ロボット

何か新しいアイディアを考えようとしている人は、オズボーンのチェックリストを使うようにしましょう。

ロボリンちゃん

普通の人でも天才と同じような発想力を得るために考え出されたノウハウなので参考になるわよ。先人の知恵を借りるとは、まさにこのことね。

 

  • 新商品を開発したい
  • 新しい企画を立ち上げたい
  • 今現在の商品を改良したい

 

このような悩みを抱えていませんか?

 

「自分はひらめきや直感が苦手だから、新しいものを作り出せない人間なんだ」

なんて悲観的に思ったりすることもあるかもしれません。

 

しかし、ブレインストーミングの発案者であるアレックス・F・オズボーン氏が作り出した「オズボーンのチェックリスト」を使うことで新しいアイディアを得ることができます。

 

というわけで、今回は「オズボーンの9つのチェックリスト」について触れていきたいと思います。

新しいアイディアが沸かずに苦しんでいる方は、常にこのチェックリストを持ち歩くことで悩みが改善されやすくなることでしょう。

 

また、商品の開発だけではなく「作業の効率化」などにも使うことができます。

「考える」という作業を効率化できるので、後の作業が楽になるはずです。

 

オズボーンのチェックリストとは?

オズボーンのチェックリストとは?

オズボーンのチェックリストとは、

「天才ではなく普通の人」

が、画期的なアイディアを生み出すために考案されました。

 

何か新しい商品やアイディアを考えるときは、自分の中で次の9つの質問を投げかけてみましょう。

 

・拡大したら?(拡大)

・縮小したら?(縮小)

・組み合わせてみたら?(統合)

・似たものは無い?(応用)

・配置を変えてみたら?(置換)

・他に使い道は?(転用)

・逆にしてみたら?(逆転)

・代わりのものはない?(代用)

・変えられる箇所は?(変化)

 

 

このように質問することで、新しい商品が見えてきます。

※いわゆる天才と呼ばれる人達は、頭の中で無意識に上記のような質問を投げかけていたりします。

 

また、この質問は更に細かく分けることもできます。

 

拡大したら?

 

小さな商品を大きくするだけではなく、

「短い時間を長くする」

「少ない使用頻度を多くする」

「耐久面を強化する」

「とにかく数を増やしてみる」

 

などなど「特徴的な部分を更に極端にする」という使い方もできます。

 

縮小したら?

 

拡大の逆になります。

こちらも商品の大きさだけではなく、時間や頻度、耐久や数など様々なものに応用ができます。

 

組み合わせてみたら?

 

既存のもの同士をくっつけて新しいものにする手法です。

結構簡単にできるので有名かもしれませんね。

 

例えば「リンスインシャンプー」などもこの手法が当てはまります。

 

メジャーなところだと、スマートフォンなどは色んな機能の集合体といえます。

 

また、機能だけではなく「目的」や「アイディア」で組み合わせることもできます。

 

泳ぐ目的と映画を観たい!という目的を組み合わせた結果、
海の中にある映画館が出来ました!みたいな(適当)

 

似たものはない?

 

0からアイディアを考えるのは大変なので、素直にライバルの作品を参考にするのも大切です。

ビジネスでも競合分析は重要ですよね。

 

しかし、参考にしすぎて「パクリ」と言われてしまうと目も当てられないので加減には注意しましょう。

 

配置を変えてみたら?

 

順番や順序などを入れ替えることができないかを考えます。

こちらも形だけではなく考え方などの要素を入れ替えることもできます。

 

他に使い道は?

 

今の商品やサービス、考え方が他のことにも使えないかを考えます。

物干しざおに穴をあけて水を流せば、植物に水を与えるシャワーのような役割を果たせるかもしれません。(ホースでやれよ という話は置いておきましょう)

 

逆にしてみたら?

 

思い切って方向性を逆転させてみるのはどうなのか、と考えます。

 

本来は守るべきものを攻撃的にしたり…

恥ずかしいものをオープンにしたり…

 

逆転させるだけでいいので楽に使うことができます。

 

代わりのものはない?

 

  • 代わりに使える素材はないか?
  • 他に適した人はいないのか?
  • 他の手法でもいいのではないか?

 

など、今の常識を疑う考え方です。

上手くハマれば作業を効率化できます。

 

変えられる場所は?

 

色や音、鳴き声や見た目、味や触感などなど、

商品に関係している要素を分解してみて、他のものに置き換えることが出来ないかを考えてみます。

 

思い切ってまずそうな色の料理を作ってみたり、鳴き声がおじさんの猫を作って見たりなど、色々な組み合わせがありそうです。

 

まとめ

閃き

アイディアに詰まった時は、今回の質問を利用することで脳のエネルギーの消費を抑えながら発想することができるようになります。

 

そうすることで、もっと大事なところに労力を割くことができるようになります。