あかパンジー(得意げ)

会話を上手に展開するには、

じぶんばっかりが話すんじゃなくて、

相手に質問をして相手にも話させないとダメだぜ!

 

ロボリンちゃん

今回は相手が気持ちよく話ができるような

「上手な質問の仕方」を3つ紹介していくわ。

 

前回は、初対面の方と話をする時は

 

1;まず最近の天気などの当たり障りのない話題から入る

2:そこから話題を少しずつ小刻みに変えていく

3:相手の食いつきのいい話題を見つけたら掘り下げていく

 

という方法が効果的である!というお話をご紹介しました。

(前回の記事が気になる!と言う方はこちらのリンクをクリックしてください!)

 

今回も引き続き、雑談・会話のテクニックについてご紹介していきます。

 

今回ご紹介していくのは、

「会話を盛り上げる質問の仕方」です。

 

会話を盛り上げていくに当たって、

相手に質問をするというのは避けては通れない道です。

 

こちらだけが一方的に話しを続けていても、

それは自分自身が気持ちがいいだけで、相手は内心

 

・(いつまで話してるんだろう…)

・(早く話が終わらないかなぁ…)

 

と思い、不快感を感じてしまうかもしれません。

 

※ちなみに過去記事の

「会話中に相手が見せたら切り上げるべき3つの動作」

にて、会話に興味を失くした相手がどういう仕草をするかをご紹介しています。

雑談・会話テクニックの記事と合わせて読んでみましょう!

 

会話を盛り上げるためにはこちらから話しかけるテクニックも重要ですが、

同時に「相手が気持ちよく話し出すような質問のテクニック」も重要となってきます。

 

今回は会話を盛り上げるのに役立つ3つの質問テクニックをご紹介します。

 

ぜひ身に着けて、あなたも雑談マスターを目指しましょう!

 

つい話したくなる質問法:「何か特別なことをしてるんですか?」

 

会話を盛り上げる質問テクニック

 

一つ目にご紹介する質問のテクニックは、

「何か特別なことをしてるんですか?」という言葉を使うことです。

 

これはどんな時に使うのかというと、例えば

 

・肌がきれい

・歳のわりに若々しい

・何か専門的な技能や知識を持っている

 

などなど、相手の長所を褒めるような形で使うと効果的な言葉です。

 

例えば歳のわりに筋肉のついた健康的な方に使う場合は

 

・「〇〇さんってすごく筋肉質で健康的な体ですよね!」

・「この間××歳と仰ってましたけど、とても××歳には見えないくらいですよ!」

・「体を鍛えたり、何か普段から特別なことをしてるんですか?」

 

という具合になります。

 

また、必ずしも「何か特別なことをしているんですか」ではなくても、

「何か秘訣があるんですか?」など、言い方を適宜変えてみてもいいでしょう。

 

人間には誰しも「重用感の欲求」というものがあります。

 

これは

 

・誰かに認められたい

・誰かの上に立ちたい

・社会的に重要な地位にいたい

 

といった欲求です。

 

「何か特別なことをしているのですか?」という質問は、

相手の優れている点や魅力的な点を褒めながらの質問になります。

 

そして、相手の長所や魅力的な点というのは、

相手自身も普段から気を付けていることである場合も多いと思います。

つまり、相手にとっても大いに興味のある話題ということです。

 

その結果

 

・褒められて気持ちがいい

・自分の興味のある話題なので、饒舌になる

 

という2つの効果が期待でき、

会話を盛り上げることができると思います。

 

相手の長所を発見したら、是非試してみてもらいたい

質問テクニックだと思います!

 

相手自身を掘り下げるような質問

 

はてなマーク

 

例えば相手から

 

ロボット

先週の土曜日に登山に行ってきたんですよ。

 

と会話を切り出された場合、あなたはどう返すでしょうか?

 

もしあなた自身が登山に対して豊富な知識を持っているなら、

登山の話題に花を咲かせるのもいいでしょう。

 

しかし、もしそうでない場合は登山を話題にしようにも

何を話していいのか分からず

 

・どこの山に行ったんですか?

・天気は良かったですか?

・どれくらいの距離を歩いたんですか?

 

と言った当たり障りのないことを聞く程度しかできませんよね。

 

しかし、当たり障りのないような質問ばかりでは会話は盛り上がりませんし、

質問ばかりが続くと相手もなんだか尋問でもされているような気分になってしまいます。

 

そこで、このような場合は「相手自身のことを掘り下げるような質問」

をしていくのが効果的な場合もあります。

 

例えば、先ほどのロボット君は大人しい性格だということを知っていた場合は

 

チンパンジーくん

へー!ロボット君は大人しそうだから、

登山に行ってたのはちょっと意外だね!

実はアウトドアが趣味なの?

 

という風に、単にどこの山に行ったのか?

という質問ではなく、相手自身のことを質問してみます。

 

この方が、苦手な登山の話題に無理に合わせて

中身のない会話を展開していくよりも、

よほど会話が盛り上がる可能性があります。

 

また、相手を掘り下げる質問をすることで、

まだ見ぬ相手の情報が聞けるかもしれませんし、

そこからさらに会話が発展していく可能性もあります。

 

苦手な話題に身のない質問をするよりなら、

相手自身を掘り下げるような質問をしましょう!

 

オウム返し+αの質問法

 

オウム人間

 

「会話をする際、相手の言葉をオウム返しすると良い」

という情報は、現在では様々なサイトでも取り上げられているので、

知っている方も多いと思います。

 

例を挙げるなら

 

あかパンジー(得意げ)

昨日は野球の試合を見に行ってたんだ!

 

ロボット

野球の試合を見に行ってたんですか。いいですね。

 

といった感じでしょうか。

 

人間の心理には「類似性の法則」というものがあります。

これは、自分と共通点のある事柄について、

人は親近感を覚えるという心理です。

 

このオウム返しというテクニックは、

この類似性の法則を活かした会話のテクニックの一つと言えます。

類似性の法則についてはこちらの記事をどうぞ!

 

このオウム返しにたった一言だけ!

会話が広がりそうな質問を付け加えることで、

相手に親近感を与えるだけでなく、会話を盛り上げることも可能です。

 

例えばさっきのロボパン達の会話を少し改良するなら

 

あかパンジー(得意げ)

昨日は野球の試合を見に行ってたんだ!

 

ロボット

野球の試合を見に行ってたんですか。

どことどこのチームの試合ですか?

 

という感じです。

 

オウム返しというのはそればかりをやっていると、

逆に相手に「馬鹿にしているのか?」という

不信感を与えてしまう可能性もあります。

 

このようにたった一言だけでも

会話が広がっていきそうな質問を加えることによって、

そうしたリスクを減らすこともできると思います。

 

あなたも是非実践してみてください!

 

今回の内容は以上です。

皆さんいかがでしたでしょうか?

 

上手な質問で、相手が気持ちよく話すことができるように

会話の展開をコントロールしていくのも、

会話上手な人の条件だと思います。

 

あなたもこれらの質問テクニックを身に着け、

雑談マスターを目指しましょう!

 

それでは、今回も最後までお付き合いいただき

ありがとうございました!