チンパンジー(不安)

う~ん、やったことのない仕事を任されそうだけど、

失敗したり大変な思いをするのは嫌だな~。

出来れば逃げ出したい気分だよ。

 

ロボリンちゃん

そうやって新しい出来事から逃げて、

いつも通りのことばかりやっていると、

脳の特定の部分だけを使って他の部分は全く動かさないことになってしまうわ。

つまりただでさえ悪い頭がより一層悪くなってしまうのよ。

 

チンパンジー(不安)

(さり気に馬鹿にされてるなぁ…)

 

ロボット

新しい事に挑戦すると言うのは誰しも大変なことですが、

不安要素だけではなく、それをすることで得られるメリットも考えると

少しは前向きに取り組むことが出来ますよ。

 

どうも皆さんこんにちは。

ロボパン編集部の須田です。

 

突然ですが、あなたは普段ついつい

ネガティブな考えに陥ってしまうことはありませんか?

 

例えば、何か新しいことや、

やったことのない仕事をする時など

 

やったことのない仕事は不安…

失敗したらどうしよう…

いつもやってる仕事に戻りたい…

 

という風に考えてしまう…

ということはないでしょうか?

 

ちなみに僕も同様で、

何か新しいことややったことのない作業をする時は

いつも気後れしてしまって、動きが遅くなってしまいます。

本当に悪い癖です。

 

人間は基本的に未知の物には恐怖心を抱いて遠ざけたがりますし、

やったことのないことをするというのは脳にも負担が大きいので、

自然とこうしたネガティブな考えになってしまうのも無理はありません。

 

しかし、実はこうしたネガティブ思考をすることによって、

 

  • 脳機能の低下
  • 痴呆症などの発症リスク増加
  • 鬱になりやすくなる

 

などのデメリットが発生してしまう可能性があります。

 

脳の機能が低下してしまうのはビジネスだけではなく、

日常の生活にも影響をきたしてしまいます。

 

また、痴呆症や鬱病と言った病気は

まさに人生を左右してしまうような病気です。

なるべくならかからないに越したことはありませんよね。

 

こうした状況に陥らないためには、

何事にもプラス思考で臨むのが重要です。

 

今回は

 

  • ネガティブ思考によって起こる負のスパイラルの仕組み
  • ポジティブ思考によって起こる正のスパイラルの仕組み
  • ポジティブ思考でいるにはどうすればよいのか?

 

というテーマでお話していきます。

 

ネガティブ思考が脳を衰えさせる!?

 

ネガティブ思考が鬱や痴呆症の原因になる

 

まずは、何故ネガティブ思考でいると

脳の機能が低下していってしまい、

痴呆症や鬱病などのリスクが高くなってしまうのか?

その理由から解説していきたいと思います。

 

冒頭の例でもご紹介しましたが、

ネガティブ思考とは例えば新しい事をする時などに

「やりたくない」「失敗するかも…」という風に

考える思考のことだと仮定します。

 

こうした後ろ向きな思考はその後の行動そのものにも影響し、

そして、その行動が脳にも影響してくる。

そのため脳機能の低下や鬱、痴呆症などが起こりやすくなるのです。

 

具体的に流れを紹介しますと

 

ネガティブ思考の人間の負のスパイラル

 

1:未経験の仕事ややったことのない事柄に出会う

2:「失敗するかも…」などの嫌悪感・不安感により、その事柄から逃げる

3:自分が普段やっていることだけをやる

4:同じことばかりを繰り返すことで、使われていない脳機能が衰える

5:同じことを繰り返す脳機能だけが発達し、新しい事を嫌う傾向が強まる

6:1に戻る

 

と、このようになります。

 

新しい物事などに直面した時、

不安要素ばかりに目が行くと当然、

その物事を避ける傾向が強くなります。

 

そうすると当然新しい出来事に取り組む機会も減り、

慣れ親しんだことばかりをするようになりがちです。

 

過去記事の

「スマホやパソコンを見続けると脳に悪影響!10秒程度の運動で改善可能!」

でもご紹介しましたが、人間の脳と言うのは行動毎に「脳のどこを使うか?」

というのが決まっており、これを「脳番地」と言います。

 

そして、この脳番地というのは筋肉と同じように、

よく使う部分は強化されていき、

逆に使わない部分は衰えていってしまいます。

 

同じことばかりを繰り返すと言うのは、

特定の脳番地だけを使うということなので、

その部分だけが強化されてしまい、

他の部分は逆に衰えていってしまいます。

 

その結果、やったことのない事、

つまり「普段は使っていない脳番地を動かす事」

どんどん苦手になっていき、手を付けるのが億劫になっていきます。

そのため新しい事柄に対してどんどん消極的になっていきます。

 

その結果一部の脳番地だけが強化され、

他の使われていない多くの脳番地が衰えていく…

という事態に陥り、脳機能の低下や鬱、痴呆症などの

デメリットが現れやすくなる…ということですね。

 

ポジティブ思考は脳をどんどん鍛える!

 

明るいひまわり

 

では、逆に新しい事などに対して

積極的なポジティブシンキングな人というのは

どういうことが起こるのでしょうか?

 

ネガティブ思考の人とは真逆のことが起こります

 

ポジティブ思考の人間の正のスパイラル

 

1:新しい事柄に出会う

2:積極的に取り組み、挑戦していく

3:普段はやったことのないことを行う

4:普段は使わない脳番地が鍛えられる

5:様々な脳番地が鍛えられるので、新しい物事も苦ではなくなる

6:1に戻る

 

何事にもポジティブに考え、

新しい物事などに積極的に取り組むことで、

普段は使っていない様々な脳番地が鍛えられます。

 

その結果、脳の様々な機能がバランス良く鍛えられるので、

脳の性能は全体的に強化されていきます。

 

また、まだやったことのないような仕事などが来ても、

様々な脳番地の機能が高い状態にあるので億劫ではありません。

 

そしてまた新しい出来事に取り組み、

また脳の様々な機能が強化されていきます。

どんどん脳の機能は上昇していくわけです。

 

新しいことに積極的に挑戦していく姿勢が、

脳の機能を高めること、脳や心を健康に保つことにつながります。

 

失う物だけではなく、得られる物も考えよう

 

「でも、どうしても初めての出来事に直面すると尻込みしてしまう…」

 

という方は多いと思います。

(僕もそうです)

 

初めての仕事や出来事に挑戦する時というのは、どうしても

 

  • 「きっと大変な思いをするんだろうなぁ…」
  • 「失敗したらどうしよう…」

 

などの不安感が付きまといますよね。

 

しかし、ここで敢えてそうした「失う物」ばかりではなく、

新しい出来事に挑戦することによって「得られる物」にも注目してみましょう。

 

例えば

 

  • 新しいノウハウを覚えて出来る仕事にも幅が出来る
  • 話のネタになる
  • 次同じ仕事が来ても楽にこなせる
  • 普段使っていない脳の運動になる
  • 新しい人脈ができる

 

…などなど、新しい出来事に挑戦することは、

デメリットだけではなくメリットもあるはずです。

 

何か新しい出来事などに直面した時は、

デメリットだけではなくこうした得られるメリットにも

目を向けることによって、普段よりも少し積極的になれると思います。

 

また、こうした「いつもとは違った発想で考える」というのも、

普段は使っていない脳番地を鍛えるのに良いそうです。

 

ちょっとだけプラス思考に考えて、

新しい出来事に少しだけでも前向きに取り組めるようにしましょう。

 

ポジティブ思考で脳を鍛え、いつまでも健康な脳を維持しよう!

 

思いつく女性

 

今回の内容は以上です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

結局は脳も筋肉や道具などと同じで、

使わなければその能力は衰え、

錆ついていってしまいます。

 

新しい事、未経験の事と言うのはどうしても

手が出しにくいことではありますが、

あえてやることのメリットを見つけ、

積極的に挑戦していくことが脳を鍛え、

健康な心をはぐくむことにもなるという事ですね。

 

あなたも是非、積極的に未経験の事にチャレンジしてみてください!

(僕も頑張ります)