あかパンジー(驚き)

くそー!せっかく買った商品が

全然使い物にならないじゃないか!?

皆にいいふらしてやろーっと!

 

ロボット

ビジネスの世界では「3対33の法則」というものがあります。

これは「商品に満足した人は3人に話をし、不満を持った方は33人に話をする」というものです。

 

ロボリンちゃん

何か嫌な目にあった時に悪口を言いふらすのは、

傷ついた自分のプライドを回復させるための本能だから

中々止めるのは難しいことよ。

だからこそ、日頃からお客様には誠実に対応しないとね。

 

・「悪いことをしていると、あっという間に広がります!」

・「お客様に対して誠実な対応をするのが重要です!」

 

…という言葉を、このブログの過去の記事などで

度々書き込んできたように思います。

 

もちおん、お客様に対して誠実な対応をすることはとても大事で、

そこは今もこれからも否定したり撤回するつもりはありません。

 

でも、自分で書いていて

「う~ん、何だか迷信みたいなことを言ってしまってるな~」

と、根拠の薄さに悩むところもありました。

 

というわけで、今回は「悪い噂はすぐに広まる!」という言葉の

補足や裏付けになる知識をご紹介していきたいと思います。

 

ビジネスを行っていく上でも、

また、普段の日常生活においても、

自分や自社の商品などの悪い噂が広まるのは

避けたいですよね!

 

今回は悪い噂が早く広まってしまう根拠を知ることで、

より一層気を引き締めてもらいたい!というのが狙いです。

 

・これから起業してビジネスを始めていくつもりの方

・もう起業してビジネスを行っている方

・良好な人間関係を築き、保っていきたい!と言う方

 

こうした方はぜひ、気を引き締めるつもりで

読んでいただければと思います。

 

悪い噂は良い噂の10倍の速度で広がる!

 

悪い噂は10倍の速さで広まる

 

これまでは「悪い噂はあっという間に広がる!」という、

ちょっと抽象的な表現をしてきました。

 

では実際、どれくらいあっという間に広がるのか?

と言いますと、なんと悪い噂は良い噂に比べて

10倍の速度で広がっていきます。

 

ビジネスの世界では「3対33の法則」というものがあります。

 

これは

 

・商品やサービスに満足した人は3人の人に話しをする

・しかし、商品やサービスに不満を持った方は、33人の人に話をする

 

というものです。

 

何故悪い噂は10倍の速度で広まるのか?

 

では、何故良い噂はたった3人にしか話してくれないのに、

悪い噂は33人もの人間に話してしまうのでしょうか?

 

考えられる理由として挙げられるのが

 

・ストレスの解消

・自分の傷ついたプライドの修復

 

という理由です。

 

例えばあなたも

 

・誰かに理不尽な扱いをされた

・購入した商品やサービスに大いに不満を持った

・自分以外の原因によってミスをしてしまった

 

こんな時に、友達や知人、

または会社の同僚の方などに愚痴を言ってしまったり、

陰口を言ってしまったことはありませんか?

 

この「悪口を言う・陰口を言う」というのは、

ストレスを解消したり、自分のプライドを慰める効果があります。

 

他者の弱点や欠点を攻撃するというのは、

相手の価値を下げて相対的に自分の価値を

上げることにもつながります。

 

なので、相手の悪口を言うというのは、

本能的に快感を感じる行為なのです。

 

誰かに酷い目にあわされたり、

せっかく購入した商品やサービスが

不満が残るものだった場合というのは、

大いにストレスが溜まってプライドも傷ついた状態です。

 

そのため、少しでもストレスを解消し、

自分のプライドを回復させるために、

誰かに悪い噂や悪口を言ってしまうわけです。

 

悪い噂が良い噂の10倍も早く広まるのは、

人間の本能的な仕組みなので自然の摂理とも言えます。

 

3対33の法則が働かない2つのケース

 

オウム人間

 

しかしながら、この3対33の法則が当てはまらず、

悪評が広まりづらいパターンも実はあります。

 

ここでは悪評が広まりにくい2つのパターンをご紹介します。

 

高額商品で失敗した場合

 

一つは、「高額商品を買って失敗した場合」です。

 

高額商品を購入して、その結果不満が残った場合というのは、

それについての愚痴や悪口を誰かに言いふらすというのは、

「高いお金を払った上に失敗した」という自分の失態を

周りに広めてしまうのと同じことになってしまいます。

 

つまり、プライドを回復させるつもりが、

逆に自分の手でプライドをさらに傷つけることになってしまうので、

あまり言い広めようとはしないわけです。

 

また、高額商品(例えば自動車とか)というのは、

コンビニでお菓子を買うようにポンッとお手軽に

買えるわけではありません。

 

最初にお試しで使ってみたり、

契約書などにサインをするなどの工程を経て、

ようやく購入!という流れの場合も多いですよね。

 

そうした工程の中で、

「自分の立場や決定に一貫した態度を取る」という

「コミットメントと一貫性の原理」という心理が働いてきます。

(コミットメントと一貫性の原理に操られないためにも、あなたもリンク先の記事をぜひ読んでみてください!)

 

その結果、何だかんだで「良い買い物をした!」と、

自分の決定をプラスにとらえてしまう場合もあります。

 

そもそも話題に上りづらい物の場合

 

例えば飲食店などの場合は、

会話の話題として気軽に上げやすいものなので

 

・「この前行ったラーメン屋、店員の態度が最悪でもう二度と行きたくないわ!」

・「最近出来た新しいファミレス、メニューの写真と出てくる実物全然違いすぎて引いたわ!」

・「この前言った中華料理屋、めっちゃ不味い上に量が多すぎだったんだよな…」

 

と、知人や友人との会話のネタとしてよく上げられ、

このように悪評もドンドン広がっていってしまいます。

 

しかし、例えば冷蔵庫や電子レンジなどについて

 

・「あのメーカーの冷蔵庫はいっつも物を取り出しづらいんだよな!」

・「最近買った電子レンジがあんまり熱くならなくてさー」

 

…という話を友人や知人とする機会というのは、

あまりないのではないでしょうか?

 

このように、そもそも話題に上る機会が少ない物というのは、

不満があっても言う機会が少ないので、

必然的に悪評が広まりにくい場合があります。

 

まとめ

 

禁止!

 

最後に悪評が広がりにくいパターンを

ご紹介させていただきましたが

 

・「うちは高い商品を扱ってるから問題ないな!」

・「うちの商品は会話のネタにはしづらいし大丈夫!」

 

と、開き直ってお客様に不誠実な対応をしてはいけません!

あくまでお客様に誠実な対応をしてくのがビジネス成功の秘訣だと思います。

 

今回のお話はこれにて終了となります。

少しでもあなたのお役に立てたのなら幸いです。

 

何か悪いことがあった時に誰かに悪口を言いふらしてしまうのは、

言ってしまえば人間の本能のようなもの!

止めることは中々難しいのです!

 

なので、あなたもお客様や他の人に対して、

誠実な対応をして悪評がが立たないように気を付けましょう。

(僕も普段の行いを反省して気を付けたいと思います)

 

それでは、今回も最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました!