたことが
あるかもしれません。

 

・アンケートに記入してもらいながら商品を売る

・営業マンが自宅に入るために小さなお願い事をする

・無料請求、無料お試し品などを配りオファーを下げる

 

色んなやり方はありますが、
全てに共通していることは

 

「小さなお願い事をした後に、
大きなお願いごとに繋ぐ」

ということです。

 

結構単純なテクニックであり、
それなりに効果が期待できるので

自分でビジネスを運営している人や、
営業に関わっている人は
必ず覚えておくようにしましょう。

 

売上を上げやすくなるので、
周りの人から認められる
キッカケになることでしょう。

 

フット・インザ・ドア法とは?

フットインザドア法

フットインザドア法の由来は

セールスマンがお客さんに自宅のドアを閉められないようにするために、足を少し挟んでおく動作に由来する。

名前の由来だけを見てみると、
押し売りみたいで引いてしまいますね(笑)

 

漫画のこち亀に、このテクニックを
使ったお話がありましたね。

※たしか悪徳営業マンのお話でした(笑

 

しかし、フットインザドア法は、
無理やり相手に売るための
ものではありません。

あくまでも、相手の方からYESと言って
貰うように立ち回りましょう。

 

人は一貫性を保ちたい心理がある

詳しくは別ページにて詳しく解説していますが、

人は自分の行動に矛盾が無いように、
一貫性を保つという習性があります。

※コミットと一貫性の心理はコチラ

 

ざっくり解説すると…

 

普段から周りの人間に

「自分はドラゴンボールが好きだ」

と公言している人は、

 

その発言が嘘にならないように
ドラゴンボールのグッズを集めたり、
周りに広めたりするようになります。

 

これは、過去に一度「自分は周りに言ってしまった」
という負い目が無意識に働いているからです。

 

 

これを営業の話に置き換えると、

営業マン「5分だけお時間を頂けませんか?」

お客さんが5分だけなら…と承諾する

結局30分くらい話を聞いて、
断れずに商品を購入

こんな感じになってしまうんですね。

 

このように、一度でもYESと
言ってしまうと覆すのが
難しくなるので注意しましょう。

 

この心理を覚えておくだけで、
人に騙されにくくなります。

 

どんな風に使えばいいのか?

お願いする人

 

では、実際にこの心理は
どんな場面で使うのかを見ていきましょう。

 

無料オファーから商品購入に繋げる

 

・まずは無料の品をお試しください

・まずは無料見積もりをご検討ください

・まずは資料を(略

こんな感じで宣伝している業者はよくあります。

 

これはビジネス界では割と有名な

「2ステップビジネス(マーケティングとも)」

と呼ばれている手法になります。

※2ステップビジネスについてはこちら

 

一度小さな提案をして
お客さんに行動してもらうことにより

 

「一度行動したなら、私たちに興味があるということですよね?」

という流れにすることが出来ます。

 

お客さんも無意識にそのように
考えているために商品を購入してしまいます。

 

このように

「できるだけ最初の一歩を簡単にしてあげる」

ことでフットインザドアが成立しやすいのです。

 

ナンパや恋愛に使う人もいる

 

このスキルは勿論(?!)
ナンパにも使えます。

 

・手をつなぐ

・1分だけ喋る

などなど、小さなお願いから、
少しずつ大胆な行動に
移していく感じですね。

 

深くふっこむとアダルティ(笑)な
内容になるので後は想像にお任せします。

僕はピュアなので…

 

まとめ

 

いかがでしたか?

今回は営業の超基本テクニックの
フット・インザ・ドア法をご紹介しました。

 

このように営業にはたくさんのテクニックがあります。

 

営業は

・外見

・生まれ持った才能

などが重要だと捉える人がいますが、
実はこのようにノウハウ化されています。

 

もし今回初めてこの技術を知ったという人は、
他にも沢山の営業ノウハウが存在するので
是非取り入れてみてください。