あかパンジー(得意げ)

今日はお前に新しい仕事を任せるぞ!

 

チンパンジー(不安)

(うう…どんな仕事だろう?初めての作業は緊張するなぁ)

 

あかパンジー(得意げ)

新しい作業って言っても、

皆大体1週間もすれば慣れるからお前も大丈夫だ!

頑張れよ!

 

チンパンジーくん

(ほっ…皆すぐ慣れるような作業なら安心かな…)

 

なかよしパンジー 怒り

(けど、「僕だけはいつまで経っても慣れない」

なんて事にはならないようにしなきゃ!)

 

皆さんどうもこんにちわ。

ロボパン編集部の須田です。

 

今回は

 

  • 新人の教育係
  • 部長などの人の上に立つ役職の方
  • 教師などの人を教育する立場の方

 

こうした方々に耳寄りな人材教育のテクニックについて

お話させていただきたいと思います。

 

例えば、あなたの周りには

 

  • いつも失敗ばかりしている部下
  • 皆が出来ている課題が出来ない生徒

 

と言った、ちょっと能力が劣っている人…

そんな方はいませんか?

 

ちなみに、実は僕もそんなちょっと能力の低い人物の一人で、

中学校の頃などは数学のテストで100点中20点という

中々お目にかかれない点数を叩き出し、

先生と両親の頭を悩ませたこともありました。

(しかも受験シーズンの3年生の時だから尚更酷い)

 

こうした僕のような能力の劣る人というのは、

ぶっちゃけ教育する側の人間からしてみれば

「どう教えて良いのか分からない!」と困惑してしまうことも

少なくないのではないかと思います。

 

今回はそんな能力が低く、

自分に自信がない人が奮起し、

普段以上の実力が出せる!

 

そんな効果を簡単に得ることが出来る

「魔法の言葉」についてご紹介していきたいと思います。

(ちょっと大げさかもしれませんが…)

 

  • 部下が中々仕事が上手くできなくて困っている
  • 中々成果の出ない生徒がいて、どう教えたらいいのか分からない

 

そんな方は是非、今回ご紹介する方法を試していただきたいと思います。

(誰でも簡単に実践できる方法です)

 

それでは、次の項目からその魔法の言葉についてご紹介していきたいと思います。

 

やる気と能力を上げる魔法の言葉は「皆できている」

 

「皆が出来ている」

 

早速ですが今回ご紹介する魔法の言葉のネタばらしをしてしまいます。

 

自信や能力がない人のやる気を上げ、

いつも以上の能力を発揮させる言葉。

 

それは「皆できているから君もできるよ」です。

 

…魔法の言葉、なんて大げさに言った割には、

意外と月並みな言葉ですよね。

 

このブログをわざわざ読んでくださっている方の中には、

「そんなんでやる気や能力が上がったら苦労しねーよ!」

お怒りになられる方もいらっしゃることと思います。

 

しかし、これは別に僕がブログのネタがなくって

適当なことを書いているわけではありません!

(信じてください)

 

というわけで何とか信用してもらいたいので、

この魔法の言葉によって能力が上がったという事例を

次の項目でご紹介していきたいと思います。

 

二つの言葉をかけての実験

 

アリゾナ州立大学のスーザン・ピーターソンさんは

212人の被験者に対しある実験を行いました。

 

その実験というのは、バラバラのアルファベットを見せ、

そのアルファベットの中から英単語を完成させるというものです。

 

その時のアルファベットは14文字もあり、

かなり難しいテストとなりました。

 

しかし、そのテストを始める前にスーザンさんは

「他の人たちに同じテストをさせたら、ほとんど正解だったからあなた達も簡単にできると思います」

という言葉をかけました。

 

先ほど紹介した魔法の言葉に当たる言葉ですね!

 

そしてテストの結果はというと、

スーザンさんの宣言通り、

多くの方が正解することが出来たそうです。

 

しかし、今度は別の人たちが同じテストをする時に

「他の人たちに同じテストをさせたら、ほとんどの人が分からなかったので、あなた達にも難しいかもしれません」

という最初のグループとは逆の言葉をかけました。

 

すると、これもなんと宣言通り、

ほとんどの方が正解を導き出すことは出来なかったそうです。

 

何故言葉一つで結果が変わるのか?

 

何故事前にかけた言葉一つでこうも結果が変わってしまうのでしょうか?

 

人間は誰でも失敗することに対して抵抗感を感じるものです。

 

何故なら、失敗するということは

すなわち自分の能力の低さを露呈してしまうことにつながり、

周りからの評価も落ちてしまうことになってしまうからです。

 

しかし、事前に

「これは難しいから上手く行かないかもしれない」という

言葉をかけられてしまった場合、

「難しいのだから失敗してもしょうがない」という

保険が心にかかってしまいます。

 

そのため無意識のうちに手を抜いてしまうので、

良い結果を出すことが出来ない場合が多々あります。

 

しかし「皆できているから君も大丈夫だ」という言葉の場合、

「皆が出来ているのならそう難しくない」という安心感と同時に、

「皆が出来ているのに自分は出来ないという結果は避けたい!」という

プレッシャーもかかることになります。

 

その結果課題に対する取り組みにも必死さが生まれるため、

結果も良い結果が出やすくなるのでしょう。

 

たった一言でも、与える影響はこうまで変わってくるわけですね。

 

まとめ

 

やる気

 

この方法は、部下や生徒などに新しい仕事・課題をやらせる前に

一言付け足すだけでいいので簡単に実践することができます。

 

さらに、言うだけなのでお金も一切かからない!

あなたも是非騙されたと思って試して欲しいと思います。

 

それでは、今回はこれにておしまいです。

 

最後までお付き合いいただき

誠にありがとうございました。