
次のプレゼンでは絶対に私の案を通すわ。
絶対に負けられない戦いがあるんです。

ここぞという時には、
赤い色の物を身に着けるのが効果的だそうですよ。

なるほど、こういうことね。

(怖っ)

今回は赤い色が持つ効果についての法則である
「エリオットの法則」について解説していきます。
負けられない戦いがある方はぜひ読んでみてください。
- 「今日は大事なプレゼンがあるから、失敗出来ない!」
- 「今日の試合は必ず勝つぞ!」
…などなど、人には時として、
「絶対に負けられない!」という時がありますよね。
それは冒頭でもご紹介したプレゼンなどのお仕事であったり、
クラブ活動の大会だったり、はたまた恋人にプロポーズする時だったりと様々です。
今回はそんな大事な場面であなたに力を与えてくれる法則、
「エリオットの法則」をご紹介していきたいと思います。
近々失敗できないような用事がある!
という方には是非試してみてほしいと思います。
それでは、次の項目から解説していきたいと思います。
このページの目次です。
エリオットの法則とは何か?
それでは、今回ご紹介するエリオットの法則についてご説明していきます。
エリオットの法則というのは、アメリカの
ロチュスター大学のアンドリュー・エリオット教授が見つけた法則で、
簡単に言うと「赤い色によって人間は積極性が高まり、物事の成果が上がる!」というものです。
エリオット教授は研究によって、
赤い服を着ている人は優越感を感じ、心拍数が高まり、
男性ホルモンであるテストステロンが増加するということを明らかにしました。
ちなみにテストステロンが高まると
- 老化防止の作用あり!
- 言語能力や表現力が高まり、コミュニケーションが上手くなる
- 体脂肪を燃焼させて筋肉を作る
- 決断力や集中力がアップ!
- やる気の元になるドーパミンを作り出し、前向きな気持ちになる
- 向上心やチャレンジ精神が湧いてくる
- 女性にモテる
などなど、様々な効果があります。
特に前向きな気持ちになったり、
決断力や集中力が上がる、
コミュニケーション能力が高まるというのは
お仕事のみならず、様々な場面で役立ちます!
「絶対に失敗出来ない!」という場面にこそ、
赤い物を身に着けて臨むのが良いかもしれませんね。
本当に赤い物を身に着けるだけで成果は上がるのか?
「でも、赤い服を着たり、赤い物を身に着けるだけで成果が上がるなんて嘘臭くない?」
「何だか迷信のような感じがしていまいち信用できないな~…」
と、感じてしまう方も多いと思います。
しかし、実際に赤い物を身に着けることで
成果が上がっているという事を表す実験もあります。
例えば、ボクシングやテコンドーの試合で、
ランダムに赤い用具と青い用具を付けさせて戦わせたところ、
赤い用具を付けた場合の方が5%ほど勝率が高かった…
という実験の結果もあります。
また、この他にもサッカーのペネルティキックの際、
ゴールキーパーのユニフォームの色が赤い場合
シュートが失敗する確率が高かったという統計もあるそうです。
その他にも、ジョン・F・ケネディ元大統領を始めとする欧米の政治家は、
ここ一番の大事な演説をする際は赤いネクタイを活用しているなど、
赤い色がもたらすプラス効果を活用している例は世界中にあります。
余談:その他の赤い色の効果について
少し今回の本題にはズレてしまいますが、赤い色には
- 体感時間が早く感じる
- 体感温度が高く感じる
- 食欲や購買意欲を高める
と言った効果もあります。
例えば、同じ室温の赤い部屋と青い部屋に人を入れて
体感温度を測るという実験では、
なんと赤い部屋の方が3度ほども暖かく感じたという例もあります。
また、対価時間が早くなるのでお客様の回転率も高くなり、
食欲などを刺激する色でもあるので飲食店の内装のメインカラーとして最適です。
マクドナルドなどの大手ファストフード店などが
赤い色を基調とした内装になっているのも、
もしかしたらこうした効果を狙ってのことかもしれませんね。
(ついでに体感温度も上がるので、暖房代も節約!出来るかも…)
エリオットの法則を活用するにはどすればいいのか?
この赤い物を身に着けることによって
積極性を高め、成果を上げるというエリオットの法則。
私たちが活用するにはどうすればいいのか?
まあそんなに難しく考える必要はありません。
ただ「赤い物を身に着ける」それだけでOKです。
ただし、ルパン三世のように赤いスーツを着ていたり、
赤をメインカラーとした服装の場合、
相手から「何だか派手な人だな~…」と
思われてしまう可能性もあります。
なので、赤いネクタイを付けたり、
ワンポイントとして活用していくのが良いかもしれませんね。
エリオットの法則を有効に活用していこう!
赤い物を身に着けるだけで積極的になれて、
成果が上がるなんて、何だか迷信のような話ですよね。
しかし、実はしっかりとした検証がなされていたり、
世界中で赤い色を効果的に活用している例があったりと、
意外と「色」の持つ力と言うのは侮れないものです。
あなたもここ一番!という時には是非、
赤い物を身に着けて臨んでみてはいかがでしょうか?
きっとあなたの力になってくれると思います。
それでは今回も最後までお付き合いいただき、
誠にありがとうございました。