おいチンパンジー!仕事が終わったら一緒に飲みに行こうぜ!
えー…しょうがないなぁ。別にいいよ!
ごめん、うちはお金が無いからこの後も働かないと…
そっ、そうか…頑張れよ!
(こんな感じでどうでもいい弱みを握らせておくことで逃げ道を作りやすくなります)
会社に勤めていたり起業をしていると
- 飲み会のお誘い
- 合コンのお誘い
- 勉強会へのお誘い
などなど、いろんなイベントに誘われるときがあります。
ぶっちゃけた話
「面倒くせぇな~」
と思うときはありませんか?
某有名アンケートでも年々「忘年会に参加するのが面倒くさい」という意見も強まっているようで、少しずつ人々の意識が変わってきているのかもしれませんね。
でも、だからと言って面と向かって
「いや、面倒なので行きません」
と言ってしまうと、色々と人間関係がギクシャクしてしまいます。
そこで、たいていの人は色々と言い訳を考えると思うのですが、結局はわざとらしくなって断念せざるを得ないこともあるでしょう。
そんなわけで、今回は
「面倒なイベントを相手に恨まれずに断る方法」
についてご紹介したいと思います。
ある意味心理学を利用した姑息なやり方なので、人によっては受け付けないかもしれませんね。
でも「もしもの時」の奥の手として頭の片隅に入れておくべきだと思います。
わざと弱みを握らせておく
人によっては
「相手に弱みを握らせるなんてとんでもない!プライドが許さない!」
という人もいるかもしれません。
が、世の中には
- 別に握られても構わない弱み
- 握られたら困る弱み
が存在します。
例えば、過去にお酒で失敗した人は
「自分はお酒に弱くて~」
なんて言うようになりますが、あれは握られても問題ない弱みです。
同じ失敗をしないように、予め相手に伝えておくことでリスクヘッジをしているんですね。
また、起業で成功している人ほど、むやみに売り上げを口に出さないのは
- ライバルに対しての参入障壁を築くため
- ライバルに恨まれて足を引っ張られるのが怖いため
これらが理由だと思われます。
儲かってそうに見えるんだけど「うちは全然ですよw」と言ってくる人を見ると
「この人凄そうだなー」と感じてしまいます。
逆に
- 実は犯罪を犯している
- 浮気現場を見られた
などは、絶対に握られてはいけない弱みになります。
傷ついている人に対して追い打ちをする人は思いのほか少ない
「人を動かす」という本にも書かれていますが、傷ついた人に更に追い打ちをしたがる人間は思いのほか少ないです。
※もちろん、世間に迷惑をかけるような馬鹿な行為をした人は袋叩きにされます
人間の心理にも
「自分よりも地位の高い人が転落しているのを見るのは快感を覚えるけど、弱者が傷ついているのを見ると同情してしまう」
というものがあります。(シャーデンフロイデ)
他にも
「自分よりも能力が下だと思っている相手には優しくするけど、自分を追い越しそうになった時に攻撃したくなる」
という心理もあります。
要するに「弱者に対しては思いのほか優しい」人が多いんですね。
これを上手に利用することで、ギスギスせずに飲み会を断ったりすることが可能です。
例えば
「うちは経済的に厳しくて…」
「実家の仕事を手伝わないといけなくて…」
「嫁さんがうるさくて…」
などなど、ついつい同情してしまいたくなるような理由を使って断るようにしましょう。
更に
「強要する方が悪に見える」
理由だとなお良いかもしれません(笑)
※「家計が苦しいので家に毎月10万払っている」と言っているのに、飲み会に強制する人は悪に見えますよね。
相手に下だと思われている方がコントロールしやすい場合もある
一般的には
「人間は自分よりも下だと思っている人の意見は聞かない」
ようにできています。
しかし、場合によっては「下だと思われていたほうがコントロールしやすい」場合もあります。
例えば
「ちょっと難しい操作がよくわからないので、代わりにやってもらえませんか?」
なんてやり取りを会社で見かけることがあるかもしれませんが、
あれも「あえて自分が下」であることを上手に利用した立ち回りと言えます。
なので、相手よりも下に見られるのは「プライドが許さない」という人も、今回の記事のように考えることで気持ちが楽になるかもしれません。
むしろプライドが高すぎると逆にコントロールされやすいので
- どうでもいいところは徹底的にプライドを無くす
- 仕事や趣味など大事なところでプライドを発揮する
のように柔軟に立ち回ったほうが人生楽になることと思います。