あかパンジー(得意げ)

えー!? ロボリンちゃんってまだ恋愛もしたことがないの!? 今どきの子は皆やってるよ!

 

ロボリン 怒り

うるさいわね! アンタには関係ないでしょ!

 

数日後~

 

ロボリンちゃん

(恋愛心理の本でも買ってこようかしら・・・)

 

 

「えー!? まだ〇〇してないの!?」

「皆やってるよ! 当たり前のことだよ!」

 

このように説得している人を見かけたときはありますか?

 

「皆がやっている」と言われると、
根拠が無いのにも関わらず信じてしまいそうになります。

 

実はこれには

「ある心理」

が関係していたりするんですね。

 

 

そんなわけで今回は

「他人のプライドを刺激して、商品を購入してもらう方法」

についてご紹介したいと思います。

 

この法則を覚えておくことで、
自社の商品をアピールしやすくなるかもしれません。

結果的に、商品が認知されやすくなるので
売上アップに繋がることでしょう。

 

また、人間の心理を利用したノウハウになるので、
絶対に悪用しないようにしましょう。

 

プライドを刺激することで商品が売れやすくなる?

他人のプライドを刺激する広告文の作り方

つい最近、こんな出来事がありました。

 

なんとなくネットサーフィンをしていたところ、

「経営者が知らないと恥ずかしい〇〇のノウハウ!」

を見かけたんですね。

 

自分は無意識のうちにその広告をクリックして
内容を確認しに行きました。

 

しかし、書いていた内容は
「本当に経営と関係があるのか?」
と疑ってしまうような内容だったんですね。

 

でも、その時に気が付いたんです。

 

「はっ! なぜ自分はこの広告をクリックしたんだろう!」と。

 

「自分から見たくせにブツクサ言うのはどうなんだ」と思ったわけです。

 

 

そして、少しの間考えた結果、

「上手にプライドを刺激されていたんだな」

と言うことがわかりました。

 

仕掛けられたカラクリは次の通りです。

 

〇〇なのに〇〇じゃないってヤバくないすか?

〇〇なのに〇〇じゃないのはヤバいですよ?

 

と言ったように、知らないうちに

「知らないほうが恥ずかしい」

という圧力をかけられていたんです。

 

実はこれ、ビジネスでも「よく使われている手法」でして

 

  • 「あいさつができるのか」を見れば家庭のレベルがわかる
  • この問題を解けるかでIQがわかる
  • 子供の服装を見ただけで家庭の貧困の差がわかる
  • 字の綺麗さを見ればその人の性格がわかる

 

このような使われ方をしています。

 

もしかしたら、見かけたことがある人も
いるかもしれません。

 

 

あのような宣伝文句は全て

「他人のプライドを刺激して行動を促す」

といったのが狙いです。

※中には真面目に言っている人もいるかもしれません。

 

高学歴の人を集めたければIQや偏差値という単語を出します。

お母さんやお父さんを集めたければ「子供の〇〇で」と広告で伝えます。

 

殆ど関係の無い情報同士だったとしても、
プライドを刺激されるだけで、無意識のうちに情報を結び付けてしまうわけです。

 

※そもそも、僕は線をまっすぐ引けないという身体的な特徴があるのですが、
それだけで「字を見れば全てがわかる」と言われたらシャレにならんです(笑)

 

※人が2つの情報を勝手に結びつけてしまう心理をクレショフ効果と言います。

 

このように

 

〇〇を見れば〇〇なのが分かります

 

と、宣伝することでプライドが高い人に対してアピールすることができます。

※プライドが低い人に伝えても「へー」で終わりますよね。

 

社会的証明の心理を利用している?

 

今回のノウハウに関係する心理は
複数あるとは思いますが、

代表的なものを挙げると

「社会的証明の心理」

になります。

※詳しい内容についてはコチラの記事をご覧ください。

 

ざっくりと説明してしまうと

「人は他人と同じじゃなきゃ恥ずかしい!」

「皆が選んでいるものだから、良いものに違いない!」

と無意識に思い込んでしまう心理です。

 

このような心理があるため

「皆やってるよ!」

「〇〇を知らないなんて〇〇のレベルがわかるようなもんだよ!?」

と言われてしまうと、
ついつい反応してしまうんですね。

 

なので、今後根拠も無しに

「〇〇しないのは恥ずかしいことなんだよ?」

と言ってくるような人がいたら、
真っ先に「何か仕掛けられている」と疑うようにしましょう。

 

そうすることで、僕みたいに
振り回される危険性が無くなります。

 

また、広告の宣伝に使う場合は
しっかりとした根拠があるなら問題ないかと思います。

 

もしそうじゃなければ、ただの詐欺になってしまいますから(笑)

 

というわけで、今回の記事はこの辺で終わりたいと思います。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。