SEO外部対策では被リンクの数だけではなく、他サイトでどれだけ話題にされているのかも重要になっています。
サイテーションと呼んだりするみたいだわ。最近になって色んな企業が奇抜なイベントに手を付け始めたのも、これが関係しているかもしれないわよ。
SEO外部対策といえば
「他サイトからのリンク」
が重要であるイメージがあります。
たしかに、以前よりも効果はなくなったとはいえ、適度に外部リンクをされているサイトはGoogleから評価されやすいです。
※自演のリンクを覗く
しかし、リンクだけではなく
「自分のサイトが他のサイトで話題になることもSEO外部対策の1つ」
であることは、あまり知られていません。
この、自分のサイト名や情報が他社のサイトで話題になることを「サイテーション」と呼びます。
というわけで、今回はこの「サイテーション」についてご紹介したいと思います。
今回の記事を読むことで、
- サイテーションが多いサイトを作りやすくなる
- 新しい企画やイベントの重要性が分かる
といったメリットがあります。
これからの時代、重要となってくるノウハウなので是非覚えておくようにしましょう。
サイテーションとは?
サイテーション(Citation)とは、元々は学術論文の言及という意味があります。
学術論文の世界では、
サイテーションの多い論文=価値が高い論文
として、判断されることが多いようです。
Googleも考え方は同じで
「色んなサイトで話題になっているもの=価値のあるもの」
として認識するようになってきました。
※サイテーションシグナル
以前までは被リンクの数(他サイトからリンクを貼られている数)が重要だと言われていましたが、
現在ではこのようにサイテーションの数も意識してサイトを運営したほうがメリットを得られやすい時代となりました。
サイテーションの対策方法について
では、サイテーションの対策方法について見ていきましょう。
と言っても、まともにサイトを運営している企業なら当たり前のようにやっていることなので、確認程度にみてみましょう。
ブランド名を統一する
サイト名や商品の名前などを1つに登録しましょう。
サイト名が適当だった場合、せっかく他サイトで話題になったとしても「自分のサイトが話題になっていると認識されない」可能性もあります。
サイト名がブランド商品と一緒だった場合は、他サイトでも
〇〇(ブランド名)って面白いよね!
〇〇(ブランド名)って良いよね!!
と言ったように、話題になるだけでサイテーションが高まりやすいです。
話題性のあるイベントをSNSでシェアする
最近多くみられるようになってきた戦術です。
パッと見て「え!? 大企業がそんなユニークなことをするの!?」と思うようなイベントを見たことはありませんか?
あれも、狙っているのかは分かりませんが、結果的にはサイテーションの数を増やす取り組みと言えます。
なので、定期的に「話題になりそうなイベント」を開催してSNSなどせシェアするようにしましょう。※シェア数が増えればSEO価値が高まるので一石二鳥ですよね。
また、ある程度の規模の会社に限られますが、商品発売前のプレスリリースなども話題性を集めることができるのでお勧めです。
※情報公開まであと〇日…! などなど。
色んな手法がありますが、とにかく「話題性」に繋がる動きなら何でもOKです。
ポータルサイトなどを利用する
ポータルサイト関係は
「ユーザーが露骨に対策」→「Googleが対策」
の「いたちごっこ」を繰り返しているので、そのうち対策される可能性は十分にあります。
しかし、他サイトに登録されていれば、それだけ露出も増えることにもなるので効果的です。
有名どころな
- 口コミサイト
- 情報サイト
- 比較サイト
- 業種別サイト
などを探して、登録するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
SEO外部対策も数で力押しできる時代ではなく、人間一人の感性が重要になってくる時代になったのかな?と感じます。
しかし、こまめに情報をシェアしたりポータルサイトに登録したりする動きは、今まで通り地道な作業となるので焦らずにコツコツと進めて行きたいところです。