ロボット

今回はバタフライ効果という概念を元にした、

将来のリスクを回避するためのマインドセットの話です

 

ロボリンちゃん

ほんの些細な出来事が後々になって

大きなトラブルに発展してしまうことも多いわ。

行動・決断の前に、その決定によって将来どんなことが起こるか?

立ち止まって考えてみるのが大事ね。

 

今回はビジネスを行っていく上でのテクニックではなく、

精神的な部分、いわゆるマインドセットについて

語っていきたいと思います。

 

マインドセットというのは一言で言ってしまえば

「心構え」のようなものだと思ってください。

 

マインドセットというのは人によってどんなマインドセットが必要か違ったり、

人によってはそもそもマインドセットなんて必要ないという方もいます。

 

なので、今回の話も人によってはいらない・不必要という場合もありますし、

「何言ってんだこいつ?」と思う方もいると思います。

 

なので、変に感じたらすぐにブラウザバック推奨です!

(以下本編に移ります!)

 

…ビジネスを行っていく上で、

先のことを見越して行動することはとても大事なことです。

 

その場では何の気なし言ったことややったことが、

もしかしたら将来とんでもないトラブルになって帰ってきてしまう…。

という可能性もないではありません。

 

というわけで、今回は「バタフライ効果」を元にした

未来の危険を回避するためのマインドセットをご紹介していきたいと思います。

 

よかったら、あなたのビジネス成功に役立ててください。

 

バタフライ効果とは?

 

バタフライ効果を思考に取り入れよう

 

まずはバタフライ効果についての説明です。

 

バタフライ効果というのは本来は力学などの世界で使われていた言葉のようですが、

今では「些細なことが原因となって、後々大きな出来事に発展していく」

という意味の言葉として使われることも多くなってきました。

 

バタフライ・エフェクトとも呼ばれていますね!

 

よくタイムスリップ系の映画や小説、漫画などで

このバタフライ効果の概念は用いられています。

 

日本のことわざにも同じような言葉がある!

 

「些細なことが後々大きな事柄のきっかけになる」

という意味のバタフライ効果。

 

実は日本のことわざにも同じような言葉があります。

それは「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざです。

 

一見すると、「何で風が吹けば桶屋が儲かるの?関係ないじゃん?」

と思ってしまうようなことわざですよね!

 

僕も初めてこのことわざを耳にした時は

「意味分かんね」と思わずつぶやいてしまいました。

 

しかし、この「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざ、

どういう由来でできたのかと言うと…

 

1:風が吹くと砂埃によって目を病む人が増える

2:目を病んだ結果失明してしまう人が増える

3:失明してしまった人達は音楽で生計を立てるため、三味線を習う

4:三味線を作るために材料である猫の皮の需要が高まる

5:猫が乱獲されたことによってネズミが増える

6:ネズミはよく桶をかじるため、桶が壊れるので桶の需要が高まる

7:結果的に桶屋が儲かる

 

というストーリーがあるそうです。

 

何だか筋が通っているようでこじつけのような気もする…。

そんな由来ではありますが、「些細な事が後に起こる何かのきっかけになる」

という点はバタフライ効果と共通した思想を感じますね。

 

バタフライ効果を思考に取り入れる

 

考える外国人

 

このバタフライ効果の発想を思考に取り入れることによって、

将来のリスクを事前に察知し、回避することができるのではないか…

と僕は考えています。

 

何かの物事を決断する時や、

何か行動・発言をする時。

 

実際にアクションを起こす前に、ふと立ち止まって

 

・この決断を下せば将来的にどうなるだろう…

・この行動をすれば相手はどういうリアクションをするだろうか…

・この意見を相手に伝えると、相手はどういう気持ちになるだろうか…

 

というのを事前に考えておくことで、

不意に予期せぬトラブルに巻き込まれてしまうことを防げると思います。

 

未来を予測せずに失敗してしまった例

 

今にしてみれば僕自身、事前に未来を予測せずに行動・決断してしまって

「失敗した~~~!!!」と思うような体験はたくさんありました!

 

例えば、僕が長野で不用品回収のビジネスを行っていた頃の話です。

 

当時は作業の役割分担などの関係などもあって、

お客様からの無料見積もりに行くスタッフと、

実際に作業をしに行くスタッフが違うということがよくありました。

 

そして、僕が作業担当の時に限って

 

1:見積もりスタッフ:「大した作業じゃないから楽だし、お客様にも安めの額を伝えておいた」

2:僕:「よっしゃ!速攻で終わらせてくるわ!」

3:実際に現場を見た僕「めっちゃ大仕事じゃねーか車に全部詰めれねーよ!」

 

ということが何度もありました…。

 

当時は起業もしたばかりでノウハウもなく、

手探りの状態だった…というのは完全に言い訳ですが

 

・あらかじめ誰がいつ作業担当なのか?日程表を作る

・せめて見積もりは2人以上で行く

・お客様の荷物の写真などを撮らせてもらう

 

などなど、できる対策はいくらでもあったと思うし、

事前に少し立ち止まって考えることによって、

その程度のトラブルは事前に察知することができたのではないか…と思います。

 

(てかその程度の初歩的なこともやってなかったんですよね…ハズカシイ)

 

その他にも「この程度のことを事前に予測できなかったのか~~!!」

頭を抱えてしまったことはたくさんあります。

(ありすぎてこの場では紹介しきれないくらいです。)

 

こうした過去の失敗もあって、

何かやる前にまずは未来予測!

…というのが大事だと感じるようになりました。

 

都合の良い予測はしない!

 

危険!

 

バタフライ効果を思考に取り入れ、

未来予測をする時に気を付けなくてはならないことがあります。

 

それは、「都合の良いことが起こるとは考えない」ということです。

 

例えば、過去の記事で

 

・見込み客に広告を見せた場合、1~2%の人が商品を購入してくれる

・商品を購入してくれた人の10~30%の方がリピーターになってくれる

 

という内容をご紹介しましたが、

この場合は最低値の1%と10%で考えます。

 

(この割合に関しては、詳しくはこちらの記事をどうぞ)

 

都合の良い想像である2%や30%の方を基準にして物事を考えていると、

もしそれ以下の結果が出た時の精神的ショックも大きくなりますし、

大幅な計画の変更を余儀なくされる可能性もあります。

 

また、その希望的観測を元に取引相手やお客様に調子のいいことを言ってしまうと、

もし上手く行かなかった時に必要以上に相手を失望させてしまう可能性も大です。

 

それよりだったら、最低値を基準に考えておけば、

それ以下の結果になることも少ないのでショックを受ける可能性も少なく、

計画が悪い方向に狂ってしまうということもありません。

 

それどころか最低値以上の結果が出た時は

 

「お!やったぜラッキー!」

 

と幸せな気持ちになってやる気やテンションも上がります。

 

また、最低値や最悪の事態を想定しておいた方が、

事前に何か対策を立てることができるかもしれません。

努力をして改善する余地が生まれるのです。

 

ちょっと後ろ向きな考えと取られるかもしれませんが

 

・最低値を基準に物事を考える

・何か問題が起こるのではないか?と考える

 

というのを念頭に、未来予測をするのがいいのではないかと思います。

 

…今回は長々と精神的な話をしてしまいました。

 

もし「つまんねー話しやがって!」という方がいたら申し訳ありませんでした!

と、思う反面、もし何かのヒントになったなら僕も嬉しく思います。

 

ではでは、今回はこれにて終了です!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。