片付けと集中力の関係

 

よく「片付けが出来ない人は仕事が出来ない」という言葉を聞くときはありませんか?

 

 

わりとザックリとした表現なのでピンとこない人もいるかもしれません。

しかし、片付けと仕事の集中力は思ったよりも関係していたりします。

 

 

でもいきなり「仕事が出来る人は片付けもできる」と結論だけを言われてもピンと来ないですよね。

 

実際に僕も昔は部屋がごちゃごちゃしているタイプでした。

「部屋なんて関係ないだろ!!」とついついツッコミを入れていたものです(笑

 

 

今回はそんな「なぜ」と思っていしまう人に向けての記事となります。

 

片付けの重要性を言う前に伝えておきたいこと

渡辺(僕)の意見になります。

今回の内容を話す前に個人的に言っておきたいことがあります。

 

 

部屋がごちゃごちゃしているのに仕事が出来る人っていますよね。

 

仕事の種類によっては、別に部屋がごちゃごちゃしてても良い、というのが僕の意見になります。

 

その理由について、話を続けます。

 

 

仕事には大きく分けて2タイプの作業があると考えています。

 

 

1つはクリエイティブな発想やひらめきを活かした仕事。

もう1つはコツコツと似たような作業を繰り返す、長時間継続が必要な仕事。

 

 

そして、世の中には「部屋がごちゃごちゃしていた偉人」も数多く存在します。
※偉人の名前を書くと嫌な思いをする人がいると思うので、気になる方は検索してみてください!

なんとなく、発想やひらめきを重視している人は部屋がごちゃごちゃしている場合が多い気がします。

 

暗記や繰り返し作業よりも「解くこと」を重視しているような方々ですね。

 

僕の場合は、自分の仕事や作業の「目的」がはっきりしていれば、あとは自分にあった環境で良いと考えています。

 

整った部屋の方が集中できる、というならば「部屋を片付ける」という行為が必要になりますし、
逆に「ごちゃごちゃしている部屋の方が集中できる」という人はそのままでもいいでしょう。

ロボパン診断をやってみて、「本来はコツコツやるタイプのはずだけど集中力が続かない」という人は、
試しに部屋の片づけをしてみると集中力があがるかもしれませんね。

 

そして逆に結果が出ている人は、部屋がごちゃごちゃしてようが整っていようが関係ないと思います。

 

伝えたかったことはこんな感じです!

 

やりやすいほうでOK

 

あくまでも「結果」が出ていればOK! 自分に合っているやり方を探すキカッケになればなーと思いながら、この話の続きを書いていきたいと思います。

 

自分はこんな感じです

ちなみに渡辺(僕)は、集中力が40分ほどしか持続しないので、基本的には机の上には何もありません。
※特別仕事ができるわけではありませんが、一応本に書かれていたことは実践しています。

 

渡辺の部屋1

 

僕は集中力がないので、立って作業をする場所と座って作業のする場所の2つを用意しています。
今回は立って作業をする方のご紹介しています。

 

ちなみにこの机は、あまり物事を考える必要が無いような、繰り返し作業の場合に使用しています。

 

 

僕の部屋2

出来るだけ目に無駄な情報を入れたくないので、
隣は「なんちゃってパーテーション(笑)」で区切っています。
左は自分と苦楽を共にするカポック君1号です。可愛いわ。
パーテーションは購入すると高いので自作しました。
3000円くらいで(笑

 

よく「そこまでやらなくても」と周りから言われたりしますが、自分からすれば「そこまでやってようやく並みの人」レベルの集中力だと考えています。

 

僕にはよくわかりませんが、きっと凄い人はこんなことをしなくても「ちゃちゃちゃ」っと作業をするんでしょうね。

 

脳のパフォーマンスは情報量があればあるほど鈍くなる

脳の鍛えるには「知識を詰め込めるだけ詰め込めばいい」と一般的に思ってしまいがちですが、実は逆です。

ついつい頭でっかちになってしまいがちですよね。

 

「最低限の知識」は力を発揮するうえでも重要なのですが、脳は基本的に情報が多ければ多いほど動きが鈍くなります。
情報だけあっても、肝心な時に力を発揮出来なくなるということですね。

例1:○月○日に「この予定がある」とずっと頭の中にいれてしまうと、その日を終えるまで脳が使用され続けている

例2:知識を詰めれば詰めるほど行動が遅くなる

例3:脳は目を視覚を遮断しないかぎりは、ずっと使用され続けている

 

 

脳のパフォーマンスを引き上げる3つの方法

 

■集中力のカギになるのは「余計な視覚情報を遮断すること」

さきほどもチラッと触れましたが、脳は目を閉じない限り、常に使われてしまいます。

 

なので、集中したければ出来るだけ余計なものが目に入らないように工夫しなければなりません。
僕の場合は、作業机には必要最低限の物以外は置かないようにしています。

 

本も少し離れた本棚に入れて置き、必要になったら探しに行きます。

 

また、ここまでやる必要があるかは分かりませんが、顔を固定したままグルッと目を回してみて、少しでも「複雑な形、色をしたもの」が見えた場合は移動しています。

 

正直ここまでやらなくてもいいと思うんだけどね!

情報が増えるとパフォーマンスが下がる

 

■休憩中には目を閉じる

休憩中にスマホを見てしまったり、ついついパソコンでネットサーフィンなどをしてしまったりしませんか?

 

先ほども触れましたが、脳のパフォーマンスを引き上げるには「知識を詰め込む」よりも「休憩」の方が重要になります。
目を閉じるだけで脳内の神経が修復作業され、たまってしまった物質が分解されます。
暇さえあれば、たとえ一分だけだったとしても、目を閉じるだけで集中力を持続させることができます。

 

 

自分の場合はこれをしないと集中力が持続しません…。 好きなことをやると、一気に集中力が最大まで上がるタイプなので、適度に目を閉じて落ちつけたりしています。

 

最大のパフォーマンスを1時間発揮するよりも、最低限のパフォーマンスを4時間持続する必要がある場合はしょっちゅう休憩を挟んでいます。

 

■スポットライトを使ってみる

 

集中力を持続するには、出来るだけ「目に入る情報を減らす」ことが重要です。

 

 

夜に限定されてしまいますが、スポットライトなどを使って、一部の映像しか見えないようにしてしまいましょう。

すると、手っ取り早く「目の前の映像」しか見えなくなるので、作業に集中できるようになるわけです。

 

 

また、最近電気屋などでも購入できる「青色の光」を使用することで、眠気を抑えることができます。

青色の光が目に入ると、眠気の原因である「メラトニン」が分泌されにくくなるからなんですね。
なので、夜に集中したい人は「青っぽい照明」を選ぶのも手段の1つとなります。
ただし、寝る直前まで青い光で作業をしていると、寝つきが悪くなるので注意しましょう。

 

 

今すぐ始めよう!部屋の片づけ!

いかがでしたか?

 

 

このように「片づけが上手な人は仕事が出来る」という言葉には理由があったのです。

 

 

さらに片づけは頭を使わなくてもいい単純作業なので、脳を休ませる効果があります。

極端なシングルタスクは新たなひらめきを生み出すので一石二鳥ですね。
仕事が順調!片付ける必要もないし部屋がごちゃごちゃしている方が落ち着く!

という人は、結果が出ているので片付けないほうがむしろ良いかもしれません。

 

結果がでりゃあ、なんだっていいんです(おい

 

しかし、「コツコツやらなきゃいけないのに集中力が持続しない」人は、気分転換に一度部屋の掃除をしてみてはいかがですか?

 

 

では今回はこの辺で終わります!