今回はロングテールSEOについて紹介しているぜ!
どのサイトでも当たり前のように実践されていることなので新しさは無いかもしれません。しかし確認のためにここに概要だけを残しておきます
SEOについて勉強していると、必ず「ロングテールSEO」という言葉をみかけます。
他にも「地域SEO」という言葉もあり、
「SEOってなんだか色んな種類があって難しそうだなぁ」
と思って驚いてしまうかもしれません。
しかし、実際にやってみるとそんなに難しくはないんですね。
というわけで今回は「ロングテールSEO」について簡単に説明したいと思います。
具体的なやり方を解説するというよりも、全体の概要について解説させていただきます。
このページの目次です。
検索数の少ないキーワードでSEOを仕掛ける技術
まずSEOとは何か?という方のためにざっくりと解説すると、
「あるキーワードで検索されたときに、自分のサイトが上位表示されるための仕掛けづくりのこと」
になります。
例えば、自分のサイトが歯医者のHPだった場合。
お客さんに
「歯医者 〇〇市」
と検索してもらった時に、自分のサイトが検索結果の上の方に表示されることで、より多くの人にホームページを貰えるようになります。
そして、この「仕掛けるキーワード」も細かく分けると
・検索数が多いビックキーワード(競合が多い)
・検索数が普通のミドルキーワード(競合は普通)
・検索数が少ないスモールキーワード(競合が少ない)
に分けられます。
ロングテールSEOとは、検索数の多いビックキーワードで勝負するのではなく、検索数が少なめのスモールキーワード、ミドルキーワードでSEO対策をする技術のことです。
元々はクリス・アンダーソン氏が提唱する経済理論の一つである「ロングテール」という概念を参考にして生み出された手法です。
※ロングテールとは、ネットショップなどの在庫が無いビジネスでは、在庫の経費が少なくても済むために、大量にある売れ筋商品ではない商品が売り上げの大部分を占めることがある、というもの。
ロングテールSEOはこの概念を利用したものです。
簡単に言えば、
「皆が検索する大きなキーワードではなく、検索する人が少ないような小さなキーワードを沢山HP内に設置したほうがアクセス数は伸びる」
といった具合になります。
例えば、
「歯医者」
というキーワードはぼんやりしている故に、競合も多いです。
上位表示させるのも難しいんですよね。
しかし、そのキーワードを細かく分けると、
- 歯医者 〇〇市
- 歯医者 おすすめ
- 歯医者 痛い
こんな感じで細かく分けることで「競合が少なく、上位表示される可能性の高いキーワード」で勝負することができます。
あとは細かく分けた―キーワードを、記事タイトルの中に含めて記事を作成するだけです。
ザックリとしていますが、全体の流れとしてはこんな感じになります。
ちなみに、キーワードの検索数を調べる場合は、
「Googleキーワードプランナー」
という、Googleが公式で提供しているツールを使うようにしましょう。
※使い方については今回の記事では省略させていただきます。
その中でも検索数が1000~3000くらいのキーワードがねらい目なので、それらのキーワードを抽出して自分のHP内に1つ1つ設置していきましょう。
その他にも、関連語を見つける方法はたくさんありますので次の記事も是非参考にしてみてください。
実は効率が良い?
ロングテールSEOは一見ちまちまとした手法に見えますが、実は最終的な効率はかなり良いです。
というのも、自分のサイト内で上位表示される記事が増えてくるとGoogleからの評価があがります。
評価があがると、ミドルキーワードではなくビックキーワードでも検索の上位に表示される可能性があるので後に楽になるんですね。
また「歯医者」のようなざっくりとしたビックキーワードは、お客さん自身が
- 情報を探しているのか
- 歯医者を探しているのか
- 歯医者の単語を調べているのか
これらがとても曖昧です。
なので、検索されても実際にお客さんが商品を購入してくれるとは限りません。
しかし、
歯医者 〇〇市
歯医者 予約
などの、細かいキーワードはお客さんが行動を起こしたいから検索している可能性が高いので
ミドルキーワードであっても成約率が高いのです。
※成約率の高い言葉、低い言葉については次の記事をご覧ください
このように、アクセスを大量に稼ぐという派手さはありませんが、長い目で見ると効率的な場合が多いです。
この記事を見た人は、是非ロングテールSEOを実践してみましょう。
まずは自分のサイトの関連語を抽出して、その単語を解説する記事を1つ1つ作成するようにしましょう。
※細かい作業が嫌なら外注を使うのもアリです。