ロボット

ある研究の結果によると

「目先の欲求に耐えることができる自制心のある子供が、将来成功する可能性が高い」

ことがわかっています。

 

あかパンジー(得意げ)

しかし、落ち着きが無くて多動性のある人間の方が、現在に適している可能性もあるから、鵜呑みにしすぎないように注意しないとな!

 

近年では、教育熱心な方が増えて
幼いころから子供に「英才教育」を施す人が増えた気がします。

※僕は教育を語るほど賢くは無いので、この話題はここで終わりです(笑)

 

しかし、幼い子供の「ある行動」を観察するだけで

・将来大成するのか

・上手くいかないのか

がわかるという話をご存知でしょうか?

 

そんなわけで、今回は

「子供のある行動を見て、将来を予測する方法」

をご紹介します。

 

これは、子供の教育だけではなく、
起業家から見ても

 

・どういう人間が成功するのか

・失敗しやすい人間はどんな人なのか

が見えてくるので覚えておいて損はありません。

 

極端な話

「成功しやすい人の行動(たとえ子供の特徴だったとしても)」

を知っておけば、それを実践するだけでも物事がうまくいきやすいですよね。

※若干話がぶっ飛んでしまったかもしれません(笑)

 

更に、自分が「成功に遠い存在」の場合は、

・成功者に近づくように努力をする

・自分のタイプに合った道を探す

という対策も練りやすくなり、
人生の選択肢が増えることでしょう。

 

マシュマロの誘惑に勝てる子供は将来成功する?

我慢強い子供は成功しやすい

1960年代の頃、アメリカの心理学者のエッベ・エッベセンとウォルター・ミシェルが4歳の子供(約186人)に次のような実験を行った。皿の上にマシュマロを1つだけのせて、「15分我慢したら、更にもう1つあげるよ」「でも、先に食べちゃった場合は追加のマシュマロは無しだからね」と言って両親は席を外した。結果、全体の約3分の1の子供がマシュマロを我慢すること出来たのだが、更に面白いことに「15分間我慢した子供」はIQに関係なく、その後の追跡調査でも「周囲から優秀だ」と言われていることが分かった。また、SATの試験の結果も、周りに比べて平均200点以上高いことも分かった。

 

ゴチャゴチャと書いていますが、要するに

 

「目先の欲求に耐えることができる自制心のある子供が、将来成功する可能性が高い」

ということです。

 

更に、この「自制心のある子ども達」が大人になった時に、
医師が大脳を撮影したところ

 

・腹側線条体

・前頭前皮質

と呼ばれる、集中力に関係している部位が発達していることも分かったみたいですね。

 

つまり、手っ取り早く(親心や主観抜きで)
自分の子供の適正を知りたければ

「IQよりも我慢強さ」

に注目して見てあげることが重要かもしれません。

 

もしかしたら、幼い頃は勉強が苦手でも
将来、大器晩成するような人物かもしれませんね。

 

 

また、勉強が苦手だけど我慢強い子供の場合は

・勉強以外の得意なことを見つけてあげる

・無理に苦手分野を押し付けて負け癖をつけさせない

といった工夫が大事なのかもしれません。

 

我慢できない子供だった場合は?

いたずらっこ

我慢できない子供だった場合は、

・トレーニングで鍛える

・本人が「我慢」だと感じないようなことを思いっきりやらせてみる

などの工夫が必要になります。

 

無理に鍛えようとしても「無理なものは無理」な場合もあるので、
そこは相手のタイプに合わせて柔軟に対応することが大切です。

 

また、我慢ができないということは、逆に言えば

「行動力がある、勢いがある」

とも捉えることが出来るので、
そっちの方向に特化するのも良いでしょう。

 

また、飽きっぽい人間はIQが高いとの報告もあるので、

「全てを投げ出す=悪」

と決めつけるのではなく、
飽きっぽい人間の適性を探すべきかもしれません。

この場合は、その子供の生き方を一緒に探すことが
「教育」になることでしょう。

 

まとめ

 

個人的な体感にはなりますが、
周りにいる起業家は

 

・行動力がある

・どちらかと言えば多動性

のある人間の方が上手くいっている気がします。

 

※そもそも、我慢が必要なルーチン作業は全て外注で済ませているような人が殆どです。

 

なので、

「我慢=成功する」

のは学校や会社などの組織内での話かもしれませんので、
我慢できない子供がいる場合でも諦めないようにしましょう!

 

絶対に誰にでも適性はあるはずなので、
今回の記事が少しでも役に立ったなら幸いです。