小善は大悪に似たり

優しさをばらまいていた人が居た。

他人のアドバイスを聞かずに善行ばかりしていた。

善行をすると周りに人が集まってくる。

仕事がふえて苦労しはじめる。

自分を犠牲にした善行は上手くいきづ辛い

善行したつもりでも残されたものが成長していなければ意味が無い

厳しくてもやり方をおしえてあげなければ相手は幸せにならない

他人に感謝しない人に育つ可能性もある。

結局は何もできない。

言い訳をするようになる

 

見る人によって

・甘やかせたあかパンジーが悪い

・ロボパンジーが最初に強く言わなかったのが悪い

・ロボットが自分で行動せずに他人のせいにしているから悪い

 

このように違った感想を持つかもしれません。

 

 

小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり

 

小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり という言葉があります。

 

どんな意味かといえば、

 

「自分が相手の為を思ってした行動も、結果的に相手を傷つけてしまったなら悪になる。

また、相手のことを本当に考えた行動は一見厳しく見えることがあるため誤解されることもある」

 

こんな感じです。

 

元々は仏教の用語らしいのですが、今では幅広いジャンルで使われていますよね。

 

教育の現場でも使われることがあります。

子供を甘やかせすぎて育てた結果、他人の気持ちが分からない大人になってしまった…などなど。

 

というわけで、今回は僕の実体験をもとに

この言葉に触れてみたいと思います。

 

既にこの言葉を知っている人にとっては効果が薄いかもしれませんが、

初見の方にとっては「知らないうちに他人を傷つけてしまう」リスクを抑えることができます。

 

何かしら迷いがある人にとって、少しでも上手くいくヒントになれば幸いです。

 

情けは人の為ならず

 

僕はこの言葉を起業するまで知りませんでした。

普段の生活では、意識する場面も少ないですよね。

 

しかし、いざ起業してみるとこの言葉がしみじみ分かるようになりました。

特に、この心構えがある起業家と無い起業家では、

後の利益が全然違ってくるんじゃないかとさえ思います。

 

実際の経験

 

僕が実際に起業して間もない頃のた経験を話したいと思います。

もしかしたら、既に起業している人は似たような経験をしたことがあるかもしれません。

※というか僕が馬鹿過ぎたので似たような経験をした人は少ないのか?

 

あるお客さんが作業完了後に「後払いにしてくれないか」とお願いしてきました。

緊急の依頼だったので、お金の用意が出来ていなかったらしいのです。

 

その現場は僕1人ではなく、知り合いの業者さんも急きょ駆けつけてくれたので、

出来ればその場で現金で頂きたいというのが本音でした。

 

基本的には「現金手渡し」でやっていたので、

その時はかなり悩みましたね。

 

しかし「お客さんは神様」と自分に言い聞かせて、

相手の要望通りに進めることにしました。

 

その後、支払いの期限を過ぎても一向に入金されませんでした。

僕は「相手も苦しいんだろうな」と思って、特に強く言わずに待ち続けました。

 

しばらくして、そのお客さんは自己破産してどこかに消えてしまいました。

聞けば借金が数百万円あったと言います。

 

結果的に「お客さんのこと」を考えて行動したつもりが、

一緒に作業をしてくれた知り合いの業者さんにも迷惑をかけてしまいました。

 

更に、あの時「ウチは現金手渡ししかやっていません」とハッキリ伝えておけば、

お客さんの借金の一部にもならなかったはずです。

 

結局自分がダメージを受けるだけなら平気なのですが、

周りの人にも迷惑をかけてしまいました。

※提携先への支払いは当然立て替えておきました。

 

実際の経験その2

 

他にも提携先が「お金が無くて入金できない」と言ってきて、

可哀想なのでしばらく待っていたら、

 

数か月後に弁護士を通して「提携先が自己破産した」と告げられた時もあります。

 

2つの例を出しましたが、

どちらも「ダメ」の一言が言えなかったばかりに

起こってしまった出来事といえます。

 

「ダメ」というと、表面上は厳しく見えるので、

目先しか見ない人には非難されるかもしれません。

 

しかし、後のことを考えると、

あえて「その時だけは悪者」を演じることも必要です。

 

WIN-WINの関係にならないと判断したら、

「協力しない」という第三の選択肢を選ぶことも出来たわけです。

※WIN-WINの関係を作る方法についてはコチラ

 

何が良くて何がダメなのか?

 

しかし、その時その場面によって出来事の「良し悪し」は変わるかもしれません。

 

「小善は大悪」という言葉を盾にして、

ただ自分勝手に行動する人もいることでしょう。

 

「全ては愛情だ」と言っておきながら、

結果が伴っていないパターンもありそうですよね。

 

これは個人の意見になるのですが、

全ては最終的な「結果」で判断するといいかもしれません。

 

「欲しい結果」によって善と悪が決まると思っています。

 

会社を維持することが最優先なら、利益を出す必要があるので、

従業員のコストをカットするのも「善行」と言えます。

 

しかし、その結果従業員がすぐに辞めてしまうような職場になり、

逆に採用コストが掛かってしまうようになれば「大悪だった」と言えます。

 

それなら「従業員が辞めずに利益を出す」という結果を求めて、

普段の発言を変えてみたり、仕組みを構築するべきです。

マネジメントに力を入れてみるのも良いかもしれません。

※人間には感情があるので、機械に比べて仕組みが複雑になるのは仕方ありません。

 

 

変に「悪者」を演じる必要は無く、

欲しい結果をもとに目の前の出来事に対応していきましょう。

 

大事なのは結果をもとに、ブレずに行動することです。

 

アドラー心理学でも言われていますが、

その結果嫌われてしまうのなら仕方がありません。

 

今からできること

 

このように、自分が「善かれ」と思ってした行動が、

結果的に相手を傷つけてしまったなら悪と言えるでしょう。

 

しかも、その悪は「欲しい結果」によって変わります。

 

一番ダメなのはブレることだと思うので、

まずは「結果」をもとに周りの環境を構築していきましょう。

 

特に自分でビジネスを運営している人にとっては、

後の利益が変わってしまうレベルのマインドセットかもしれません。

 

ついつい譲歩してしまう気持ちも分かりますが、

場合によっては、厳しくすることも大事です。

 

まずは自分を振り返ってみて、

「結果的に相手の為にならないこと」があった場合は、

スパッと切ってみることから始めましょう。

 

 

 

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なべころぷーた(渡辺)
なべころぷーた(渡辺)
秋田県出身。このサイトの管理全般を担当。座右の銘は器用貧乏。マーケティング、SEO、広告作成術、心理学、脳科学など様々な分野に手を出している中途半端な人材。一応それらを取り入れた戦略が半端に得意。 なんでもシンプルで分かりやすく!がモットー。