メールで連絡が来てもすぐに対応できないから、出来るだけ電話でかけてもらうように一言追加しておくか~
一週間後…
え!? 誰もお問い合わせフォームから連絡してくれる人が居なくなったんだけど!?
できるだけお客さんの手間を減らしてあげなければ、お問い合わせフォームからの反応率が下がってしまうと言うことね
どうも、ロボパンビジネス情報部の管理人渡辺です。
寒いですね~。東北は大雪になりました。
マジで勘弁してください。朝起きてからの除雪作業辛いっす。
筋トレだと思い込むには限界がありますよね(笑)
そんな雪国の寒さに負けそうになりながらも、
ネットビジネスだのリアルビジネスだのをコツコツやっております。
いっそのこと氷ポケモンになりたい…。
さて、個人のくだらない話題はこれくらいにしておいて…。
最近テストマーケティングで始めたビジネスで、興味深い数字を記録しました。
※N〇Kからの取材の依頼が来たり、他にも色んな事がありましたがそれはまた後日に。
結論から言うと
「お問い合わせフォームに条件を付けたら、アクションを起こしてくれた人の数が減った(反応率)」
と言った感じです!
減ったどころか、条件を付けた途端にメールでのお問い合わせが0になってしまったんですよね。
※ここまで露骨なのも面白い…
「まあ、メールでのお問い合わせが減ったとしても、
結局電話でお問合せをしてくれるならプラスマイナス0かな」
と、能天気に考えていた自分が甘かった…。
なんと、全体の反応率が2%も下がってしまったんです。
要するに、メールを利用するお客さんが減ってしまったため、
サイト全体でお問合せをしてくれる人の数が減りました。
もっと具体的に言うと、
「いきなり電話は怖いから最初はメールでお問合せしてみようかなぁ…」
というお客さんを逃した可能性があるということです。
今回はその辺を実際の数字を参考に軽く分析していきたいと思います。
公開できる範囲のみの数字になります。
また、長期間のデータではないので全てに当てはまるわけではありません。
あくまでも、自分が何かビジネスを始めるときに参考程度に見てください。
既にビジネスを始めている人にとっても、少しだけ参考になるかもしれません。
どうか僕を踏み台にして、さらなる高みへ羽ばたいてください…。
このページの目次です。
お問い合わせフォームに条件を付けた途端に誰も利用しなくなった
冒頭でもふれたように、最近あるビジネスをテストマーケティングで始めました。
あくまでもテストなので範囲も小規模、
広告費も3万円に抑えています。
基本的にはリアルビジネスとウェブビジネスが合体したような、
ハイブリットなビジネスモデルです。
※業種は省略します。
広告出稿~一週間は平均くらいの反応率だった
※アクセス解析ソフトのPV数を載せると規約違反になるため、文章だけでの紹介になります。なので、全てを鵜呑みにせずに一部だけ参考にしていただけたらなと思います。
リスティング広告出稿後、一週間の間は…
問い合わせ数…23件
電話…17件
メール…6件
訪問数…352回
反応率…6・53%
価格帯は2万~20万円以上
こんな感じのビジネスモデルです。
価格がの振れ幅が大きいのは、
フロントエンド、バックエンド、アップセルを用意しているからです。
成約率や顧客獲得単価は省略します。
広告を出稿して一週間はこのような結果になりました。
一週間~二週間以上
一週間経過した後、
「メールだとすぐに対応できないかもしれないから、
できるだけ電話でかけてくれるようにお願いしよう」
と思い、相方のコピーライター(須田くん)に頼んでメールフォームを改造してもらいました。
※コピーライターとは売り込みの文章を書くのが得意な人のことを表します。
変更した個所はたった1箇所だけです!
(ほんと、言葉って威力があるんだなぁと痛感しました)
ざっくり要約すると、
「メールは後回しになるかもしれないから、緊急の人は電話でお問合せしてね~」
と言ったメッセージを強調して伝えました。
※もちろん、もっと丁寧な言葉で書かれています。
思えば、この発想がいけなかった…。
こんな感じで文章を変更した後、10日間様子を見たところ…
問い合わせ数…16件
電話…16件
メール…0件(!?)
訪問数…343回
反応率…4・66%
な、なんだと!?(驚)
※ちなみにその後、更に一週間様子を見てもメールでのお問い合わせはありませんでした。
別に短期間で反応率が変わるくらい良くあることなので、
それだけなら対して驚かないのですが、
まさか「たった一言」で、メールを利用してくれる人が、
居なくなってしまうなんて思ってもいませんでした。
よくランディングページ(お客さんに商品を買ってもらうための縦長のページ)のノウハウに、
「入力する項目はシンプルで少ない方が良い」というものがありますが、
今回の場合は、入力する項目はそのままで、
入力欄の前に一言付け加えただけなんですよね。
特に入力欄を面倒くさくしたワケではありません。
それなのに、
メールからの問い合わせが全滅して、全体の反応率が2%下がりました。
いや~、これだからビジネスは面白いね!(ヤケクソ)
問い合わせが減った原因と改善策について
うーん…。
原因はたくさんあるとは思うのですが、真っ先に思い浮かんだのは
「自分たちが電話の方が楽だからといって、お客さんに提示する条件を増やしてしまったこと」
ですかね。
電話の方が早く対応できるし楽→こっちの都合
相手目線で考えることができなかったのが一番の原因だと思われます。
お客さんからすれば、「知らんよそんなもん」って感じでしょうから。
お客さんが求めていたのは「ストレスが無くてサクッとお問合せが出来る導線」
だったと思うのですが、そこに1つ障害を設けてしまったのがいけなかったんですかね。
ビジネスの種類のウォンツ系(欲求商品)というよりも、ニーズ系(必要性商品)だったので、
まずは連絡したい!という人が多かったのかもしれません。
とりあえず、もう少し様子を見て、詳しいデータがとれたら改善しようかなと思います。
(こうなったら、多少マイナスになっても、とことんデータをとるぜ!)
また、テストであまり準備ができていなかったとはいえ、
すぐにメールに反応できる環境を作っていなかったのもダメダメでしたね。
作業してても定期的に確認する、もしくは代わりに誰かに確認してもらう仕組みが必須かもしれません。
お問い合わせフォームを改造したのに問い合わせが来ない人は注意
今回は僕が行っているビジネスのみに当てはまる症状かもしれないので、
鵜呑みにするのは危険です。
しかし、以前まで正常に機能していたお問い合わせフォームが、
改造後に全く反応が無くなった人は
「入力項目の前にある文章」
も、見直してみるといいかもしれません。
もちろん、入力項目もシンプルにするなどの工夫が必要です。
というわけで、今回は実体験をもとにした記事になりました。
これからも生きたデータをちょくちょく公開していければなーと思っているので、
興味のある方はたま~にでも、覗きに来てみてください。
では、今回もお疲れ様でした。