今回は規制の固定概念に囚われずに、
物事を違う視点から見る考え方「リフレーミング」について
紹介していこうと思ってるわ。
このリフレーミングを応用した考え方は
ビジネスを成功に導くための手助けになると思います。
ぜひあなたもマインドセットの一つに加えてみてください。
皆さんどうもこんにちわ。
ロボパン編集部の須田です。
突然ですが、皆さんは
「リフレーミング」という言葉を
ご存知でしょうか?
リフレーミングというのは心理学の用語で、
簡単に説明するなら
- 「物事に対して自分が持っている枠組みを取り払って考える」
- 「視点を変えた見方」
- 「逆転の発想」
と言った意味になります。
僕自身も最近知った言葉なのですが、
このリフレーミングの考え方は
ビジネスを行っていく上でかなり重要で、
色んな事に応用できるのではないかと思ったので、
今回はこのリフレーミングについてお話しようと思います。
このリフレーミングを意識することで
- 苦しい状況でも前向きな気持ちになれる
- 柔軟な発想力が身に着く
- マイナスの状況をプラスに変えることが出来る
と言ったメリットがあると思います。
これから起業しようという方はもちろん、
「どうも自分は頭が固いかもしれない…」と思っている方は、
是非読んでみてください。
このページの目次です。
リフレーミングの発想はビジネスのどんな所で役立つの?
1:逆転の発想でマイナスをプラスに変える!
リフレーミングの何がすごいって、
やっぱりマイナスの状況をプラスに変えるような
逆転の発想を思いつける考え方であることだと思うんですよ。
アメリカのラスベガスにある
「フリホレス&グレスカス・グリルド・タコス」という
タコス屋さんでは、過去に面白いCMを作りました。
そのタコス屋さんでは過去に強盗に入られたことがあり、
強盗はガラスを割って店内に侵入し、
レジのお金を盗んで逃げたそうです。
しかし、そのタコス屋さんのすごいところは、
強盗に入られたという痛ましい事件を
「CMに活用できないか」と考えたところでした。
そして、そのタコス屋さんでは
その事件の当時の防犯カメラに残っていた映像を利用して
強盗が店内を物色しているシーンに
「彼は必死になってタコスを探しています」という
ナレーションを付ける。
強盗がレジを漁っているシーンを
「彼はレジの中にタコスがあると判断したようです」と解説する。
最後に「タコスが彼にこのような行動を取らせたなら、その責任は私達にあります」と
これでもかと言わんばかりにタコスアピールをする。
…というCMを作ってしまったそうです。
そしてそのCMはたちまち反応を呼び、
お店の売上も結果的にアップしたそうです。
お店が強盗に入られたなんて事実は、
普通なら隠してしまいますよね。
しかし、リフレーミングの考え方を意識すれば、
こうした痛ましい事件もプラスに活かせないか?
と考えることも可能なのだと思いました。
(このタコス屋さんがリフレーミングを知っているかは分かりませんが)
マイナスをプラスに変えるリフレーミング的な考え方、
これはビジネスを行う上で重要ではないでしょうか?
2:辛い状況でも前向きな気持ちになれる
前述のタコス屋さんのお話からも分かりますが、
何か都合が悪いことが起こったり、
不幸なトラブルに見舞われた場合でも、
アイディア次第ではプラスに転じることが可能なんです。
何だかそう考えると、
「辛い状況でも逆転の芽はあるんだ!」と
希望が持てるようになり、
苦しい状況でも逆にそれを利用しよう!と
前向きな考え方が出来るようになると思います。
リフレーミングの考え方を取り入れることで、
トラブルに見舞われた時にくよくよ落ち込む無駄な時間も
前向きにとらえて次に活かそう!と考えることができるので、
まさに一石二鳥と言えるのではないでしょうか。
3:実際にコピーライティングとかでも役立つ
このリフレーミングという言葉を知ってから、
改めて考えると僕自身もリフレーミング的な行動を
していたことがあったなと思いました。
それは、あるサービスの広告を出そうとしていた時のこと、
「うちは全国展開しているような大きな会社と違って、県内でしか展開してないな~…」
と悩んでいた時のことでした。
何とか大手企業と違った強味を広告に書きたい!
と思って色々頭を捻った結果
「県内限定と出張範囲を狭くしているからこそ、すぐに対応することが出来ます」
という風に強味を打ち出したんですよね。
実際は全国展開している大手企業さんだって、
各地に営業所があるんだから対応速度は変わらないと思うのですが、
物は言いようでこうしてみると何だかそれらしい理由になりますよね。
これも一種のリフレーミングの一つだったのかな?
と今にして思います。
リフレーミングの発想はコピーライティングなどでも活かすことが可能です。
4:商品開発やキャンペーンなどにも応用可能
リフレーミングの考え方はコピーライティングのみならず、
実際の商品開発やキャンペーンを打ち出す際などにも活用できます。
例えば、格安で売られているワケあり商品というのは、
本来使用しても問題はないけど商品としては出せない品質の物を
上手く活用した素晴らしいアイディアだと思います。
また、よく聞く
「間違って大量に発注してしまい、何とか処分したいので安売りします!」
というキャンペーンも、ご発注という手痛いミスを
キャンペーンへと昇華したリフレーミング的な発想の勝利だと思います。
商品開発やキャンペーンなどにも使えるとかすごすぎませんかね。
リフレーミングについてのまとめ
既存の固定概念を取り払い、
別の視点から物事を捉えるリフレーミングの発想は、
マイナスの状況をプラスに変えることも可能です。
「マイナスがプラスに変わるんだったらもう人生プラスしかねーじゃん!?」
と考えるとけっこうすごいことのように思えます。
(まあ全てのマイナスをプラスに変えれるわけではないと思いますが…)
このリフレーミングという言葉、
是非あなたも胸の内に留めておいてくれればと思います。