ロボット

フレーズ一致は

「寿司 出前」でキーワード入札した時に、

 

「寿司 出前 秋田」や「寿司 出前 無料」など、

完全一致+アルファの単語が検索された場合でも
検索結果に表示させることの出来る機能になります。

 

チンパンジーくん

絞り込み部分一致は

「+寿司 出前」のように、維持しておきたいキーワードの前に
「+」をつけておくことで

「+寿司 おいしい」

「+寿司 職人になるには」

 

などなど、重要なキーワードだけは維持してくれるように
機能を制限した「部分一致」のことです。

 

今回はGoogleが提供する有料のWEB広告サービス
「AdWords」についての記事になります。

 

前回はキーワードマッチの「部分一致」と
「完全一致」の違いについて解説しました。

 

既にこれらの設定方法は知ってるよ!
という方々の中で

フレーズ一致や絞り込み部分一致はまだ知らない!
という方達に向けた記事になります。

 

部分一致と完全一致が分からない!
むしろキーワードマッチって何!?

という方は下記のリンクから先に読むことをおすすめします。
※キーワードマッチとは?部分一致と完全一致の違いについて

というわけで今回は
残りの2つのマッチタイプである

 

・フレーズ一致

・絞り込み部分一致

 

について解説していきたいと思います。

 

今回の記事を読むことで、
「完全一致だとアクセス数が足りないんだけど
部分一致だと広告費が掛かりすぎてしまう!」

という悩みを悩みが消えることでしょう。

 

広告費を節約することができるので、
より利益を出しやすくなります。

 

利益が出たら作業を外注したり
新しいノウハウを学んだりしながら、

更にビジネスを加速させることが出来ますよね。

 

完全一致や部分一致に不満がある人は、
是非覚えておきたい知識になります。

 

フレーズ一致と絞り込み部分一致について

フレーズ一致と絞り込み部分一致

フレーズ一致や部分一致は

それぞれ「部分一致と完全一致の中間にある設定」です。

 

検索結果に表示させる条件が厳しい順番に並べると…

 

完全一致

フレーズ一致

絞り込み部分一致

部分一致

 

となります。

 

マッチングの4タイプについて

 

完全一致は「そのキーワードが検索された時だけ
自分の広告を表示させる設定」でした。

 

逆に、部分一致は「そのキーワードに近い言葉が検索された場合でも、
自分の広告を表示させてしまう設定」でしたね。

 

では、フレーズ一致や絞り込み部分一致とは
一体何なんのでしょうか?

 

フレーズ一致とは完全一致+アルファの設定

 

フレーズ一致とは、
「完全一致したキーワードが含まれている場合
自分の広告を表示させる設定」になります。

 

例えば、アナタが「寿司 出前」という
キーワードで入札したとしましょう。

 

完全一致の場合は「寿司 出前」と
検索されときにしか、自分の広告が
表示されません。

 

「寿司 出前 東京」とか
「寿司 デマエ 出張無料」など

少しでも違うキーワードが加わってしまうと、
検索結果に表示されることはありません。

 

そこで「フレーズ一致に設定することで」

 

「寿司 出前 ○○」
「○○ 寿司 出前」

 

など、自分が入札したキーワードに
何か別のキーワードが加わったとしても、
広告が表示されるようになります。

 

まさに「完全一致に毛が生えた」設定といえるでしょう。
分かりにくいわ!

 

「完全一致だとアクセス数が少ないけど、
全く関係のない属性のユーザーが集まったら嫌だな…」

という人にオススメの設定になります。

 

フレーズ一致が無効になるパターン

 

ちなみに余談ですが、

フレーズ一致が適用されない条件は次の2つです。

 

入札したキーワードの「間」に違うキーワードが入ってしまった場合

 

「寿司 出前」のキーワードに入札していたとして、

 

寿司 神奈川 出前

 

など、間に違うキーワードが入ってしまった場合は、
フレーズ一致が適用されません。

 

あくまでも「完全一致」に毛が生えた設定だということを
忘れないようにしましょう。

 

入札したキーワードの順番が逆になった場合

 

「寿司 出前」というキーワードで入札していた場合、

 

「出前 寿司」と順番が逆になったとしても、
フレーズ一致は無効になります。

 

あくまでも完全一致に毛が(以下略

 

絞り込み部分一致は「部分一致の機能を制限したもの」

 

絞り込み部分一致とは、
「部分一致の機能を少しだけ制限したもの」です。

 

例えば
「寿司 出前」で部分一致をした場合、

 

寿司 出前

酢飯 出張

寿司の作り方

海鮮丼 魚

 

など、全く「寿司」に関係のない
キーワードでアクセスされる可能性があります。

 

しかも、最悪の場合は
「寿司」というキーワードが検索ワードから
なくなってしまう事態になりかねません。

 

これだけは避けたいものです。

 

そこで
「寿司というキーワードだけは残しておいて欲しい」
という要望に答えてくれるのが「絞り込み部分一致」です。

 

「+寿司 出前」のように、
残しておきたい単語の前に「+」を入力しておくことで、
検索結果が次のようになります。

 

寿司 出前

寿司 握り方

寿司 おいしい

寿司 職人になるには

 

などなど…少なくとも「寿司」
という単語は維持してくれるようになるんですね。

 

絶対にブレたくない単語があるんだけど、
新たなキーワードの需要を探したい場合に
使うと良いかもしれません。

 

僕は需要を探しつつビジネスを展開することができるので、
「部分一致」や「絞り込み部分一致」を良く利用します。

 

必ず結果を元に改善すること

改善する場所は?

前回の記事でも触れましたが、
「絞り込み部分一致」やフレーズ一致などの
制限が多い調整は

 

一度広告を出して結果が出たときに、
改善用として使うと良いかもしれません。

 

その理由は「最初から制限してしまうと、
正確なデータがとれないから」です。

 

便利屋 草刈り

というキーワードで完全一致をしてしまうと、
それ以上の広がりがないのでビジネスチャンスを
逃してしまう可能性が十分に考えられます。

 

そこで「部分一致」にすることで、

 

便利屋 庭掃除

便利屋 草刈り機

草 フィルター 値段

 

などなど、新たな需要や、
仕掛けたキーワードにどんな
属性のお客さんがいるのか、など

 

ビジネスを運営していくうえでの
重要な情報をゲットすることが出来ます。

 

その後いらないキーワードは
「NG設定」することが出来るので
臆病になりすぎる必要もありません。

※マッチタイプのNG設定についてはコチラ

 

なので、僕がオススメする手順は
(やや攻撃的な思想ではありますが)

 

部分一致or絞り込み部分一致

生きたデータを収集→邪魔なデータをNG 有益な情報を元に拡大

それを元に完全一致orフレーズ一致

データを元にクロスセル商品を探す…

※関連商品であるクロスセルとは?

 

こんな感じです。

最初に掛かってしまう広告費は多めなるので
少しびっくりしてしまうかもしれませんが、
結果的にこの設定のほうが、後々得をすることが多いです。
※個人の経験としては

 

予想はどこまでいっても予想です。
思っていた結果と違っていた!なんてことは
本当によくあります。

※テストマーケティングをしたら予想と違ったお客さんが来た件

 

正しいノウハウは近道にはなるのは間違いありませんが、
「近道を探している時間」は勿体無いです。

 

それなら、実際に小さくテストをして
リアルなデータを元に改善したほうが効率が良いかもしれません。

※もちろん予算が少ない場合はキーワードを制限するしかありません。

 

このノウハウでも15000円のテストマーケティング費用で
60万の利益を出すことは十分に可能でした。

 

無料で集客をするに越したことはありませんが、
「市場はタダ乗りを許さない」という言葉もあるとおり、

全て格安でやってしまおうとするのも、
どこかに歪みが来るかもしれません。

 

あくまでも「結果」にフォーカスしながら、
長期的な目標を元に行動、改善していくことをオススメします。

 

ゴチャゴチャと説明しましたが、ざっくり言ってしまうと

「目先の結果にビビって行動を制限したり、
少しの利益に惑わされたりしてしまうと
長い目で見た時の利益が少なくなるから注意!」

ということですね。ざっくりしすぎや!

 

最後に勝てればそれで良い!

 

というわけで今回の記事はここで終わりです。

 

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました!