ロボパンジーくん

皆さんどうもこんにちわ!僕ロボパンジー!

ロボの頭脳とチンパンジーの野性味を持つすごいやつだよ!

 

あかパンジー(怒り)

なんかこいつ見てると

ロボなのかチンパンなのか分からなくてモヤモヤするな。

 

ロボパンジーくん

(たまの出番だと思ったら唐突に不愉快宣言された…)

 

ロボリンちゃん

人間は同時に得た情報に矛盾とかがあると、

ストレスや嫌悪感を感じるのよ。

これを「ストループ効果」と言うわ。

 

ロボット

広告などでも、文章や文字色、

画像などの組み合わせによってストループ効果が発生し、

無意識のうちに読み手にストレスを与えてしまうことがあります。

注意しましょうね。

 

突然ですが、まずは皆さんこちらの画像をご覧ください。

 

ストループ

 

こちらは一昔前に匿名掲示板などでよく見られたアスキーアートですが、

どうでしょう、見てるとなんだかモヤモヤした気持ちになりませんか?

 

「インド象が来た!」という旨のメッセージに続くのは、

体に「しまうま」と書かれた「犬」でしかも鳴き声は「ニャーン」

そしてトドメに最後には大文字で「ハムスター」と書かれています。

 

もはやインド象なのかシマウマなのか犬なのか猫なのかハムスターなのか分からず、

違和感全開で非常にモヤモヤしますよね。

 

こうしたモヤモヤした違和感の正体は、

「ストループ効果」という心理効果が原因です。

 

そして、ここからが今回のお話の本題ですが、

このストループ効果というのは何もこの面白画像に留まらず、

様々な場面で発生することがあります。

 

例えば、広告などもその一つです。

 

そして、ストループ効果が発生してしまうと、

せっかく作った広告チラシやホームページも

上手く集客効果を発揮できない場合があります。

 

今回はこのストループ効果とは一体何者なのか?

どういう場合に発生するのかをご紹介し、

「せっかく広告を出したのに大した成果も出なかった…」

という事態が起きないように予防していきたいと思います。

 

これから商品やサービスの広告を出そうと思ってる方

中々広告の成果が出ない…とお悩みの方

 

こうした方にはぜひオススメなので、読んでみてください。

 

ストループ効果とは何か?

 

ストループ効果

 

まずはストループ効果についての解説からです。

 

ストループ効果とは1935年に

ジョン・ストループという心理学者が提唱した心理効果です。

 

その内容を簡単に説明すると

「同時に目にする複数の情報が矛盾している時に嫌悪感やストレスを感じる」

といったものです。

 

冒頭でご紹介した画像などは、

まさにこのストループ効果が発生する条件を

ガッツリ満たしていると言っても過言ではありませんよね。

 

過去記事の

「売上アップの秘訣!コミットメントと一貫性の原理とは?」

でもご紹介しましたが、人間と言うのは基本的に

一貫した姿勢や態度を取っているものが好きです。

 

ストループ効果が発生している場合というのは、

大抵が一貫性とは真逆の状態、つまり矛盾が発生している状況なので、

ストレスや嫌悪感を感じるのかもしれませんね。

 

広告でよくありがちなストループ効果

 

このストループ効果は前述の通り、

広告やホームページなどでも発生してしまう場合がよくあります。

 

例えば、安くて大衆向けな商品を取り扱っているのに、

サイト全体のデザインが高級感のあるデザインだったり。

 

「大人気!」「連日行列!」などの謳い文句を掲げているのに、

画像はちょっとお客さんが少ない閑散とした雰囲気だったり。

 

あとは細かい所で言うなら、暖かいセーターの広告なのに文字色が冷たそうな青だったり。

 

扱っている商品と広告の文章や画像、文字色やサイトの雰囲気などに矛盾があると、

ストループ効果が発生してしまうことはよくあります。

 

そして、このストループ効果が発生してしまうと、

読み手には嫌悪感やストレスがかかってしまうので、

商品やサービスが良い物でも、確かな販売実績があるものでも、

「大丈夫かな~この商品?」と思われてしまうこともあります。

 

そして、その結果思うように商品が売れないということになってしまいます。

 

そのため、広告を作る上では商品の性質と文章、

画像などに矛盾が起きないようによくチェックするのが重要です。

 

矛盾ポイントは極力なくし、読み手のストレスを無くそう!

 

 悩む女性

 

今回は矛盾点に対してモヤモヤしてしまうという心理、

ストループ効果についてご紹介させていただきました。

 

広告にストループ効果が発生してしまうような

矛盾を感じる点があると、いくら良い商品でも

思うようにアピールすることができなくなってしまいます。

 

広告を出す際、出した後は、

こうした矛盾点がないかよくチェックしてみましょう。

 

それでは、今回も最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。