チンパンジー(不安)

う~ん、早く企画書を出さないといけないんだけど、

中々良いアイディアが思い浮かばないな~…。

 

ロボット

「考えても良いアイディアが思い浮かばない」という時は、

脳の中の「考える」という機能を担っている部分に

疲れが溜まりすぎてしまっている可能性がありますよ。

15分ほど散歩でもしてくればいいんじゃないですか?

 

チンパンジーくん

そうだね!気分転換に散歩に行ってくるよ!

 

ロボット

散歩をすることで脳の働きを

「考えること」から「体を動かすこと」に切り替えることができ、

考える機能を休ませることができます。

考えに行き詰った方はレッツ散歩です。

 

例えばお仕事をしている際に何か問題にぶつかった時、

あるいは、ビジネスアイディアなどを考えている時。

(それ以外にも考え事をしている時全般)

 

机に座って「う~ん」と唸ってみても、

どうにもいい考えが思い浮かばず、

行き詰ってしまう…。

 

そんな経験、誰しもあるのではないかと思います。

(かく言う僕もよくあります)

 

考え事をしても中々いい案が浮かんでこない状況だと、

何だか無駄に時間を消費してしまっているような気持ちなってしまい、

さらに「〇日後までに案を出さなくてはいけない」というような

時間制限がある問題の場合は焦りも感じてしまいますよね。

 

実はこうした状態と言うのは、

脳の中の特定の部位だけが使われていて、

疲労がその部位に集中してしまっているのが原因です。

 

というわけで、今回はそんな

「頭を捻ってもいい案が出ない!」という時に

効果的な「脳のリフレッシュ方法」について

ご紹介していきたいと思います。

 

もし今現在、考えがまとまらずに困っている!

という方がおりましたら、

是非一度試してほしいと思います。

 

それではその方法について、

次の項目から解説していきたいと思います。

 

考えても何も思い浮かばない時は「歩く」こと!

 

良い案が出ない時は散歩をしよう

 

頭を捻って考え事をしても何も思い浮かばず、

虚しく時間だけが過ぎていってしまう…。

 

そんな時はどうすればいいのか?

先に結論を言ってしまうと「歩く」というのが

一つの解決方法として効果的です。

 

「考え込む」というのは特定の「脳番地」だけが使われている状態

 

人間の脳というのは、部位によって細かく役割が分かれており、

日本の医学博士である加藤俊徳氏はその役割毎に分かれた脳の部位を

地図に見立てて、「脳番地」という独自の概念で表しました。

 

分かりやすく言うと、人間の脳というのは体のあらゆる機能や行動を制御していますが、

例えば「体を動かすという行動」「人と話をするという行動」では、

脳の中の別の場所が働いているということです。

 

その他にも

 

  • 目で見た情報を処理する番地
  • 耳から聞こえた情報を処理する番地
  • 情報を蓄積するための番地

 

などなど、人間の脳には様々な番地が存在します。

 

前置きが長くなった上に小難しくなってしまいましたが、

冒頭でもお伝えしたように「考えても良い案が出ない!」という状況の時というのは、

「物事を考える」という脳の番地が集中的に使用されている状態で、

その番地に疲労がたくさん溜まってしまっている状態ということにもなります。

 

例えばスポーツで、練習で疲れてヘトヘトの状態で

100m走のタイムを測っても良い記録が出ないように、

「考える脳番地」が疲れ切ってしまっている状態で

さらに考え続けても良い案というのは出てきません。

 

なので、そんな時は一度考えるのをやめて、

「考える脳番地」を休ませてあげる必要があります。

 

「運動の脳番地」に切り替えることで「考える脳番地」を休ませよう

 

しかし、ただ単に考えるのをやめるだけでは脳番地を休ませることは難しいです。

 

そこで、「考える脳番地」を本格的に休ませるには、

一旦別の脳番地を使う必要があります。

 

そこでお手軽な方法が「歩くこと」というわけです。

 

軽く散歩したりして使用中の脳番地を

「運動をする脳番地」に変えることで、

「考える脳番地」を休ませることが出来ます。

 

およそ10~15分ほど散歩をしたりすることによって、

脳番地を「運動する脳番地」に切り替えることが出来ます。

 

こうして脳番地を切り替えることによって、

疲れ切った「考える脳番地」を一旦休憩させ、

もう一度思考力を回復させることが出来るのです。

 

この記事を読んでいるあなたの周りには、

考え事をする際にウロウロと歩き回る癖がある…

という方はいませんか?

 

もしかしたらこうした行動は、

無意識のうちに疲れた脳番地を切り替えようとしているのかもしれませんね。

(思い返すと、僕も考え事をしている時に立ってウロウロしている時がありました…)

 

また、ただ散歩するだけではなく、

ガムなどを噛みながら歩くことによってさらに効果が高まるそうです。

 

ガムを噛むと顎の筋肉を動かすことになりますが、

この顎の動きが脳への血流を促し、

その結果脳の機能が活発になるそうです。

 

気分転換の散歩と合わせて、是非ガムも噛んでみてはいかがでしょうか。

 

脳が疲れたら考えても無駄!気分転換に歩こう!

 

散歩する犬

 

今回の内容はこれにておしまいとなります。

少しでもあなたの役に立てそうなら幸いです。

 

考えても考えてもダメ!という時は、

「考える脳番地」が疲れ切ってしまっている可能性があります。

 

そんな時は結局いくら考え込んでも良い案は思い浮かばず、

かえって時間を無駄に消費してしまうだけの可能性もあります。

 

考えてもダメなら歩いてリフレッシュ!

もし考えに行き詰ってしまったら是非試してみてください。

 

それでは今回も最後までお付き合いいただき、

誠にありがとうございました!