きぱんじーくん

下手に真実を隠すよりも、堂々と公開してしまったほうが好感度が上がる場合があります。

 

ロボット

例えば、天然の果物は防腐剤が使われていないので腐りやすいです。しかし、だからこそ「新鮮」ともとれますよね。

 

「この果物はすぐに腐ります」

 

このような宣伝文句を見かけたことがありますか?

 

こんな言葉を目にするたびに

「なんだか自虐的だなあ」

と笑ってしまいそうになりますが、
実は結構効果的な手法だったりします。

 

むしろ、下手に表現を過剰にして
誇大広告をうつくらいなら

自虐ネタに走ったほうが
かえって上手くいく場合があります。

 

そんなわけで、今回は

「自虐フレーズが人を惹きつける理由」

についてご紹介したいと思います。

 

今回の記事を読むことで

「広告は必ずしもメリットを伝えなければならないわけでは無い」

と言うことがわかると思います。

 

それどころか、

「欠点」を長所に変えることができるので
もし商品に負い目を感じることがある場合は
一度検討してみるようにしましょう。

 

上手くハマれば、きっと売り上げが伸びることでしょう。

 

欠点を晒した方がマシなケースもある

デメリットを伝えたほうが好感度が上がる場合も

商品を売る時に

「欠点を伝えたほうが信頼感が高まる」

場合があります。

 

以前、あえて悪いところを伝えることで
成約率を上げる手法をご紹介しました。

 

※両面提示についてはこちらの記事をご覧ください

 

※「弱点を利用してお客さんから信頼を得る方法」についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

以前にご紹介したノウハウは、
どちらかと言えば

 

「本来はデメリットになっていないようなものを、
デメリットとして伝える」

というようなノウハウでした。

 

無理やりデメリットを作り出すわけです。

 

「品質が良くて手作りなので、納期が遅れます」

とか

「この掃除機は見た目が悪いですが、性能はピカイチです」

とか、どうでも良いデメリットを伝えるわけです。

 

しかし、今回のノウハウは

「この果物は3日で腐ります」

と言ったように、

 

「どうにもならないようなデメリットを抱えている場合」
などに使うことができます。

 

新鮮なものが好きな人を狙う

 

例えばすぐに腐る果物の場合は、

 

「すぐに腐る」

「新鮮」

「防腐剤を使っていない」

 

と言うことがわかります。

 

なので、オーガニックが好きな方などに
強くアプローチできるかもしれません。

 

なので、

「この果物は3日で腐ります」

「だからこそ新鮮なんです」

「もちろん防腐剤は使用しておりません」

と伝えてみると良いでしょう。

 

 

要するに、どうしようもないデメリットを抱えている商品の場合は

「いっそのことターゲットを極端に絞ってしまう」

のも手段の1つです。

 

新鮮なものは腐りやすい

というのは自然界では当たり前なので、

逆らいようがありませんよね(笑)

 

そのような場合は積極的にアピールしていきましょう。

 

好感度も上がるかもしれない?

好感度

 

基本的には、広告は

「自社の良いところ」

をアピールするように作られています。

 

これは、色んな会社のホームページを見てもわかります。

 

正直、消費者もそのことが分かっているので

  • 「相見積もり」を希望したり
  • 「露骨な誇大広告」を避けたり

するような行動も見られるようになってきました。

※試しに知り合いの業者さんに「最近相見積もりはありましたか?」と聞いてみてください。

 

このように、消費者も賢くなってきているからこそ

「あえて真実」

を話すことで好感度が上がる場合もあるんですね。

 

「ああ、この会社は嘘をつかないんだな」

と誠実な印象を与えることができます。

 

弱点を晒すことで相手と仲良くなる自己開示に似ていますね。

※自己開示についてはこちらの記事をご覧ください。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

いつもに比べて

「限定的」なノウハウになってしまいました。

 

しかし、少し工夫をするだけでも

・自然派の商品

・効果を重視する商品

と幅広く使用することができます。

 

なので、

「どうしようもないデメリット」

を抱えている人は是非一度検討してみましょう!