
一緒に食事をするだけで、相手の本性が分かったりします。
例えば、「積極的にお酒を注ぎに行く人は行動力がある」と言った感じです。

食事は人間の欲求に近い行為なので、ついつい本性が出てしまう場合があるわ。また、他人を観察するのも良いかもしれないけど、自分の無意識な動作にも気を付けたほうが良いわよ。
どうも、渡辺です。
早速ですが「食事の時の態度で相手の本性が分かる」というお話をしたいと思います。
今回のノウハウを身に着けることで、
・何度も相手を飲みに誘わなくても本性が分かる
・部下の本性がわかれば、それに適した職場に配置することができる
といったメリットがあると思います。
また、
「営業などで他人と食事をする機会が多い人」
「社員をどの部署に配置すればいいのか悩んでる人」
「部下に何をやらせればいいのか分からない人」
は、是非とも覚えておきたい知識になります。
何度も飲みに誘うのは嫌われる原因に?だからこそ必要な観察眼
少し前までは「飲みにケーション」なんて言葉が頻繁に使われていましたよね。
知らない人の為にざっくりと解説してしまうと、
「一緒に飲めば相手の本性が分かる」
「お酒の席では部下も上司も関係なく、腹を割って話せるので信頼関係が深まる」
「だからこそ、一緒に飲んで仲良くなる必要がある」
と言った感じでした。(もっと違う理由があるのかもしれません)
しかし、実際の若者の声に耳を傾けてみると、
・お金が勿体ない
・休日は自分の時間に使いたい
・上司と飲んでも何が楽しいのか分からない
なんて言葉が、あらゆる方向から聞こえてきます。
僕の周りでも、
「お酒の力を借りないと本音を言えないのか」
「飲みにケーションとか言われて参加してみたのはいいけど、実際は金を払って上司の説教を聞いただけだった」
と言っている人を見かけます。
理想はどうであれ、このような「事実」を突き付けられてしまうと
もしかして、飲みにケーションって時代遅れなんじゃないの!?
と、ついつい思ってしまいますよね。
その結果、無理に飲みにケーションを強いる会社が以前よりは減っていると聞きます。
某大手企業も「忘年会」を廃止したりと、その動きに拍車が掛かっているように思います。
※余談ですが、マイナビのアンケートの結果によると、忘年会が必要だと答えた人は43%、必要ないと答えた人は57%になったそうです。
しかし!
実は、相手の「食事の仕方」「お酒の席での立ち回り」を観察することで、その人の本性が分かる場合があるんですね。
なので、全く無駄なわけではありません。
食事の仕方で相手の性格が分かる?
中国のマフィアが昔からよく好んでいる手法の中に
「食事の仕方で相手の性格を見抜く」
と言うものがありました。
食事は人間の「欲求」に近い部分なので、その時の様子を見ることで本質が分かると言います。
例えば、
「真っ先にお酒を注ぎに行く」→行動力がある
「注文が早い」→決断力がある
「皆にしっかりと同じ量を取り分ける」→気配りが上手い
と言ったことが分かるそうです。
なので、中国のマフィアはこれらの手法を使って、その人の適性を見抜いていたそうです。
その結果、少しずつ勢力を広げていったとか。
なので、相手の性格がわかれば、後は適材適所に人を配置するだけなんですね。
行動力のある人間はリーダーにするのも良いし、決断力がある人間は交渉に向いていると言えます。
逆に、この方法を使えば、悪い本性も見抜くことができます。
「食事中にスマホなどで自分の世界に入る」→他人に興味がない
「共有の料理の味を勝手に変える」→自己中心的
などなど、その人の本質が現れるのが食事なんですね。
しかし、悪い本性も、しっかりとした職場に配置することで「良い本性」に変わる場合があります。
例えば、「他人に興味がない」人は、他人と関わらずに1人でコツコツやるのが得意なのかもしれません。
自己中の人も、「他人の気持ちを察して止まる」ということが無いので、押しが必要な仕事で活躍するかもしれませんね。ある意味行動力があると思います。
そもそも、相手の本性が分からないのは他人に関心が無いから?
この方法を使えば…
・何度も「飲み」を重ねて相手の本性を暴くという必要が無くなる
・必要最低限の回数で相手の本性を知ることが出来るのでお互いに時間の節約になる
といったメリットがあるかもしれません。
そもそも、「相手の本性を暴くために、何度も飲みに誘う」のは、こちらのエゴかもしれませんね。
※自分が飲みたいだけの口実である可能性があるからです。
本当に相手の本性を知りたければ、日頃から「自分ではなく相手に関心を寄せる」必要があるでしょうし、
相手を見抜く「ノウハウ」を勉強する努力が必要だと思います。
これ以上語ると、僕が『面倒くせーやつ』に見えるかもしれないので、ここらへんでやめておきます(笑)
※ちなみに僕は気の合う人しかいない飲み会には喜んで参加しています。個人事業主なのでその辺は自由な感じですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
確かに、無駄に何度も行う飲み会や食事会は面倒かもしれません。
しかし、今回のノウハウを使えば、少しだけ「食事会」が楽しくなることでしょう(本当か?)
どんな小さな仕草でも良いので、食事の最中の相手の動きを観察してみましょう。
相手の本質が分かれば、
・深く付き合うべきか
・浅く付き合うべきか
が分かるので、長い目で見ても時間の節約になります。
是非一度、試してみてください。