商品の安心感を持たせるには?

今回の要点先読みコーナー

 

・お客様は商品に安心感を感じないと購入してくれない

・フロントエンドで商品の効果を実感してもらうことで、安心感を与えられる

・商品の実績などを具体的に紹介するのも有効

・保証をつけることで、お客様の不安感を和らげ、購入につなげることができる

 

それでは詳しい内容が気になった方は本文をお読みください。

 

 

ビジネスを行っていく上で

 

・商品やサービスが優れている

・広告で商品・サービスの魅力を十分に伝えている

 

というのは重要なことです。

 

しかし、それだけではまだ不十分!

 

お客様というのは商品を購入するにあたって

 

・「もしお金払ってまともな商品じゃなかったらどうしよう…」

・「もし高いお金を払って買ったのに、効果がない商品だったらどうしよう…」

 

という不安を常に持っています。

 

つまり 「お金を払うことに対して抵抗感を持っている」ということです。

 

商品を上手く販売するには、このお客様の不安感・抵抗感をいかに取り除くか?

つまり「いかに商品に安心感を持ってもらうか?」というのが重要になります。

 

そこで、今回は「お客様に安心感を与える方法」をご紹介していきます。

 

広告を作成する際や営業トークの場面などではとても重要な要素になりますので、

ぜひ覚えて実践してみてください!

 

 

 

安心感を持たせて売り上げを上げる方法

 安心感を与える3つの売り方

1:フロントエンドを試してもらう

 

お客様の商品に対する不安感を消し去るためには、

何と言っても「商品の効果を実感してもらう」というのが一番の方法です。

 

というわけで、低価格もしくは無料のお試し商品、

つまりフロントエンド商品を実際にお客様に使っていただき、

効果を実感してもらうというのも安心感を与える上で有効な方法の一つです。

 

この「フロントエンドで商品の効果を実感してもらう」というのは

大手企業も積極的に行っています。

 

例えば化粧品で有名な再春館製薬所さんの商品であるドモホルンリンクル。

 

化粧品

 

これはCMでも

「初めてのお客様にはお売りできません。まずは無料のお試しセットをご利用いただき~」

…という具合に、まずは無料で試して効果を実感してほしいとアピールしています。

 

他にもスーパーの食品コーナーなどでも試食品を配っておいしさをアピールしています。

 

もしマッサージ店などなら、初めてのお客様には無料で施術を行い、

マッサージの気持ちよさや効果を実感してもらうというのも良いかもしれませんね。

 

また、フロントエンド商品を積極的に使うことによって

 

・「タダで商品をもらって悪いなぁ」という返報性の原理が働き、成約率が上がる

・顧客データなどを集めるのが容易になり、その後のビジネスにも活用できる

 

などなど様々な利点があります。

 

フロントエンド商品はビジネスを行う上で、

ぜひとも設置してほしい商品の一つですね!

 

 

フロントエンドの注意点

 だめぜったい

フンロトエンド商品で商品の効果を実感してもらう上で重要なのが、

「無料だからと言って手を抜かない!」ということです。

 

・「利益にならない商品だし、あんまり力を入れなくていいや…」

・「無料の商品だけで満足してもらったら困るから…」

 

こんな具合で手を抜いてしまうと、

お客様自身も商品の効果を実感できずに終わってしまいます。

 

その結果、商品の効果に対する疑念や出費に対する不安感を消すことはできず、

商品も売れないということにつながります。

 

フロントエンドだからと言って手を抜かず、

効果を実感できるくらいのレベルの物を提供する!

これが大事ですよ~。

 

 

 

 

2:商品の実績をアピールする

 実績をアピール

「おかげ様で販売数1億本突破!」

 

という具合に、商品の実績などを紹介することも安心感を与える材料になります。

 

販売数というのはあくまで一例で、その他にも

 

・専門家などのお墨付き

・持っている資格などをアピールする

・実際に商品を使っていただいたお客様の感想などを紹介する

・有名人やスポーツ選手など、プロも愛用しているというのをアピールする

 

などなど…実績のアピールの仕方は色々です。

 

人間には初めての事や自分では確信を持った判断ができない場合、

他の人の意見や動向を参考にしようという心理があるので、

こうした実績をしっかりとアピールする手段は安心感を与える上でも有効です。

 

僕の知り合いにはウォーターサーバーの機械をレンタルする際、

Facebookのいいね!がたくさんあるという理由で業者を決めた方もいます。

(某渡辺とか…)

 

あなたも自分の商品に何か使える実績はないか考えてみましょう。

 

 

あくまで真実味が重要

 

こうした実績やお客様の声などを活用する上で大切なのが

 

・過大な嘘をつかないこと

・真実味を出すこと

 

以上の2点です。

 

実際とは全く違った実績をアピールすることは、

バレた時にお客様の信頼を失ってしまい、

その後のビジネスでは再起不能になってしまう可能性もあります。

 

また、お客様の声などを紹介する時も

 

・お客様の名前がイニシャルだけ

・商品を絶賛するような長文での感想

 

こうした嘘くさい要素があると信憑性がなくなってしまい、

お客様を安心させるという効果が得られない可能性がありますので注意しましょう。

 

 

 

 

3:保証をつけて安心してもらう

 保証をつける

商品に保証を付けるのもお客さんに安心感を感じてもらうために有効な手段です。

 

例えば

 

・「もし商品をお試しになって、1か月以内に効果を実感できなかったら代金はお返しいたします!」

・「商品購入から1年以内に故障した場合、無料で修理いたします」

 

などなど、こうした保証をアピールしている商品は数多くあります。

 

保証をつけることによってお客さんの

「ムダ金を払うことになったらどうしよう」という不安を取り除くことができ、

安心感を与えることができるのです。

 

 

保証自体が商品になることも!

 

家電量販店などで何か家電品を購入する際

 

2000円追加で保証期間を5年間に延長できますが、いかがですか?」

 

なんて言われることがありますが、

これってよくよく考えると保証という安心要素そのものが

商品になってしまっていますよね!?

 

こうした「保証期間延長」という商品は、

けっこう色んなビジネスに応用できるのではないかと思います。

 

ぜひあなたの商品に活かせないか考えてみてほしいと思います。

 

 

保証に複雑な条件をつけるのはNG

 

保証を付ける際に注意してほしい点は、

「複雑な条件をつけない」というところです。

 

例えば携帯電話の保証などで

 

・「購入して2年以内の故障の場合は無料で修理いたします」

・「ただし、水濡れや人為的な衝撃による破損の場合は保証いたしかねます」

 

…と書かれていたらどうでしょうか?

 

・「もしちょっと水に濡れただけで故障してしまったら…」

・「気づきもしないような軽い衝撃で壊れて、保証が利かなかったら…」

 

と、不安になってしまいますよね?

 

こうした複雑な条件などがついた保証と言うのはお客様の不安を取り除く効果がなく、

成約率を上げることも難しいです。

 

加えて、スタッフとお客様の間で条件の解釈に食い違いなどがあると、

トラブルになってしまう場合もあります。

 

保証を付ける際は複雑な条件をつけず、

2年以内に故障してしまった場合は、いかなる理由であろうと無料で修理いたします!」

という無条件保証にした方が効果的です!

 

 

安心感を持たせる3つの売り方まとめ

 

・お客様は商品に安心感を感じないと購入してくれない

・フロントエンドで商品の効果を実感してもらうことで、安心感を与えられる

・商品の実績などを具体的に紹介するのも有効

・保証をつけることで、お客様の不安感を和らげ、購入につなげることができる

 

今回はいくつか「お客様に安心感を感じてもらう方法」をご紹介しましたが、

こうした方法はあなたのアイディア次第でいくらでも作り出せると思います。

 

お客様が「これなら大丈夫!」と安心して商品を購入できるように、

安心要素を積極的に打ち出していきましょう!