あかパンジー(得意げ)

俺が好きな色は黒や銀色だぜ!

男らしくてクールでカッコいいよな!

 

ロボリンちゃん

私は黄色やピンクとか、

カラフルで華やかな色が好きよ。

 

ロボット

実はこうした男女での色の好みの差は、

目の網膜の中にある「M細胞」と「P細胞」の量が関係しています。

この知識を知っておくと、商品のデザインなどをする時に

役立てることができるかもしれませんね。

 

「う~ん、新しく作る商品のデザインはどうしようかな~?」

 

既にご自分で独立してビジネスを行っている方で、

こんなことで悩んだ経験があるという方は多いのではないでしょうか。

 

売上を伸ばすためには商品の品質や性能、

そして効果的な広告も重要ですが、

デザインも見逃せない要素の一つですよね。

 

今回はそんなお悩みを解決する際に役立つ、

「男性と女性の色の好みの違い」について

解説していきたいと思います。

 

・「商品のデザインが中々決まらない!」という方

・これからビジネスを行っていく予定の方

 

こうした方にはきっと役立つ知識だと思いますので、

ぜひ読んでいただければなと思います。

 

ではでは、今回も最後までお付き合いいただけるよう、

よろしくお願いいたします!

 

男性と女性とでは色の好みが違う!?

 

M細胞とP細胞

 

実は、男性と女性とでは同じ人間ではありますが、

色の好みが全然違うんです!

 

…と言っても、あえて言うほどのことでもなく、

皆さんもそこらへんは何となく体感で分かっていると思います。

 

男性は例えば黒や青、シルバーなどの

いわゆる「寒色系」の色合いを好む傾向にありますよね。

 

ちなみに僕も黒が好きで、

よく服などを買う際もついつい黒い服ばっかり買ってしまい、

全身黒ずくめのような格好になってしまうことがよくあります。

(ファッションセンス皆無です)

 

では逆に女性はと言うと、赤や黄色、ピンクなどの

華やかな「暖色系」の色を好む傾向にありますよね。

 

同じ人間なのに、何故こうも色の好みは変わってくるのでしょうか?

それには目の中の網膜に存在するある細胞、

「M細胞」と「P細胞」の量が関係しているとのことです。

 

M細胞とP細胞とは何者?

 

切られた果物

 

ではこのM細胞とP細胞とは一体何なのか?というと

 

M細胞:光や影、動きに反応する細胞

P細胞:質感や色に反応する細胞

 

なんだそうです。

 

そして、解剖学者のエドウィン・レパードさんの研究によると

 

・男性はM細胞が多い

・女性はP細胞が多い

 

という研究結果が出たんだそうです。

 

何故男性はM細胞が多いのか?

 

男性が黒やシルバー、青などの寒色系の色を好むのは、

光や影に反応しやすいこのM細胞が関係しています。

 

では、何故男性はM細胞が多いのでしょうか?

その理由は、古くからの男性の役割にあると言われています。

 

男性というのは大昔は野や森に出ての狩りが仕事でした。

 

そのため、素早く動き回る獲物などを見逃さないためにも、

動きに反応するM細胞が発達したのではないかという説があります。

 

また、狩りを行う上で「影」というのは、

目標の居場所を知らせてくれるヒントにもなります。

 

そうした意味でも、男性は光や影、

そして動きに反応するM細胞が発達したのかもしれませんね。

 

何故女性はP細胞が多いのか?

 

では逆に、何故女性はP細胞が多く、

赤やピンクなどの暖色系の色を好むという

傾向が見られるのでしょうか?

 

女性と言うのは昔から赤ちゃんのお世話をしたり、

仲間たちとコミュニケーションを取りながら暮らしていました。

 

コミュニケーションを上手く取るためには、

相手の顔色や表情を正確に読み取ることが重要です。

 

また、まだ喋れず、身振り手振りもままならない

赤ちゃんの体調を把握するのにも、

顔色などは重要な情報源となりますよね。

 

そうした顔色などの微妙な変化を正確に読み取るために、

女性の網膜はP細胞が多くなるように進化したのではないかと思います。

 

実際、女性の方が男性よりも多くの色を判別しやすい

という話もよく耳にしますよね。

 

男性には寒色・女性には暖色が好まれる

 

仲が良い男女

 

もうすでに答えは出てしまっていますが、

一応まとめると

 

男性は光や影に反応するM細胞が多いので、

黒や青、シルバーなどの寒色系が好まれやすい!

 

女性は色や質感に反応するP細胞が多いので、

赤や黄色、ピンクなどの暖色系が好まれやすい!

 

という傾向があるため、自分の商品が男性向けなのか?

それとも女性をターゲットにしたものなのかでカラーリングを

使い分けていくのが有効だと思われます。

 

実際、男性向けの商品(例えば髭剃り用品とか)は、

青や黒のパッケージだったりしますよね。

 

…というか、よくよく思えば、

トイレの男女表記も男性用は青や黒、

女性用は赤というのが基本です。

 

こういうのも男女の色彩感覚を意識して

設定されているのかもしれませんね。

 

オマケ:資料などを作る際にも使える

 

この「男性は寒色・女性は暖色」という知識は、

商品のデザインなどを考える場合だけではなく、

プレゼンなどの資料を作る際も役に立ちます。

 

例えば、資料を読む相手が男性ならば、

変にカラフルにするよりも色の数を減らし、

シンプルなものにした方が読みやすいでしょう。

 

逆に資料を見る相手が女性の場合は、

色をふんだんに使ってカラフルで華やかな資料にした方が、

見ている側も好感が持てると思います。

 

ただし、だからと言って

↑のようにしても逆に見づらいだけだと思うので、

気を付けましょう!

 

今回の内容は以上となります。

少しでもあなたのためになったなら幸いです。

 

それでは、今回も最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました!