ロボット

売れている商品やビジネスモデルというのは、

一つずつ分析してみると様々な心理効果が働いているという

場合がけっこうあるんですよね。

 

ロボリンちゃん

今回は今や世界的なおもちゃとして

世の中に浸透している「カードゲーム」を例に、

どんな心理効果が働いているのかを分析していくわ。

 

例えば遊〇王だったり、

マジッ〇・ザ・ギャザリングだったり、

デュエ〇マスターズだったり…。

 

世の中には、いわゆる「カードゲーム」という遊びがあり、

それに関連したグッズというのが数多く販売されています。

 

もしかしたら、あなたも過去にこうしたカードゲームで

遊んだことがあるのではないでしょうか?

 

・「え?今回はカードゲームについて熱く語るだけの回なの?」

・「オメーのくだらねぇ馬鹿話を見るためにサイトに来てるんじゃないんだぞ!」

 

と思った方は、ブラウザバックする前にもうちょっとだけ

僕の話を聞いてください!お願いします!

 

今回は別にカードゲームがいかに面白いかとか、

流行りのカードゲームはどれかとか、

そういう話をしたいわけではありません。

 

題して「カードゲームは何故売れるのか?」

というのが今回のテーマです。

 

知ってる人は知ってることかもしれませんが、

カードゲームというのは何も10代くらいの

子供ばかりが遊んでいるものではありません。

 

20代や30代などの大人の方にも、

熱心なカードゲームファンが多いです。

 

さらに、こうしたカードゲームのカードを取り扱っているお店では、

中々出ない貴重なカードは1枚何千円、

時には1万円を超えるような価格で販売されています。

 

しかも、それを買う人もちゃんといるわけです。

 

カードゲームに興味のない人の中には、

「あんな札1枚にそんなにお金使うの!?」

驚いてしまう方もいると思いますが、事実です!

 

・何故カードゲームは大人も熱中してしまうのか?

・何故大金をはたいてまでカードを買うのか?

 

ここにはビジネスにつながる大きなヒントが

隠されていると思いませんか?

 

というわけで、今回はカードゲームが売れる理由というのを、

心理学などの観点から分析していきたいと思います。

 

これからビジネスを始めるという方や、

もうビジネスをやっているという方にとっては、

きっと得る物があると思います。

 

ぜひ読んで、あなたのビジネス成功に役立ててください。

 

売れる理由1:男は「対戦」が大好き!

 

カードゲームが売れる理由

 

カードゲームが売れる理由を解説していく前に、

一つだけ覚えてほしいことがあります。

 

それは、「カードゲームをするのは大抵男」という事実です。

 

例えばネットで「カードゲーム 男女比」などの

キーワードで検索をしてみてください。

 

きっと多くのサイトで「男性がほとんど!女性は少ない!」

という声を聞くことができると思います。

 

現にあるカードゲームでは、

ユーザーの男女比率を計測してみた結果、

男性が84,4%:女性が15,6%という結果が出たそうです。

 

何故このような結果が出るのか?

 

「カードの絵柄が男性が好きそうなものが多い」

などの要因ももちろんありますが、

そもそもカードゲームという遊び自体が男性向きのシステムだからです。

 

カードゲームというのは基本的に、

好きなカードを組み合わせた数十枚の束を作り、

相手と対戦をする…というのがルールです。

 

この「対戦をする」というのが男性の心に響くわけです。

 

話しは少し変わりますが、

よくテレビの動物のドキュメンタリー番組などで、

オスがメスを巡って争う光景が見られると思います。

 

これは

 

・「自分の方が優れたオスだぞ!」というアピール

・狙ったメスを他のオスに取られないため

 

という理由から始まる本能的な争いです。

 

争いに勝つというのは、

自己の優位性をアピールすることができるので、

優越感を感じることができるのです。

 

そして、この本能は何も動物に限ったことではなく、

我々人間のオスにも共通して宿っています。

男は基本的に「競い合い」「比べっこ」が好きなのです。

 

(正確には、競い合って「勝つ」ことが好きなのだと思いますが)

 

そのため、相手と対戦をするのが基本ルールの

カードゲームというのは、男の闘争本能を刺激するわけです。

だから男性に受けが良いんですね。

 

売れる理由2:コレクター魂をくすぐられる

 

本のコレクション

 

男性は競争や比べっこが好きと言いましたが、

あくまでも好きなのは「競い合いに勝つこと」なんです。

 

では、カードゲームで勝つにはどうすればいいかというと、

単純に相手よりも強力なカードを揃える必要が出てきます。

 

小売りのパックを何袋も買っても出てこず、

箱ごと大人買いしてようやく出てくる…。

そんな貴重で強力なカードを揃えることが勝利に、

引いては勝利がもたらす快感・優越感につながります。

 

(カードの組み合わせを工夫するなども大事ですが、基本的にはこうです)

 

そして、この「勝つために強いカードを集める」という工程が、

勝利以外の別の快感・優越感を引き起こすカギになるのです。

 

それは「他人が持っていない物を自分は持っている」という優越感です。

 

人間には誰しも「誰かに認められたい」とか

「自分は特別な存在だと認められたい!」という欲求があります。

これを「重用感の欲求」と言います。

 

過去の記事でも触れていますので、ぜひリンク先の記事をご覧ください

 

そして、「他人が持っていない貴重な物を自分は持っている」というのは、

自分が特別な存在であることの証明にもなります。

 

何かを集めているコレクターの中には、

自分のコレクションを熱心に説明し、

自慢してくる人もいます。

 

これは、自慢のコレクションを見せつけることで、

相手に自分を特別な人だと認めてほしいという

重用感の欲求が働いていると言えるでしょう。

 

カードゲームの場合は上手いことに、

 

・対戦で勝つ快感を得るには強いカードが必要

・強いカードを集めると、周りから羨ましがられて新たな快感を感じる

 

という二つの要素が自然な流れで組み合わさっているのです。

 

そのため、カードショップに行って1枚数千円も数万円もするような

カードを購入していく人が後を絶たないというわけですね。

 

理由その3:射幸心を刺激される

 

サル

 

あなたはこんな実験をご存知でしょうか?

 

サルを檻の中に入れ、

檻の中にボタンを押したら餌が出てくる

という機械を設置します。

 

ボタンを押せば必ず餌が出てくる場合、

サルはお腹一杯になるだけ食べたら、

ボタンに対する興味を失います。

 

ボタンを押しても絶対に餌が出てこない場合、

サルはボタンから興味を失います。

 

では、ボタンを押すと餌が出たり出なかったりした場合は?

なんとサルはボタンを何度も何度も押すようになります。

 

そして、機械の設定を調整し、

餌が出てくる確率を徐々に下げていくと…。

サルはそれでもかまわずボタンを連打しまくるそうです。

 

「他の場所で餌探した方が早いんじゃね?」

思えるくらいに確率を下げても、

サルはボタンを連打し続けます。

 

…という実験です。

 

何故このようなことが起こるかと言うと、

生き物には「幸運を得たい」と願う心理である

「射幸心」というものがあるからです。

 

この実験のサルは、本来は餌を得るのが目的でボタンを押していたはずです。

 

しかし、いつしか「ボタンを押したら中々出てこない餌が出てきた!俺ラッキー!」

という具合に「自分が幸運に恵まれていることを感じるため」という方向に

目的が移り変わっていってしまったのだと思います。

 

そして、この射幸心というのは何も動物だけではなく、

我々人間にも備わっている心理だから厄介です。

 

パチンコやスロットを中々やめられないという人の原因も、

「たまに来る大当たり」という幸福を得たいという射幸心が関わっています。

 

そして、前置きが長くなりましたが、

カードゲームにもこの射幸心を煽る要素がしっかりあります。

 

カードゲームのカードというのは、

基本的に中身が見えない状態のパックに

5枚ほどのカードがランダムで入っている

という状態で売られています。

 

そして、そのパックを買って、

ビリッと破いて中のカードを見て

 

・「うわ~ハズれた!使えないカードばっか!」

・「よっしゃ!欲しかったカードがようやく出た!」

 

と一喜一憂するわけですね。

 

欲しいカードが出たり出なかったり、

まるで先ほど例に挙げたサルの実験と同じみたいですね!

てか同じです!

 

このように、射幸心を煽る要素が自然と入ってるので、

カードゲームのカードというのは売れるわけです。

 

まとめ

 

会議を仕切る人

 

このように、カードゲームというのは

様々な心理効果が折り重なるように発生し、

その結果人気が出ているというわけなんですね!

 

(僕自身、カードゲームにはまったことが何度もあるのでよく分かります)

 

もしかしたら、今回僕がご紹介した心理以外にも、

様々な心理効果がさらに発生しているのかもしれません。

 

このように、需要のあるビジネスモデルというのは、

複数の心理効果が同時に発生することで売れている

ということはけっこうあります。

 

あなたも身近なビジネスモデルを分析してみて、

可能であれば真似をしてみるのもいいかもしれません。

 

ただし、今回紹介した「射幸心を煽る」という要素は、

しっかりとハズレ景品を表示するなどの処置を取らないと、

景表法という法律に触れてしまう場合があるので要注意です!

 

ではでは、今回はこの辺で終わりとさせていただきます。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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知広須田
雪国秋田で生まれ育った27歳のオス トドのような肉体を持ち、ラッコのような体勢で寝る珍獣 特技はコピーライティング・除雪・相手のボケをボケで返すこと 好きな食べ物は肉と米 渡辺とは高校時代からの友人 コピーライティングができるのにトドなので難しい文章が苦手、 見やすく分かりやすい文章を書くために日々研究中。