どうもロボパン編集部渡辺です。

 

大雪警報が出てしまいましたね。

 

これも全部
「今年の雪なんてたいしたことないな(笑)余裕っすよ!」

と、調子に乗っていた僕に対する天罰が下ったんでしょうか。

 

すみません神様、アナタの実力は生まれたときから
知っているのでもう勘弁してください!

というわけで、雪国に住む人は僕みたいに調子に
乗らないように気を付けてくださいね。

 

さて、今回はいつものような理屈っぽい記事ではなく、
僕が普段の生活の中で感じたことについて
つらつらと記録していこうと思います。

 

これは自分自身の記録のようなものであり、
主観が多く含まれます。

 

理論的な話ではなくフワフワとした
自己啓発に近い話題になると思われます。

 

苦手な方もいらっしゃると思うので、
そういう方は特に注意してください。

 

失敗したら自分のせい、上手くいったら他人のおかげ

 

時折、

 

失敗したら自己責任、成功したら他人のおかげ

 

という言葉が聞こえてくるときがあります。

 

いや~、本当にその通りだなと(笑)

 

最近は馬鹿なりにも、この言葉を
理解した気がするんですよね。

ちょっとだけな!

 

人は誰もが「自分のおかげ」と思っている

 

人は基本的に

 

「自分のおかげ」

「自分の実力」

「成長したのは自分の力」

 

と思っています。

 

心の底から「他人のおかげ」と思っている人は
特殊な訓練を受けた人か何かでしょう。

 

この正体はおそらく「承認欲求」だと思っているのですが、
だからといって悪いわけではありません。

※全て「自分のおかげ」失敗は「他人のせい」と思う心理を利己的帰属と言います。詳しくはこちら!

 

むしろ、この欲求が無ければ人類は発展しなかっただろう、
とさえ言われているほど重要なものです。

 

僕は器が小さいので、このような発言を聞くたびに
「なんだかな~」と思っていたんですね。小さいな!

 

だって、

 

「俺が一番苦労した」

とか

「一番努力した」

と言われても根拠がないじゃないですか。

 

発言するのも嫌だし、
聞くのも苦手だったんです。

 

そんな主観を他人に言いふらすのは
誰も得しないんじゃないの?と思っていたんです。

※人の主観や思い込みは、事実の10%の割合しか占めていない
ということが脳科学でも分かっています。

 

近所のおばーさんも、うちに遊びに来るたびに
「一番苦労した」と言っています。

 

僕の知り合いの起業家の人にも
「一番失敗して苦労してきた」
と、つい最近言われました。

 

 

それを聞くたびに

「うーん…」

と、返事に詰まっていたんですよね。

 

しかし、このような考え方が変わってしまうくらい
強烈な出来事が起こってしまったんです。

 

人間は自分が主人公

 

数年前に一緒に起業した人がいました。

 

その人は借金があったため、
僕よりも多く利益を分配していました。

 

お互いに違う事業をやるようになっても、
利益が出続けている前の事業は
全て知り合いに渡すことにしました。

※その後も利益は1円も貰っていません。

 

とにかく

「価値を与えると返ってくる」

「これは自分の勉強だ」

と言い聞かせて、価値を提供していたつもりでした。

 

自分がピンチの時は寄ってきて、
コチラがヤバイ時は一切連絡をくれませんでした。

 

そして数年後、その知り合いと再び話す機会がありました。

 

その時彼の口から告げられた言葉は

「自分が一番頑張ってきた」

でした。

 

普段からあまり怒る方ではないので、
その時も怒りというよりは、
驚きに近い感情が沸き起こりました。

※強がりではなく、本当に怒りの感情が湧きませんでした。

 

その顔は「孤高の人」の森くんに近い
ものがあったと思います。

森君2

 

「俺の目の前では一体何が起こっているんだ…?」

って感じでしたね。

 

その時思ったんです。

 

言葉の引き出しが少ないので、
その時は思っていることを頭の中で
言語化することができませんでしたが、

 

「人は自分が主人公なんだな」(意味不明)

 

と、直感的に思いました。

 

その後、自宅に帰った後も、
布団の中に入ってずっと考え事をしていました。

 

僕もそう思っていた

 

その後、自分なりに考えて出た結論は

「自分自身もそう思っていたから、
過去に言われる度にムっとしてた」

でした。

 

たぶん、僕自身も

「認めてもらいたい」

「自分が一番頑張った」

と、心のどこかで思っていたのでしょう。

 

そういう気持ちがあったから
ムッとしていたことに気が付いたんです。

 

凄い小さいことなんだなと思いました。

 

誰が得をするのか

 

もう1つ気が付いたことがあります。

 

仮に僕のことを

「お前は凄い!」

「一番頑張った!」

「偉い!」

と言ったところで、
誰が得をするんでしょうか?

 

恐らく得をするのは

「頑張ったと言われた自分」

だけかもしれません。

 

 

でも、一度立ち止まって考えてみると、
面白いことに気が付きました。

 

成功するために大事なことは

「僕がチヤホヤされること」

ではありません。

 

他人に動いてもらい、目的を達成するほうが大事です。

褒められるのが目的じゃなくて、ビジネスで成功したいんです。

 

僕がチヤホヤされて終わるよりも、

「相手を褒めて思い通りに動いてもらう」

方がずっと価値が高いんだと感じました。

 

「あなたって本当に凄いのね~!尊敬するわ!」と、

言われたその時その瞬間は嬉しいかもしれません。

 

でも、本当にそれだけなんですよね。

それを言われたところで自分が置かれている
状況が変わるわけではありません。

 

そんなわけで…

自分が褒められたいと思っているうちは、
誰も動いてくれないんだな~ということが分かりました。

反省です。

 

知り合いの起業家が
「俺が一番頑張った」
と普段から言ってまわるのも

 

僕が「たしかに。本当に良く頑張ってるね」

一言が言えなかったから、
そのような考え方になって
しまったのかなと思ったんです。

 

「人を動かす」やら心理学の本は
普段から読んでいて、

周りを褒めたり上手に立ち回っていたと
思っていたつもりでしたが

 

自分の根本的な部分に
「自分も褒められたい」という想いがあったために、
上手に機能してないのかなと感じました。

 

ゴチャゴチャしてきたのでまとめると

 

・僕が他人から褒められる

・僕が他人を尊敬して思い通りに動いてもらう

 

この2つを天秤にかけたときに、

 

前者の方は

「本当にくだらねーな(笑)」

ということに気が付いたというお話でした。

 

全ては他人のおかげ

 

起業している以上、失敗したら
「自己責任」なのは当然のことです。

 

でも、

・自分が成長したこと

・ダメな自分に気が付いたこと

これらのことは全て「他人がいたから」
得られた結果なのかもしれません。

 

今回の件も友人の言葉に対して
イラっとするだけでは、

無意識のうちに自分が思っていたことに
気付くことができなかったでしょう。

これも全て友人のおかげですね。

 

このような考え方が頭の中を
グルグル回り続けた結果…

 

「失敗したら自分のせい、成功したら他人のおかげ」

 

という言葉には、起業で成功するどころか、
自分自身が成長するために必要なこと
凝縮されていることに気が付いたんですよね。

※僕の解釈なので勘違いの可能性もあります(笑)

 

周りの指揮が上がるならそれで良い

 

これも上手く言葉に表せないのですが

たぶん「褒められたい」という感情は

 

「車のハンドル」

 

みたいなもんなんだと思います。

 

人には皆ハンドルが付いているんですね。

 

他人のハンドルを操作するのは
特に難しいことではないのに

人は自分のハンドルを操作すること
だけしか考えていないのかもしれません。

 

なのに

「周りが動いてくれない」

「言うことを聞いてくれない」

と言っている気がするんです。

 

冷静に考えてみると動かないのは当たり前ですね。

 

誰にでもある気持ち

 

更に面白いことに気が付きました。

 

近所のおばーちゃんや、
若い起業家ですら

 

「同じハンドル」がついているんですよね。

 

これって凄いことだと思うんですよ。

 

年代や性別が違ったとしても、
褒められたらうれしいのは同じです。

 

なので、普段から

「周りのおかげ」という姿勢で動いてさえいれば、
知らないうちに周りにも影響を与えられるかもしれません。

 

口だけではなく、根本的に

「周りに価値を与える人間」に
なれるように、今後も自己啓発
していきたいなと思います。

 

では自分は何をモチベーションにするのか

 

では、自分は何をモチベーションにして
頑張ればいいのでしょうか。

 

他人のモチベーションを上げる方法は分かりました。

しかし、それだけだと自分が力尽きてしまいます。

 

そこで…

 

自分が頑張ったら、頑張った分だけ評価してくれて、

ダメなら一切褒めてくれない正直なものがあります。

 

それは「結果」ですね。

 

結果や数字をもとに、
脳の報酬系を刺激してやれば
いいのかなと思います。

 

人に褒めてもらう、褒めてもらわないを
モチベーションにしてしまうと、
人間は気分の浮き沈みがあるので安定しません。

 

機嫌が良い日は褒めてくれるけど、
悪い日は無口なんてこともあるでしょう。

 

振り回されてしまうと、
自分の力を発揮できませんよね。

 

なので「自己責任」という考えにのっとるなら

「結果(数字)」

をモチベーションにすると良いかもしれません。

 

上手くいったら結果が付いてきて、
ダメなら何も起こらない、という考え方は

「自己責任」にぴったりじゃないですか(笑)

 

そして、結果がでれば、知らないうちに周りも
褒めてくれるようになります。

 

また、脳の報酬系は
「自分で自分を褒めても」
活性化することが分かっています。

 

たまには自分にご褒美を上げるのも良いかもしれませんね。

 

とにかく、

「他人の反応は後からついてくるものなので、
軸にするとおかしいことになる」

という話でした。

 

逆に部下を抱えている人は積極的に
、自分が相手にとっての軸になるように
動くべきかもしれませんね。

 

他人に対しては「感謝」の気持ちで動いて、
自分自身にはある程度ストイックにいくべきですかね。

 

では、こんな駄文を最後までご覧いただき
本当にありがとうございました。

 

たまにはこんな感じで自分の哲学(笑)でも
書いていければなーと思います。

 

ではでは!