布団だ吹っ飛んだ!
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あ~またやっちまったな俺!この空気に耐えるんだ俺!
相手と仲良くなりたいんだけど、発言が滑ったときのことを想像すると尻込みしてしまう…。
そんな経験ありませんか?
ついつい相手のことを考えてしまうと、言いたいことを言えなかったりするものです。
しかし、空気が読めすぎるために、物静かでおとなしく立ち回っている人もいるはずです。
そういう人たちは、笑いの技術をしっかりと身につけることで、面白い人間にジョブチェンジ出来る可能性を秘めています。
今回はそんな遠慮しがちな人の為に
「滑ったときのための対策」について「ウケる技術」から一部参考にご紹介したいと思います。
今回の笑いの技術を身につけることで、初対面の人とも仲良くなれる可能性があります。滑った時の気まずさも無くなるでしょう。
話は少し変わりますが、
世間一般的には「敬語が正しく使えて礼儀が正しい人」が好印象を持たれやすいというイメージがあります。
それも正しいのですが、人には一貫性の心理といって、自分のイメージと違うことをした人に対して不信感を覚えるという厄介な機能が備わっています。
なので、一度「真面目そうだな」と思われてしまうと、逆に大変だったりするんですよね。
また、ビジネスでなぜ「笑いを取れる人が有利になりやすい」のかは、コチラの記事に簡単にまとめています。
このページの目次です。
滑った時のフォローに使える笑いの技術
基本的に人は「笑わせたら8割勝ち」というシンプルなルールがあります。
なぜかというと認知的不協和などの心理効果が複雑に絡み合っているからですね。
心理効果については詳しくはコチラの記事をご覧ください。
滑った後のフォローが完璧なら、ガンガン攻めた発言が出来るということです。
リスクヘッジをしながらリスクを取りに行くことが出来ます。無謀に見えますね。
では、滑った時のフォローを中心にいくつか例をご紹介します。
最初にフォローを入れる
- 発言することで空気が悪くなるかもしれないこと
- 言いたいけど言いにくいこと
これらの発言をするときに、事前に断っておく技術です。
例:僕みたいなペーペーがこんなことを言うのは300年早いんですが、先輩ってたま~に馬鹿ですよね!
先輩との距離感にもよるが、冗談と取られる可能性が高くなるのでトゲが無くなる。
更に、土下座や頭を下げながら言うと、ギャップが生まれて冗談っぽくなる。
例:空気が壊れそうで凄い申し訳ないんだけど…腹減った~!
普通に言うと空気が悪くなるような発言も、前置きを入れることで「ギャグ」として捉えてもらうことが出来る。
真逆の言葉や行動を同時に取る
(笑顔になりながら)お前いい加減にしろよ
厳しい発言すらも、笑いに変えることが出来る。
最初は戸惑うかもしれないが、笑顔を頑張ってキープしていればすぐに冗談になる。
自分に突っ込んでレベルを下げる
自分:あっ、えーと(オロオロ)
上司:君は落ち着きがないな
自分:はい!小学生の頃から通信簿に「落ち着きがない」と書かれたまま6年が経過していました!
更に「行き過ぎたな」と思う発言をしてしまった場合、すぐに自分に突っ込んでピエロ化する。
自分:コマネチ!(し~ん)
自分:あれ…前も似たような発言をして滑ったことあるわ…やっちまったな…。(頭をかきながら悔しそうに)
基本的に人は自分よりも下手に出てくる人に追い打ちをする人間は少ない。
なので自分のレベルを下げておくことで嫌な雰囲気が無くなる。
逆に突っ張ってる人間にはどんどん攻撃したくなるのが人間なので、笑われて得をするなら素直にピエロ化した方がいい。
また、素直に過去の出来事をカミングアウトすると警戒心が溶けて一気に距離感が縮まる。
学生時代に太り過ぎてて、北斗の拳ばりに胸ボタンを吹き飛ばして笑われちゃったんだよね~
暗すぎない話題を振るのがポイント。笑顔で冗談っぽくいうこと。
俺って○○なんだよな…
と、深刻な顔で冗談を言う場合は、前後のシチュエーションから「冗談」と読み取ってもらえるタイミングで言うこと。
下心を思いきって笑いに変える
必ず冗談だと思われるタイミングで使うこと。
また、この技術を使えば恥ずかしいこともすんなり言えてしまう。
(滑った後に)やべ~、仲良くなろうと思って無茶しすぎたわ~
相手:君○○って本よんだ?
自分:しまった!読んでおけば話がはずんで仲良くなれたのに!
普通に言うと「下心があるやつだな」と警戒されてしまうけど、冗談っぽく言うことでさらっと大事な気持ちを伝えることが出来る。
滑った直後に第三者に話題を振る
自分:僕は将来海賊王になるんだ!(しーん)
自分:ねえ、店員さん
店員:!?
滑った時の気まずさを第三者にぶん投げてしまうやりかた。
ただ、いじり方が下手だと、話を振られた相手が不快になってしまうので注意。
話をふる相手がどんな正確なのかも把握しておくこと。
全力で客観視してみる
今自分が滑った状況を素直に神様目線で発言してみる。
あれ、もしかして今滑ってます…?
!? まるで動物を見てるかのような視線が向けられている
「自分で滑ったのを自覚してますよ」と思わせることが出来て「痛さ」が軽減される。
起こったことをそのまま言うだけでも良いので難易度が低い。
空気が悪い場所に行った&空気を若干悪くした場合でも、ありのままの事実を言うことで挽回出来る可能性がある。
自分で自分を励ます
今行っている行動がスムーズに行かない場合、自分を応援してみる。
ゲームでやられる→頑張れ俺!
ギャグで滑る→頑張れ俺!
ギャグで滑る→この空気に耐えて強くなるんだ俺!
ギスギスした自分の気持も、笑いに変えようと頑張るので怒りが無くなる。
滑った時のフォローは冗談だと思われることが重用
いかがでしたか?
お笑いの世界は全て体系化されているので、調べると色んな技術が出てきますよね。
ただ、全てに共通しているのが
「冗談に聞こえるように立ち回ること」
だと思います。
冗談になっていないタイミングで、気まずい発言をしてしまうなどの事故は是非避けたいものです。
前後の文脈からタイミングをしっかり見極めてから発言しましょう。
また、その点では「普段から冗談みたいな存在の人」は人生で得をしていると言えます。
適当でいいところは常に笑いを心掛けて、しっかりやるところだけ抑えておけば良いんです。
要点だけ見極めれば大丈夫です。
是非今日から笑いをとれるタイミングを常に狙いながら、周りに幸せ(!?)をばらまく存在になりましょう。
PS:ちなみに笑いをとることで周りの記憶力や集中力があがります。指揮官や上の立場の人間こそ、いういったふざけたスキルが重用なのかもしれませんね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
これからもお笑いを(!?)研究していきたいと思います。