
前から思ってたんだけど、
スーパーの入り口あたりって野菜や果物のコーナーが多いよね?
何でなんだろ?

明るい暖色系の色を見ると、
人間は活動的になって購買欲求が高まるんだって。
だから入り口付近に色鮮やかな野菜や果物を並べるんだよ!

俺達を見てると何かテンション上がるだろ?
そういうことだ!

(そういうことなんだろうか…。)
今年も残すところあとわずかとなりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
年末年始は歳末のバーゲンや年始の初売りなどのイベントもあり、
「買い物に出かけるので忙しい!」という方も多いと思います。
特に福袋などはどんな商品が手に入るのか楽しみですね。
買い物…ということで、今回は普段私達が食材や日用品などを買うために
お世話になっているスーパーについてのお話をしていきたいと思います。
ちょっと目を閉じてイメージしてみてください。
あなたはいつも利用しているスーパーにやってきました。
さて、最初に目に飛び込んでくるコーナーは何でしょうか?
…もしかしたら
「野菜や果物を売っている青果コーナーだった」
という方が多いのではないでしょうか?
自分がこれまでに行ったことがあるスーパーを思い返してみると、
「入口の付近に青果コーナーがある」というお店は
けっこう多いのではないかと思います。
(僕もよく行くスーパーは入り口の付近に青果コーナーがある場合が多いです)
実は、こうした配置がされているのは偶然ではなく、
売上を上げるための狙いがあってのことなんです。
ということで、今回は
「スーパーの入り口付近に青果コーナーが多い理由」
についてご紹介していきます。
店舗を使ってのビジネスをしている方にとっては、
売上をアップさせるためのヒントになると思います。
ぜひ読んでみてください。
鮮やかな色で購買欲求を高める!?
最初に結論から言いますと、
スーパーの入り口付近に野菜や果物などの青果コーナーが多いのは、
「鮮やかな色によって来店したお客さんの購買欲求を高める」
というのが狙いです。
過去記事の
「ここぞという時は赤い色を身に着けろ!赤がもたらす7つの効果とは!?」
では、赤い色がもたらす様々な影響力について解説しました。
人間は周囲にある物や目に見える物の色によって、
- 体感時間の感じ方
- 欲求の強さ上下
- 体温の感じ方
などなど、様々な影響を受けるということが分かっています。
青果コーナーというのは、特に果物がそうですが、
鮮やかな赤い色のリンゴや明るいオレンジ色のみかんなど、
暖色系の商品が並ぶコーナーですよね。
暖色系の色と言うのは、見る人の気分を高揚させて、
購買欲求を高めるという効果があります。
そのため、来店した方々が様々な商品に興味を持ち、
購入したくなるようにということで、
来店したお客さんが必ず通る入り口付近に
青果コーナーを設けるという場合が多いです。
青果がなければ花などでも代用可能?
「うちはスーパーじゃないからりんごとかを店先に並べるわけにも行かないよ!」
という方の場合は、お店の入り口に明るい色のお花を飾るというのはどうでしょうか?
要は最初に鮮やかな暖色系の色を目に映し、
購買欲求を高めることが狙いというのなら、
必ずしも商品でその役目を果たさなくてもOK!
装飾や内装などでその役割を果たしても良いわけです。
売上アップは入り口から始めよう!
普段何気なく行っているスーパーですが、
実は売上アップを図るためにこうした細かい部分にまで気を遣い、
工夫や試行錯誤をしているということなんですよね。
来店するお客さんが必ず通り、
必ず目にする入り口付近に視覚的な工夫を施すことは、
とても理に適ったアイディアと言えます。
あなたも売上アップを図るために、
今すぐ入り口付近を改良してみましょう!
それでは、今回はこれにておしまいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!