ロボリンちゃん

物事を先延ばしにしてしまうと、結果的に2倍以上の労力が必要になると言われているわ。 これを「エメットの法則」なんて呼んだりするときもあるわよ。

 

ロボット

例えば、現場の作業を後回しにしてしまうと、材料が固まったり草が伸びたりして余計に手間がかかります。なので、出来るだけ予定通りに作業が終わるように段取りを組むようにしましょう。

 

あかパンジー(驚き)

しかも、先延ばしにすることで「抱えている問題」も2倍になる可能性もあるんだ! クレーム処理を引き延ばしてしまうと、お客さんがカンカンに怒っちゃうよな!

 

「仕事が今日中に終わらない気がするから、また明日やろう」

「本当はすぐにやらなければいけないことがあるのに、ついつい先延ばしにしてしまう」

 

こんな経験はありませんか?

 

僕は毎度のことながら、しょっちゅうあります。

 

勢いよく仕事に手を付けてみたものの、
一向に終わる気配がせずに先延ばしにしてみたり…。

 

見たい動画が気になって
抱えていた仕事をやらなかったり…。

 

「自分はこっちが忙しいから、他の仕事が溜まるのはしょうがない」
と必死に違う作業をしながら自分に言い聞かせてみたり…。

 

そして結局、後になってから
自分に一気に返ってくるんですよね(涙)

小学生の夏休みの宿題かっ!

 

我ながら、なんとかしなきゃなーと思うところです。

 

そんなわけで、今回は

・なぜ先延ばしになってしまうのか

・先延ばしになると、どれくらい面倒なことが待っているのか

について見ていきたいと思います。

 

 

特に、

「先延ばしをすることで、将来的にどのようなデメリットが待っているのか」

を知ることで、本能的に回避できるようになるかもしれません。

※人はメリットを得ることよりも、デメリットを回避することの方が重要だと考える?についての記事はコチラをご覧ください。

 

先延ばしをすると労力が2倍に?エメットの法則とは?

エメットの法則とは?

実は、世の中には

「物事を先延ばしにしてしまうと、かかる労力が2倍以上になる」

という、今の僕にとってはホットな法則があるんですね。

 

これは、タイムマネジメントを得意とする専門家の

「リタ・エメット」

が提唱している法則になります。

 

どんな内容なのかを簡単に説明すると…

 

すぐに行わずに先延ばしにしてしまったものは、時間と労力が2倍必要になる

先延ばしにすればするほど、抱えている問題が大きくなる

 

といった具合になります。

 

更に、先延ばしにしやすい人には

・準備が足りない

・時間が無い

といったように、完璧主義な面もあり
先延ばしをしたところで
結局は妥協もできない膨大な量の作業が待っているだけ。

 

とのこと。

 

10の作業があるうちに、残りの2を残して先延ばしにすると、
結局は4の時間と労力がかかってしまうんですね。

 

更に完璧主義者なら、

2の作業を5にしてやろう!なんて考えてしまうかもしれません。

 

こんな状況では、一向に作業が終わる気がしませんね。

 

 

いまいちピンとこない人も、
現場関係の作業に当てはめていると分かりやすいかもしれません。

 

・現場までに往復する時間や費用

・草刈りなどの作業なら、結局また草が生えてくる

などなど、引き延ばせば引き延ばすほど
作業が厄介になることが予想されます。

 

このことから、
自分が何か作業をする時には
あまり完璧主義にはなりすぎずに

 

「まずはやってみるか!」

と、仕事を完成させることが最重要なんですね。

 

一度、完成させた後に、
好きなだけ残り時間で完璧なものにすれば無駄がありません。

 

先延ばしは「問題」も大きくなる?

クレーム処理の電話に追われる人

先延ばしをすることで、
抱えている問題も大きくなります。

 

このことは、
クレーム処理の仕事に当てはめてみると、
分かりやすいです。

 

クレームが来た後に すぐに処理をすれば、
ある程度のダメージで済むかもしれませんが、

 

時間をあけてしまうと、

・お客さんが無視をされていると感じて怒りが増す

・知り合いに悪い噂を広める

という事態を招いてしまう恐れがあります。

※悪い噂は10倍の速度で広まる?の記事についてはコチラをご覧ください。

 

特に悪いうわさは10倍の速度で広まると言われているので、
問題が2倍に膨れ上がる程度では済まされないんですね。

 

このほかにも、

・作業を先延ばしにしたら、材料が固まってしまって最初からやることになった

・先延ばしにした結果、人手(人工)を確保できずに困った

などなど、様々なトラブルが起こるかもしれません。

 

このような事態を招かない為にも、
先延ばしはせずに

「今すぐやる!」

の気持ちで、作業に取り掛かりたいところです。

※はい、分かりました。

 

最後に余談ですが、

作業の取り掛かる際に、いまいちやる気が出ないのは

「脳の消費量からすれば当たり前」

というお話もあります。

 

興味のある方は是非、
こちらの記事にも目を通して頂ければ幸いです。

※やる気が出ない、作業が続かないのは脳の消費量からすれば当たり前のことだった?

 

というわけで、最後までご覧いただきありがとうございました。